<クマさんにはご用心>
厳しい暑さが未だに残る彼岸の入り。
奥飛騨の渓流釣りシーズンは既に幕を下ろし、
郡上や南飛騨のシーズンも残すところあと2週間余りです。
その残り少ない釣行機会、今週末はどこに向かおうか?
当初は石徹白川を思っていたのですが、
この地方ではテレビでもニュースになりました、
クマさんが出没して釣り人がケガを為されたとのこと。
その石徹白川のポイントが、
キャンプ場は「ロックフィールドいとしろ」の近くと・・・
そこは小生の行きつけの場所でもあり、
お怪我をされた方には謹んでお見舞いを申し上げます。
暑さの残る9月中旬ですが、季節はやっぱり秋です。
春は桜の季節によく訪れる、この長良川は高鷲のポイントも、
どんよりと曇った空の下、
色彩の主役は少しずつ、青緑から黄赤へと移って来ています。
<熱中症にはご用心>
前夜の車中泊は道の駅 あゆパーク にて。
夜空には十五夜から三日が経過した大きなお月様が。
とてもきれいな月夜なのでしたが、
日が暮れてもアスファルトには暑さが残り、
窓を開けても吹く夜風も無く、
車内温度はいつまでも28℃と、とても寝苦しい車中泊でした。
翌早朝、既にお空は曇り空。
寝汗をたっぷりとかいて寝不足気味、
得も知れないオジサン臭は我がハスラー号車内!?
少々の脱水気味は朝から軽い頭痛での釣行開始なのでした。
<スズメバチにもご用心>
先週末の流れが太かった小坂川とは違い、
今週末の長良川、どちらかと言えば減水は渇水気味です。
開始早々の大淵は本命のアマゴからの手応えは無く、
残念ながら、アブラハヤやウグイはお外道様、彼らのご挨拶のみ。
本日、二つ目の大場所はこの堰堤です。
いつもなら落下後の白波が長く尾を引くのですが・・・
そんな短い白波が静まった近辺から、
アタリに返すアワせの直後、大きく力強い引きが。
恐らく手応えからお外道様でしょうが、
本流竿が大きく湾曲して、とても重量感があります。
淀みの底を走り回るお魚も、
力が尽きてきたのでしょう、ようやくにも浮いてきました。
たも網を半分ほど水面に浸して、引き寄せるお魚の入網をスタンバイします。
40cm近いお外道様は大ウグイさん、
本日、これ以外は小物ばかりの釣果の中、とても楽しませて頂けました。
この大ウグイさんからの針外し、竿は河原に置いての作業でした。
撮影を終えてお魚をリリースした後、
さて、再度で針にエサを付けようと竿に目を向けると・・・
マズいっす。
大きなスズメバチが一匹、
釣り糸に結わえた毛糸の目印、
それに興味を持ってなのか、目印を抱え込んでいます。
奴との距離は約2mくらい、
竿をそっと持ち上げると目印も宙に浮き、
スズメバチも羽音を立て目印を追うように飛び立ちます。
いつまでも毛糸の目印にストーカーなスズメバチ、
それが今度はこちらに向かってきます。
ブ~ンと気味の悪い大きな羽音で耳横を通過するスズメバチ。
小生も気が気では無いのですが、
ムリに追い払うのは返って危険と平静を装い、
素知らぬ素振りで竿とリュックを手に、その場を速足で離れます。
そそくさと堰堤は上段の淵まで逃げ至りますが、
あろうことか、
担いだ竿はエサを針に付ける最中、
またぞろ、斜め上方2mの位置、毛糸の目印には奴が!(恐)
・・・もう、こんな時は、昔懐かしい、一休さんです。
♬ 気にしない~、気にしない~、気にしない~ ♬
もちろん、小心者は小生、メチャ、気になりますが・・・
何も無かったかの如く、
竿を手に持ち上げ振り回して、
淵の流れに仕掛けを振り込みます。
その間、奴はどこに居るのやら?
少なくとも、
振り込んだ先の川面の目印、
そこには流石に奴の姿は見られません・・・
でも、こんな時に限って、アタリなのです。
でもって、その釣果はチビ・アマゴ(涙・笑)。
針外しの作業中、何の気なしに目印を見ると・・・
居ます!奴が!目印に!(恐)
こんな悲喜劇を数回も繰り返し・・・
それでも、奴は居ます!(涙・恐)
・・・イケません。
朝からの脱水症状に軽い頭痛、
果ては、ハチのストレスから胃が痛くなりまして。
一旦、ここは、退渓です。。。
その後は大きく移動して、
駐車場に近い、白山神社の前で竿を出したのですが。
揚がるはここも、小アマゴさん&お外道さん、ばかりナリ(悲)。
陣笠を被られたアユ師さんがお一人、
蒸し暑い最中ですが、がんばって居られます。
釣りの手を休め、しばし、お手並みを拝見・・・
良いサイズのアユ、それは未だ釣れる様ですね。
<でも、暦の上では秋なんです>
ポツポツと雨が落ちてきました。
残念ですが、本降りになる前に竿を納めることに。
暑い暑い彼岸の入りなのですが、暦だけは休まずに進んでいます。
いろいろと今週末もありましたが、
何はともあれ、難なく川から上がれました。
白山神社に無事を一礼、そこではお祭りの準備中でした。
<データ>
●9月21日 長良川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :10m SG ロング
仕掛 :針 吉村8.5号
糸 0.7号トオシ9.5m
竿 :10m SG ロング
仕掛 :針 吉村8.5号
糸 0.7号トオシ9.5m
錘 2B、3B
釣果 :小アマゴ ツ抜け
釣果 :小アマゴ ツ抜け
ウグイ・お外道 数匹
気温 :23~27℃
天候 :曇り まま晴れ
表層水温 :22℃
月齢 :18
こんにちは!
返信削除長良川上流釣行お疲れ様でした!
クマもさることながら
スズメバチも危険ですね
小生は気休めでオニヤンマ君を
帽子に付けて釣行をしております
道具立てを拝見するに
今回も良型大物狙いのご様子
高鷲での大物狙いでしたら
高鷲大堰堤が良いと聞きますが
一度機会ありましたら
トライされてはいかがでしょうか
白いワゴンの男
白いワゴンの男さん、こんばんは。はい!オニヤンマ君、知ってます!実は前の職場のAさん、彼がいつもリュックに結わえています。良く出来たそっくりな人形ですね。
返信削除アユ師さんのお点前拝見中に漁協の巡回さんが来られました。そこで小生、おくびも無く「黒顔の鼻曲がりは、どこで釣れるのでしょうか?」と尋ねたら、巡回さんからも高鷲大堰堤を勧められました。
残念ながら次週末の最終釣行は既に民宿の予約済は秋神川でして、来シーズンの秋、是非にも高鷲大堰堤をトライしてみます。ありがとうございました。
こんばんわ.
返信削除良い渓相ですね.今年は暑くて水温が高く,ウグイが多い気がします.キープするとウグイもアマゴと同様減るのではと思いますがね..
スズメバチはしつこいですね.習性を知りませんでした.知らない間にまとわりついていたと思うと怖くなりました.
これから目を光らせて,周囲に気を配らないとと思いました.ありがとうございます.
kinkan600さん、こんばんは。ウグイさんをお持ち帰りして、食されたことはありますでしょうか?小生は無いのですが、聞くところによりますと小骨が多くて食べ辛いとか・・・なかなか持ち帰る勇気が出ない小生です。
返信削除毛糸の目印は見ようによっては虫みたいです。活性の高い季節だと、お魚も目印にアタックしてきます。スズメバチもきっと、何かの虫と見間違えたのでしょうね。
あの時はkinkan600さんのお友達の事件を思い出しました。残り少ないシーズンですが、気を付けたいです。
おはようございます
返信削除石徹白川での熊に襲われた件見ました🐻
高鷲や白鳥より、石徹白川は居そうな雰囲気ありますからね💦
幸い大した怪我でなくて良かったみたいですけど
お互い気をつけましょう
なかなかウグイね〜
これが本命なら言う事なしだけど😆
今週末で納竿釣行になりますね
楽しんできてください✨
もっさん
もっさんさん、こんにちは。高鷲の長良川と石徹白川、クマさんは石徹白の方が出そうな雰囲気ですが、釣果はこの季節、違うような気がします。もちろんあの日、度胸試しで石徹白に向かったとして、小アマゴさんとお外道さまで終始しなかった、の保証はないのですが・・・
返信削除今、秋神川の民宿です。果たして明日も小アマゴさんとお外道さまでシーズンは暮れて行くのでありましょうや?(笑)