Additional pages

Additional pages

2019年5月12日日曜日

郡上美並 サツキマス釣行

ご諸兄各位殿


天気図を見ると日本付近には高気圧のみ。

等圧線の間隔も広く、これなら風も無いでしょう。
本流竿が存分に振れます。
そして、ここ暫くは雨も無く・・・

こりゃ、行くしか無いでしょう、サツキマス釣り!



<サツキマス釣りの真髄は?>

結果、釣れても・釣れなくても、
当の本人が「サツキマスを釣りに行くんだ!」と思えば、
それはもう、立派なサツキマス釣行。

・・・とさせて下さい、だって、難しいンです。


しかし本人は至ってその気なンです。

小生のいつものチンケなたも網。
直径25cmでは、そこに入るサツキさんも窮屈かろうと、
わざわざ38cmのたも網を腰に携えて。

・・・写真では、その影の異様な大きさが。


半ヒネリぶしょう付けで糸をメタル穂先に結わえるのですが、

「あれ?
 何だか糸がいつもより太すぎるぞ??」

通常の渓流釣りでは糸0.3号を使用する小生ですが、
サツキマス釣りには0.7号を。

それ以上に、今朝の糸は太いような・・・

「あ~、これ。
 昨年の晩秋は犀川のニジマス釣りで用意した仕掛けだ。
 まあ、良いっか・・・」

人間、歳を取ると、あきらめが早いと申しましょうか、
面倒くさいことには屁理屈を付けて、
ミョ~に自分自身を納得させてしまいます。

「どうせ釣れればオオモノ!糸が太けりゃ好都合!」

・・・たも網に拘ったンだから、もう少し「丁寧」に行きなよ。
本ブログを書きながらの反省は、自分自身に言い聞かせ・・・



<細かなセッティングが重要ですね>

2年前の夏。
このポイントでサツキマスでは無いですが、
自己記録は36cmのアマゴさんを揚げています。


左から右へ長良川の激しい流れ。

東海道本線は長編成コンテナ貨物、EF66機関車の二重連です。
当方も手持ちで一番重い、B4号ガン玉の二重連にて。

右からの振り込みで、着水後に竿は右へターン。
仕掛けの沈み込みに合わせて、徐々に穂先を上げます。

繰り返し、繰り返し・・・目印の位置を微調整して。


「・・・そうなんだよな、ここ最近の釣果不調。
 この丁寧さ加減が足りないンだよな、きっと。
 中途半端な経験から、現場をパッとみて、設定を決めちゃって。
 その後は余り調整をしないからな~・・・ 」

そんな振り返りに思いを巡らしていると、アタリです!
若干、間を置いて、アワセます。

OK、しっかりと掛かりました!

早朝の斜陽で川底はまだ薄暗く、
それでも、見え隠れは白い銀影!

でも・・・
「引きの手応え、お外道様では無いけれど、
 これは20cm台の後半かな??サツキさんでは無いな。」

太糸を良いことに、強引に浮かせます。
長良川の早い流れ、その水面をコロがして。


<ギョ、ギョ、ギョ~、エグイっす>


大きなたも網に収まったのは尺未満のアマゴさん。

ただ、よく見てみると、お口から何かが・・・
お魚の尾ヒレ??

試しに、恐る恐る、
そのお口から出ている尾ヒレを引っ張ってみると・・・


小魚が出てきました・・・
当方のエサはミミズさん、その針はもっと奥の喉に。

??エサのミミズを食べてから、この小魚を食べた??
??それとも、針が喉に引っ掛かり、ゲロをされた??

いずれにしても、誠に食欲旺盛、
でっぷり太めなデンデン・アマゴさん、
弱肉強食の自然界を垣間見て・・・グロです。



<それよりも、粗忽を直さなければ>

その後はとんと、アタリも遠のいて・・・
ポイントを百mほど下流の早瀬に移します。

河原を歩いての移動。

一昨日の庄川はナイロン・ウエーダでしたが、
本日は暑くなるとの予報から透湿ウエーダに衣替え、
長靴が靴に代わって歩きやすいです。

ただ・・・調子をコイていると、
乗った河原の小石の山が崩れ、すってんころりん。

すぐ横は長良川の激流!

歳の割には研ぎ澄まされた、我が反射神経!
咄嗟に岸側へ体を倒し・・・

しかし、この場に至って一瞬、頭をよぎったのが、

”高かった本流竿、それを折っては一大事!”

手に持つ竿を上に挙げ、代わりに、肘を河原の石で強打です。。。

・・・も~、バカですね~、ほんと。





<今回もご容赦を>

いつもは小生、釣行ポイントの写真・ランドマークを記すのですが。

・・・いえ、重ねて申し上げます。
誰かのように、決して「浮気のアリバイ工作」と言う訳では無いンです。

故あって、風景写真も少なく、今回もご容赦下され。




<データ>
5月11日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村8.5号
       ・糸 1.5号トオシ 10m
       ・糸 0.7号トオシ  9m
       錘 B4号×2個~B3号
釣果    :アマゴ 27cm 1匹
       ウグイ 6寸   2匹
気温    :12~26℃  
天候    :快晴
表層水温 :12℃


お天気が良いと気分も晴れやか。
お洗濯・洗い物も捗ります!

・・・しかし、肘が痛い。













6 件のコメント:

  1. こんにちは!
    でっぷりと太った良型アマゴ、おめでとうございます!
    狙いは、サツキでもその大きさなら満足したのではないでしょうか?
    ところでサツキは長良川で釣れ出してますか?
    九頭竜川のサクラマスは新聞で情報が見られますが・・・。
    今年は、雪も雨も少なかったので遡上が心配ですね。
    今後に期待しています。

    返信削除
    返信
    1. アサシンさん、こんにちは。
      実はその情報が少なくて・・・
      岐阜市内ではポツポツと揚がっている様子です。
      戦果無き毎年での挑戦ですが、今年は今少し粘ってみます!

      削除
  2. こんにちは。ここで釣れるアマゴはみんな太っ腹ですねー。長い瀬からムシの供給が豊富なんでしよう。今年こそは!!期待してます。私は連休前に神崎川の帰り、バイクで転倒事故して両膝、肘酷い擦り傷で愛用の長竿もバキバキで...しばらく本流釣りはお預けです。私のぶんまで頑張ってください。楽しみにしてます。

    返信削除
    返信
    1. Morikyuさん、こんばんは。
      ポイントのご指南、改めてお礼を申し上げます。
      今回もB釣座からの釣果でした。その横のC釣座からはウグイさんが。
      Dには写真のようにご同輩が居られ、やむなくEへ向かう途中に、すっころびました。。。
      Morikyuさんもバイクでコケられ・・・お大事にして下さい。
      本命のA釣座ですが、対岸に行く必要があり、いつも敬遠してしまいます。
      次回は迂回してでもAにて、竿を出してみます!
      ありがとうございました。

      削除
  3. こんばんは、本命でないにしろ良型おめでとうございます。本流お似合いですね!ってゆうか本流釣りの素質があるかも〜

    返信削除
    返信
    1. オロロンさん、こんばんは!
      暖かい九州。
      GWの球磨川支流の川辺川はご機嫌だったと推察申し上げます。
      当方は見ての通り・・・寒い雨、釣果はウグイさん一匹のGWでした。
      ここに来て、ようやく、会心の一匹が出ました。
      この勢いに乗って、初夏に突入です!

      削除