「今日の宿だけど、”とりまる” 通りにあるんだって・・・」
渓流釣りシーズンは ”ほったらかし” 状態であった我が家内。
毎年、その終焉である10月は、小生の「贖罪の季節」でもあります。
今年は京都へ一泊旅行。
「碁盤の目」とは言え、入り組んだ小路で住所が難しい京都の町。
宿泊先のパンフレットを手に、車内で家内が大まかな位置を示します。
でも・・・
アンタそりゃ、烏丸(からすま)通りでしょ。
もっとも・・・
渓流釣りの名川、 石徹白川を ”いしてつしらかわ” と読んでいた小生。
夫婦共々、どっちもどっち。
お互いに小学校は国語・社会の出来具合が伺い知れます。。。
<雨の京都は、どこへ行こうか>
宿を頼んだ手前、日にちの変更は難しく、残念ながら今回の旅行は大雨の中。
夫婦共々、普段の行いがいと悪く、神さま・仏さまはお見通しです。
社寺仏閣の濡れた参道・玉砂利を歩くことはご勘弁、
最初の訪問先は京都水族館でした。
雨の本日、館内は幼稚園児から高校生まで、
遠足はたまた修学旅行の面々で賑やかです。
時刻はお昼を少し過ぎたあたり。
水族館の生き物たちもお昼時、オットセイの昼食です。
この京都水族館、驚いたことに、
オットセイがお客の直ぐ目の前に来て芸を披露。
これには子供たちも、おっかなびっくり。
ワイワイと騒がしかった子も、
黙って静かに、目の前のオットセイのしぐさに見とれます。
海の底をイメージした大きな水槽、
優雅にエイがひらひらと泳ぎます。
薄暗い館内、BGMも深海をイメージした静かな音調。
気が利いています、京都水族館は。
その水槽の前には柔らかなソファーが。
お隣りでは若いカップルがいちゃいちゃと。
お疲れ気味の我ら中年夫婦は、うとうと居眠りです。。。
外は激しく降り続く雨。
最初は1~2時間の予定でした京都水族館ですが、
意外とアトラクションや見どころも多く、
気が付けばすでに夕方でした。
初日はそのまま、お宿へ・・・
<二日目も雨です。。。>
次の日も、ゆっくり目に起床したのですが、やはり雨。
予報では午後から小やみになるそうで、
それまでは屋内の施設へと、太秦の映画村まで。
家内は初めて。
小生も小学校の修学旅行以来、
どうでしょう、40数年ぶりの訪問です。
屋内の催しが多いと思っていましたが、
人の記憶は当てになりませんね、
ほとんど屋外の散策です。
暴れん坊将軍は、そのたまり場でもある「め組」の番所。
作り物の小路ですが、そこは撮影用、江戸の雰囲気はバッチリです。
予報通り、午後から雨は小やみに。
余り時間はありませんが、どこか京都らしい、
作り物ではない「本物」も感じたく、
東山は八坂、清水寺の参道へ。
もっとも、
家内は京都らしい雰囲気より、お買い物に目が行くようで・・・
今日は小生が ”ほったらかし” にされる番です。
お義母さん、お姉さん達にお土産と、
油紙屋に入ったきり、なかなか出てきません。
お店の中は女性ばかり・・・
お外で待つは暇な亭主。
そんなときゃ、もう、シャッター・チャンスです。
さあ、これから清水寺へ、
と思ったのですが、三年坂と清水の表参道の交わる辺り、
小雨で傘をさす人で、動きが取れないくらいの込み具合。
・・・諦めました。
雨の降りが激しくて、
あまり名所を廻ることが出来なかった今回の京都旅行。
それでも、味のある「秋の雨降り京都」は堪能できました。
こんにちは!
返信削除京都観光、お疲れ様でした。
やはり、雨でも混んでましたか・・・。
和服姿の女性は、殆どが大陸からの観光客ではなかったですか?
奥様と楽しく過ごされた時間は、とても貴重な思い出になることでしょう。
間もなく、マス釣り大会の季節ですね・・・参加されますか?
アサシンさん、こんにちは。
削除雨の京都でしたが名所の混雑ぶりはご教授の通りでした。
おっしゃる通りで和装の女性は決まって外国語を話されて。
でも、プロの方の着付けでしょうね、外見からは全く違和感がありませんでした。
家内への贖罪旅行でしたが、この恨めしい雨。
問題は家内で、完全にはガスが抜けきっていない様子・・・
次策の手を打たなければならない案配です。。。