木曜日に夕立が降った南飛騨方面でした。
ネットでは御嶽山の西側は累計で50mmほどの強い雨。
今週末の釣行行先に悩んでいましたが、その時点で小坂川に決定です。
金曜日も夕立の予報でしたがR41を北上すれど、
いつまでも暗いお空には半月がぽっかりと浮かんで。
それが下呂のトンネルを抜け、萩原に入ったころから突如ドシャ降りに。
道の駅「はなもも」での車中泊は久しぶり、
ハスラーの屋根を叩く雨音と少し蒸し暑い中でのそれでした。
翌早朝の小坂 赤沼田は期待通りです、
いつにも増して押しの強い小坂川の流れが。
<この暑さ、9月中旬?>
昨夜は雨で窓が開けられず扇風機を稼働しての車中泊でしたが、
今年は暦が進めど、いつまでも暑さが残っています。
今朝の小坂川は気温20℃、
朝日は未だ山影でとても心地いいのですが、予報では11時には30℃と。
・・・朝方は早朝のみ、短期決戦の釣行となりそうです。。。
今年6月の訪問は林道をテクテクと30分、左岸からの竿出しでした。
(↑クリック)
渇水を予想して右岸へ渡河、
赤沼田の集落まで釣り上がる予定も、
何のことは無しの増水で渡河を諦めた次第。
今回は絶対に渡河は不可能から、
畑脇の野獣柵出入口から河原に降りて、
一旦は小坂川右岸を下り反転、釣り上がる事とします。
・・・今年の「忘れ物」を取りに行くが如く。
日の出の時刻も遅くなり、小坂川はこの辺り北西の流れ、
午前中もかなりの時間を右岸は日陰で過ごせるのでは?
・・・毎度の策士、姑息な計算です。
それでも涼しいはずの早朝なのですが、
小坂川右岸は巨岩区間、大岩を登っては降りての繰り返し。
大きなお魚を求め、汗をかきながらの遡行なのです。
<大きなお魚・・・>
巨岩河原を下れるところまで下って、
さあ反転、ここから竿出しです!
期待を込めての剛竿に0.7号糸を結わえ。
く~、飛沫が掛かり気持ちイイ~。
白泡がメチャ波立この激しい流れ、
イイんじゃないでしょうか、これなら!
一抹の不安は・・・
足元から伝わる水温、何だかヌルいのです。
白波が覆う大きな淵、その白波と白波の間、
そこに存在する淀んだ流れに仕掛けを刺します。
3回、4回と振込&引揚を繰り返すのですが・・・アタリなし。
ネライ所が違うか??
最盛期なら間違いなくも、やはり暦の上では暑くても秋。
それとも、厳しい暑さが残る今年の秋、こちらが原因なのか?
と!
待望のアタリです!
ただ、アワせに返す反発が・・・
う~ん・・・小さ過ぎます。
暦が原因なのか、はたまた、暑さが原因なのか。
いずれ、この激しい流れの大淵はペケ、上流に向けて歩みを進めることに。
この流れなら白黒はっきりするのでは?
錘4B号にて、
白波に吸われそうで吸われない、
ギリギリの境界線に仕掛けを入れてみます。
・・・結果、アタリなし(渋)。
錘を2B号に替えて、
手前の静かな流れに入れてみると。
・・・ほりゃ~、ほうだわな(名古屋弁)。
結論:本日のポイント、読めません(涙・笑)!
<巨岩区間を抜けて>
河岸からセリ出た木々が程よい日陰を作ってくれて、
ここまでの遡行は釣れなくも、心地いい釣行でした。
ここからは集落まで瀬が続きます。
・・・日向はメチャ暑そうですが、
秋と夏が織り交ざった川の風景、青空と浮かぶ白雲がとても綺麗です。
そんな変哲の無い瀬の流れから。
これだけなら、ポイントは未だに夏、なのか?
期待を込めた剛竿、
それには大きく似合わない、
小さめの塩焼きサイズが続きます。
もちろん、このお方もポチポチと。
暫く続いた瀬の流れも、
赤沼田の集落手前は退渓口前、
ここが最後の早深瀬は大場所です。
朝一番の白泡が波立つ大淵、
それとは対照的に白波は僅かも、流速の早い落込みです。
ヌルめの本日の水温ですが、
ここの底なら水の入れ替りも早く、水温も幾分は低いのでは?
・・・早流れでの底狙い。
人生何事も「学習&おさらい」かと、
今春の長良川本流で試した錘の数珠繋ぎ、
そこでの釣技を再度で活かすチャンス到来では?
さあ、誰が為に南無阿弥陀仏!?
ほんと、自分自身に南無阿弥陀仏です。。。
陽も高くなり、とても暑くなってきました。
気が付きませんでしたが、どこから入られたのか?
小生の後攻には手返しの早いルアー・マンさんがお一人。
・・・見る限りですが、彼も苦戦のご様子。。。
秋のこの時期、
オオモノを期待する反面、数的には毎年で厳しい釣果。
加えて今年は厳しい暑さも残って、
不調の要因は、はてさて、何なのか?
でも、課題があるって、
考えようでは次に繋がりイイですよね。
また来年もやって来ます、押しの強い流れは飛騨 小坂川。
<データ>
9月14日 小坂川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛 :針 吉村8.5号
:糸 0.7号 9.5m トオシ
竿 :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛 :針 吉村8.5号
:糸 0.7号 9.5m トオシ
錘 2B~4B 4B+4B号
釣果 :アマゴ 7寸 1匹
6寸 2匹
小アマゴ 3匹
ウグイ 数匹
気温 :20~29℃
※本当に9月なのだろうか?
天候 :晴れ
表層水温 :20℃
月齢 :11
こんばんは!
返信削除小坂川は少し前に大物を放流したので私も興味がありました。
しかも、増水となれば、期待は高まりますよね。
竹原川にも入ってるみたいなので近いし、やってみたい気持ちはありましたが、用事もあり諦めました。
しかしながら、難しい釣りになるみたいですね。
もう少し、涼しくなると釣り人も楽だけどね~~。
アサシンさん、こんばんは。
削除実は記憶を辿りますと・・・辿らなくても便利なこのブログです、2年前にもこの季節、増水の小坂川に挑んだのですが、見事に小アマゴさんばかりの撃沈でした。。。それでも今回は僅かでも6~7寸モノが遊んでくれて、これはもう、小生の釣技の成長ですね!?
本当に暑い秋です、早く涼しくなって欲しいです・・・
こんばんは!
返信削除小坂川渓流釣行お疲れ様でした
増水と言う事で大物の期待がもてる
川のコンディションでしたが
なかなかうまくはいかないですね
小生は休出の為
今週も川に行けませんでした
禁漁までに1回は行きたいです…
白いワゴンの男
白いワゴンの男さん、こんばんは。
削除オオモノの期待を持って臨んだ増水の小坂川でしたが、残念ながらの結果でした。なかなか釣行には行けないご様子、お仕事が今年はお忙しそうですね。禁漁まであと2週間となりました。天気予報では暑さも今週中頃まで、雨量も多そうで来週末は良い条件なのでは?行けれること、切に願う次第です。
こんばんわ.暑い日だったようですね.なかなか,この時期にこの暑さは渓魚に影響ありありです.小坂のこの辺りは遡行が大変でしょう.向こう岸にわたる事は出来るのですか?
返信削除渡れなくなったら,終了なんですか?9月はひめシャガの湯の前で大アマゴ放流しますが,先週は放流したはずですが,そのような放流物は御嫌いですか?私はあまり好きではありませんが..
patchitupさん、こんばんは。
削除ご経験からも、この貧果の影響は、小生腕前ではなくて、厳しい残暑とお見受けでしょうか?ありがとうございます(笑)。当日はひめしゃがの湯の近所でお祭りの様子でした。放流があったとすればあの辺り・・・全くの情報不足でした。
放流物は嫌いでは無いのですが・・・若いころに経験した「お見合い」を連想しちゃって。男と女の出会いですが、いい結果ではなかったこと、お察し頂けますよね(笑)。
おはようございます
返信削除小坂川、水が高かったでしょう💦
奥で降ったのか、ライブカメラで見ました
大物期待ですが、やっぱりこの時期は…
なかなかに難しい😓
あと残りわずかとなりましたが
行ける限り楽しみましょう😊
もっさん
もっさんさん、こんばんは。
返信削除この季節はほんと、難しいですね。正直なところ、この季節に限らないのですが、一匹だけ、大きなお魚が掛かり、ヒヤヒヤのやり取りの後、釣り上げられれば・・・数はあまり関係なくても。そうは思ってもなかなか、そうは行きませんね。まだまだ修行の身の上、シーズン一杯までがんばります!