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2019年5月19日日曜日

新緑の風薫る~馬瀬川上流 川上釣行

ご諸兄各位殿


せせらぎ街道が郡上 吉田川と別れを告げて、
馬瀬へ登る坂本トンネル近辺。

その夜道は霧雨でした。

道の駅はパスカル清見、一夜が明けると・・・


河原の砂はしっとり濡れていますが、馬瀬川は減水気味。
それでも濡れた緑は、目に清涼感を与えます。

少し涼しい、爽やかな山の朝。


<ご無沙汰です>

昨年も年券を購入した馬瀬川上流でしたが、
どうでしょう、訪れたのは3回くらい?
木曽の渓に魅せられて、代わりに足が遠のきました。

その少ない回数のもう一つの理由が・・・
昨年は思うように釣れませんでした。

今から行こうとしている川上(かおれ)は出合橋の上流、
釣果はウグイさんばかり。

真夏であったことも理由でしょうが、狂ったような雨の多かった昨夏。
渓相は変化、川には砂が多めに。


今年はどんなご様子なのか・・・



<渡河、問題なし!ヨ~ソロ!>

昨夜のお湿り程度の雨では、
このところの晴天、減水を回復するには至らず。

でもこのポイント、平水だと渡河が大変で。
瀬の手前は、浅めになった流れを横切って対岸に。



その上流、まずは瀬が終わった落ち込と淵から。

いつもは大きめのイワナさん、アマゴさんが楽しませてくれる場所。
表面に揺らぎが残る淵からは、残念、音沙汰無し。

・・・本日も、爽やかな、新緑初夏の渓流。
その撮影紀行に、終始してしまうのか??

少しずつ、その上流は落ち込みに向け、
釣りながら・移動しながら。


<来た!本日、もう、ウハウハ!>

核心部分の落ち込み。
エサは川虫、小継7mで空を切ります。

流心手前は白波の際へ振り込み。
目印が表層より遅め、ゆっくり下流に流れます。
若干で長めの目印下、砂地から川石を越える際、少し浮かせて。

その川石を越えた後、アタリです。
刹那、そっとアワセ、掛かります。
手応えは、そこそこサイズ・・・


どうでしょう、広げた小生の手のひらより、少し大きい7寸もの。

・・・よっしゃ!良いねえ、今日は。
これで渓流撮影紀行から脱却だ・・・

そんなことを考えながら、同じスジを。
と、またアタリです!


これも7寸ものはアマゴさん。

・・・久しぶりだね、こんな、入れたらスグなんて。
ほんと、ありがとうございます、馬瀬川さま・・・

なんてことを考えながら、今度は流心白波の向こう側へ。
と、またアタリ!


・・・昨年は残念ながら無かったのですが、
下手くそな小生、それでも年に2~3回は、
こんな「バカ」の付く日が。

久々、今日がその日・・・?


極めつけは落ち込み直下。
アタリにアワセると、ウンもスンも無く、根掛かり??

ところが左に非ず、お相手は急発進!
川底を縦横無尽に走り出します。

溜めて、堪えて、浮かせて。

お顔が水面から、チョイ出たところ、
近眼の老眼が捉えたのは、あんぐりと開いた大口!
こりゃ、大イワナさん!!

と!
ここですっぽ抜けは、痛恨のバラシ!
掛かりが浅かった!?残念・・・


<緑が目に眩しい馬瀬川>



しばし手を休め、木陰で岩に腰掛け、お茶を飲み一服を。

少し風が出てきました。
木陰は涼しく、遠くの緑が揺らぎます。


浅瀬に浮かぶ小生の黄色い友舟。
既に大きめのお客様にて、本日は定員が超過気味です。

・・・小さめのお方には、ここで下車を頂きます。



もう一踏ん張り、この落ち込みで今少し。

上段の瀬から、落ち込みの一番向こう側、
流れが当たる、岩壁の直下へ振り込んで。

渦を巻いた流れから、目印が停滞します。

・・・にしても、動かな過ぎだな?

そっと、仕掛けを揚げてみると・・・
掛かっています!
こりゃ、オオモノだ!?

ピ~ンと張った0.3号糸。
白波に潜られて、アカン、アカン!

咄嗟に落ち込み横の河原を下段まで駆け下り、
お相手と水平は同レベル、
流れを横切るように、引き出します。

たも網を水面に、収まったのは・・・
大きな口のイワナさん、う~ん、尺あるかな?



もちろん、お魚にIDやバーコードが有る訳が無く、
これが先ほどの逃がしたイワナさんとは限りません。

・・・しかし、今日の馬瀬川は楽しいです。


<釣り歩きの馬瀬川>

この落ち込みから上流に向け、青空・まま曇り空の下、
釣っては・歩いて・そして下車頂き、の繰り返しです。





季節は初夏、ままこのお方も。


胸びれの大きい馬瀬川のお外道様。
引き具合も強烈で楽しいです。

・・・もちろん、定員超過の友舟には乗車拒否を頂きます。




さあ、本日の釣行も終点は別荘地横の河原です。
とても賑やかでした、ご乗車頂いた友舟のお客様達です!



昨年はイマイチだった馬瀬川上流ですが、
自然の治癒力、今年は良い感じに戻っていました。

緑の山々、そして緑の流れ・・・



<データ>馬瀬川
5月18日 
エサ    :川虫、ミミズ
竿      :7m 渓峰尖 
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 1.5m
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 1~2号
釣果    :イワナ 29cm 惜しい!
       アマゴ 26cm、22cm 各1匹
       以上はお持ち帰り
       アマゴ 7寸以下 4匹
       イワナ 7寸以下 2匹
       ウグイ 恐らく8寸以上 1匹
       ウグイ 7寸前後 2匹
       以上はリリース
       目出度く、ツ抜け(お外道様を込みで)
気温    :12~20℃
天候    :晴れ時々曇り、風
表層水温 :12℃






2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    遂にきましたね!爆釣の時が!
    大物を逃がしたのは惜しかったですが、楽しめたのでないでしょうか?
    一雨降って増水すれば、更なる大物が期待できますね(^^)

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    返信
    1. アサシンさん、こんばんは。
      はい!長かったです、ここまでが、今年の爆釣!
      この勢いに乗じて、次週はサツキマス・・・と行きたいのですが、
      残念、諸事理由で来週末の釣行はお休みです。。。
      今、雨が降っています。
      雨足が強くなってきましたが、思うに、何事もほどほどが一番ですね。

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