これ、以前にも書いたような。
小生まま、パソコンで国土地理院の地図を眺めます。
もちろん、ただぼんやりと眺めているだけではなく、
そこは自称「釣れない」渓流釣り師です。
この川の流れの折れ具合、等高線の入り方から、
恐らくここは淵なのでは?荒瀬なのでは?なんて具合に。
今の世の中は便利ですね。
わざわざ現場に出向かなくても、
気になったポイントはGoogleマップで航空写真が見られます。
ただそれは机上での情報です。
航空写真の撮影タイミング、それが秋冬だったり、渇水期だったり・・・
そりゃそうですね。
Googleも「釣り人御用達」で商売している訳でもなく。
でも、今回の行先は郡上明宝 二間手の吉田川、そのポイントは狙い通りでした。
<明宝中学校南の吉田川屈折ポイント>
せせらぎ街道を八幡から高山方面へ。
明宝の交番を過ぎた辺り、右折は川に降りられそうな道がありました。
降り切った場所は体育館のような建物、その前には大きな広場が。
そこにハスラーを停めさせて頂き釣行の準備を。
今朝は(も?)出遅れ、時刻は7:00でしたが、
駐車スペースや見下ろす河原を含め、ご同輩の気配は皆無です。
通い慣れた吉田川でも初めてのポイント。
さて、どのように河原へ降り立つか・・・
地図上では等高線が一本、すなわち10mの落差。
こればかりは机上情報では得られず、現地現場での機転が必要です。
しかし、そこは、案ずるより産むが易し、でした。
ありがとうございます、郡上漁協さま。
降り立った吉田川の様子は前述の写真のように。
ここまでの流れは瀬が中心、以降は落ち込みと淵が幾つか形成。
く~!
見るからに、ヨダレがタレそうな大場所!
しかも今少し下流には、もう一つの落込みと淵、大場所が!
先の入渓口から無理・危険な渡河なく行ける範囲、
そこで「落込み+大淵」が都合3セット!
策略家・恐妻家の机上での計算は目論見通り。
本日はここでがんばります。
<でも、計算通りにはイカないもので・・・>
最初の入渓口直前の1セット目、
そこではナゼかアタリ無く。
水量・水勢・水深、いずれも申し分ないのですが・・・
「まあ、小生には初のポイントでも、
ご近所、あるいはご同輩でも、知る人は知る場所。
こんなことは、良くある話だて・・・」
・・・まだ後に2セットが控えてか、小生、強がりは心の余裕??
気を取り直して川を遡行、次なる2セット目へ向かいます。
本日は昼前から暑くなる、との天気予報に、
透湿ウエーダーを選択したのですが、これが正解でした。
足首の自由が効くウエーディング・シューズ、
それにスパッツの組み合わせは、水の中の移動も安全で楽ちんです。
さあ、ご到着は2つ目の大場所。
川の右半分が落ち込みを形成、
ポイントの落込み・大淵は下るほど幅が広がります。
落込みの下段は岩伝いに、良い頃合いの場所まで接近。
対岸はセリ出た木立・枝葉が曲者です。
粗忽者の釣り師は障害物に気を使いながら。
さあ、川虫ちゃん、がんばってちょ~だい!
仕掛けを落込み直下に振り込みます。
目印が流れに吸われて高速で移動、対岸は岩肌近くで馴染みます。
ゆっくりと移動する目印。
日陰・木陰の大淵はその水面、深さがあり川底の様子は伺い知れず。
大淵も後半、流れも緩やか、本日の水温、来るならこの辺り・・・
とっ!
目印の反応と同時に手応えが。
枝に注意しながら竿を立てます。
川底にはキラリと映える、ひとつの白い銀映を。
手前側にその銀映を引き寄せますが、
刹那にその周囲に3つほど、川底で翻る銀映が!
・・・最近は近眼に老眼で「見えない」小生なんです。
意外にも「糸結び」は勘で可能なんですが、悲しいのはガン玉の装着でして。
すり割りに糸が入った、とガン玉を潰しても、
実は糸は入っておらず、ガン玉はラジペンからポロリで回収不能、
こんなことが立て続けに二度、三度と。
でも、ナゼか動体視力は良さげ。
いえ、飽くなき渓流釣りへの執念から?
ほんと、見逃さないんです「動く標的」は・・・
しかし、それが全て釣りあげられるのか、それは別のお話ですね。
<3セット目の大場所>
本日最後のポイントです。
東から流れ込む吉田川、
ここで落ち込みと淵を形成して、南に針路を変えます。
斯様なポイントは仕掛けを流す距離、それが稼げる屈曲点の中心から、
定石からではこの対岸より攻めたいのですが、
渡河はムリ・ムチャな本日です。
不利な屈曲点は円周外側からの攻略。
しかし、
一見不利な地形・陣取りでも、立ち位置・方角は良いですね。
午前中での北側・西側からの攻め込み、
すなわち、我の影、水に映らず・・・
淵の掘り込みは手前側、そのエグれ・深場を探ります。
サイズと匹数は今一つの本日でしたが、
昨シーズン以来の「思うような展開」、それが得られたような釣行でした。
週半ばに受けたワクチン3回目は職域でモデルナ製。
職場各位は今回も結構な高熱・寝込まれる方もお見えで。
飽くなき渓流釣行への執念、それがそうさせたのか?
小生は翌日に若干の発熱と気だるさだけで・・・
予告では今週末は、おとな~しく、のバズでした。
春の陽気に誘われて、
堪え性の無い、たわけ者の所業とお笑い下され。
さあこれで今年のGWに突入です!
<データ>
4月23日 吉田川
エサ :川虫、ミミズ
エサ :川虫、ミミズ
竿 :7.0m 天平
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~B1号
天井糸 0.6号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :アマゴ 7寸 1匹
6寸 3匹
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~B1号
天井糸 0.6号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :アマゴ 7寸 1匹
6寸 3匹
5寸 1匹
気温 :10~20℃
天候 :曇り まま晴れ間が
表層水温 :12℃
気温 :10~20℃
天候 :曇り まま晴れ間が
表層水温 :12℃
月齢 :21.9
こんにちは!
返信削除釣れましたね!私も行きたい気持ちはありましたが、体調を考えて止めました。
キレイなアマゴと美しい風景、これからが盛期になるので楽しみですね。
アサシンさん、こんにちは!
削除接種後の経過が宜しくて、行ってしまいました。釣れたポイントは淵の後半は深場から。落ち込み後の脇流れ、本筋からは来なかったから、まだ盛期には至らずですね。おっしゃる通り、これからが楽しみです。GWは遠出します!
こんばんは
返信削除吉川川釣行、お疲れ様でした!
相変わらず綺麗な、新緑と水ですね~
入川口が表示してあると、ホント助かります
知らない川だと、なおのこと
吉川アマゴは、美味しかったでしょう♪
山菜は、取らなかったのですね
コゴミとかなら、まだありそうだから
もっさんさん、こんばんは。お魚なんですが、今の季節はほとんどリリースなんです。釣れるサイズも小さめで・・・これからが最盛期、小生でも納得のいくサイズが釣れるようになるでしょうね。
削除山菜はこれからお勉強です(笑)