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2024年9月22日日曜日

彼岸の入り~長良川上流渓流釣行

 

<クマさんにはご用心>

厳しい暑さが未だに残る彼岸の入り。

奥飛騨の渓流釣りシーズンは既に幕を下ろし、
郡上や南飛騨のシーズンも残すところあと2週間余りです。


その残り少ない釣行機会、今週末はどこに向かおうか?

当初は石徹白川を思っていたのですが、
この地方ではテレビでもニュースになりました、
クマさんが出没して釣り人がケガを為されたとのこと。

その石徹白川のポイントが、
キャンプ場は「ロックフィールドいとしろ」の近くと・・・

そこは小生の行きつけの場所でもあり、
お怪我をされた方には謹んでお見舞いを申し上げます。


暑さの残る9月中旬ですが、季節はやっぱり秋です。

春は桜の季節によく訪れる、この長良川は高鷲のポイントも、
どんよりと曇った空の下、
色彩の主役は少しずつ、青緑から黄赤へと移って来ています。


<熱中症にはご用心>

前夜の車中泊は道の駅 あゆパーク にて。

夜空には十五夜から三日が経過した大きなお月様が。

とてもきれいな月夜なのでしたが、
日が暮れてもアスファルトには暑さが残り、
窓を開けても吹く夜風も無く、
車内温度はいつまでも28℃と、とても寝苦しい車中泊でした。

翌早朝、既にお空は曇り空。

寝汗をたっぷりとかいて寝不足気味、
得も知れないオジサン臭は我がハスラー号車内!?
少々の脱水気味は朝から軽い頭痛での釣行開始なのでした。


<スズメバチにもご用心>

先週末の流れが太かった小坂川とは違い、
今週末の長良川、どちらかと言えば減水は渇水気味です。

開始早々の大淵は本命のアマゴからの手応えは無く、
残念ながら、アブラハヤやウグイはお外道様、彼らのご挨拶のみ。

本日、二つ目の大場所はこの堰堤です。

いつもなら落下後の白波が長く尾を引くのですが・・・

そんな短い白波が静まった近辺から、
アタリに返すアワせの直後、大きく力強い引きが。

恐らく手応えからお外道様でしょうが、
本流竿が大きく湾曲して、とても重量感があります。

淀みの底を走り回るお魚も、
力が尽きてきたのでしょう、ようやくにも浮いてきました。

たも網を半分ほど水面に浸して、引き寄せるお魚の入網をスタンバイします。


40cm近いお外道様は大ウグイさん、
本日、これ以外は小物ばかりの釣果の中、とても楽しませて頂けました。

この大ウグイさんからの針外し、竿は河原に置いての作業でした。

撮影を終えてお魚をリリースした後、
さて、再度で針にエサを付けようと竿に目を向けると・・・

マズいっす。

大きなスズメバチが一匹、
釣り糸に結わえた毛糸の目印、
それに興味を持ってなのか、目印を抱え込んでいます。

奴との距離は約2mくらい、
竿をそっと持ち上げると目印も宙に浮き、
スズメバチも羽音を立て目印を追うように飛び立ちます。

いつまでも毛糸の目印にストーカーなスズメバチ、
それが今度はこちらに向かってきます。

ブ~ンと気味の悪い大きな羽音で耳横を通過するスズメバチ。

小生も気が気では無いのですが、
ムリに追い払うのは返って危険と平静を装い、
素知らぬ素振りで竿とリュックを手に、その場を速足で離れます。

そそくさと堰堤は上段の淵まで逃げ至りますが、
あろうことか、
担いだ竿はエサを針に付ける最中、
またぞろ、斜め上方2mの位置、毛糸の目印には奴が!(恐)

・・・もう、こんな時は、昔懐かしい、一休さんです。

♬ 気にしない~、気にしない~、気にしない~ ♬
もちろん、小心者は小生、メチャ、気になりますが・・・

何も無かったかの如く、
竿を手に持ち上げ振り回して、
淵の流れに仕掛けを振り込みます。

その間、奴はどこに居るのやら?

少なくとも、
振り込んだ先の川面の目印、
そこには流石に奴の姿は見られません・・・

でも、こんな時に限って、アタリなのです。

でもって、その釣果はチビ・アマゴ(涙・笑)。

針外しの作業中、何の気なしに目印を見ると・・・
居ます!奴が!目印に!(恐)

こんな悲喜劇を数回も繰り返し・・・
それでも、奴は居ます!(涙・恐)

・・・イケません。

朝からの脱水症状に軽い頭痛、
果ては、ハチのストレスから胃が痛くなりまして。

一旦、ここは、退渓です。。。


その後は大きく移動して、
駐車場に近い、白山神社の前で竿を出したのですが。


揚がるはここも、小アマゴさん&お外道さん、ばかりナリ(悲)。


陣笠を被られたアユ師さんがお一人、
蒸し暑い最中ですが、がんばって居られます。

釣りの手を休め、しばし、お手並みを拝見・・・

良いサイズのアユ、それは未だ釣れる様ですね。


<でも、暦の上では秋なんです>

ポツポツと雨が落ちてきました。
残念ですが、本降りになる前に竿を納めることに。

暑い暑い彼岸の入りなのですが、暦だけは休まずに進んでいます。

いろいろと今週末もありましたが、
何はともあれ、難なく川から上がれました。

白山神社に無事を一礼、そこではお祭りの準備中でした。



<データ> 
●9月21日 長良川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村8.5号
       糸 0.7号トオシ9.5m
       錘 2B、3B
釣果    :小アマゴ    ツ抜け
                       ウグイ・お外道    数匹
気温    :23~27℃  
天候    :曇り まま晴れ
表層水温  :22℃
月齢    :18















6 件のコメント:

  1. こんにちは!

    長良川上流釣行お疲れ様でした!

    クマもさることながら
    スズメバチも危険ですね
    小生は気休めでオニヤンマ君を
    帽子に付けて釣行をしております

    道具立てを拝見するに
    今回も良型大物狙いのご様子

    高鷲での大物狙いでしたら
    高鷲大堰堤が良いと聞きますが
    一度機会ありましたら
    トライされてはいかがでしょうか

    白いワゴンの男

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  2. 白いワゴンの男さん、こんばんは。はい!オニヤンマ君、知ってます!実は前の職場のAさん、彼がいつもリュックに結わえています。良く出来たそっくりな人形ですね。
    アユ師さんのお点前拝見中に漁協の巡回さんが来られました。そこで小生、おくびも無く「黒顔の鼻曲がりは、どこで釣れるのでしょうか?」と尋ねたら、巡回さんからも高鷲大堰堤を勧められました。
    残念ながら次週末の最終釣行は既に民宿の予約済は秋神川でして、来シーズンの秋、是非にも高鷲大堰堤をトライしてみます。ありがとうございました。

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  3. こんばんわ.
    良い渓相ですね.今年は暑くて水温が高く,ウグイが多い気がします.キープするとウグイもアマゴと同様減るのではと思いますがね..
    スズメバチはしつこいですね.習性を知りませんでした.知らない間にまとわりついていたと思うと怖くなりました.
    これから目を光らせて,周囲に気を配らないとと思いました.ありがとうございます.

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  4. kinkan600さん、こんばんは。ウグイさんをお持ち帰りして、食されたことはありますでしょうか?小生は無いのですが、聞くところによりますと小骨が多くて食べ辛いとか・・・なかなか持ち帰る勇気が出ない小生です。
    毛糸の目印は見ようによっては虫みたいです。活性の高い季節だと、お魚も目印にアタックしてきます。スズメバチもきっと、何かの虫と見間違えたのでしょうね。
    あの時はkinkan600さんのお友達の事件を思い出しました。残り少ないシーズンですが、気を付けたいです。

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  5. おはようございます
    石徹白川での熊に襲われた件見ました🐻
    高鷲や白鳥より、石徹白川は居そうな雰囲気ありますからね💦
    幸い大した怪我でなくて良かったみたいですけど
    お互い気をつけましょう
    なかなかウグイね〜
    これが本命なら言う事なしだけど😆
    今週末で納竿釣行になりますね
    楽しんできてください✨

    もっさん

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  6. もっさんさん、こんにちは。高鷲の長良川と石徹白川、クマさんは石徹白の方が出そうな雰囲気ですが、釣果はこの季節、違うような気がします。もちろんあの日、度胸試しで石徹白に向かったとして、小アマゴさんとお外道さまで終始しなかった、の保証はないのですが・・・
    今、秋神川の民宿です。果たして明日も小アマゴさんとお外道さまでシーズンは暮れて行くのでありましょうや?(笑)

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