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2016年7月19日火曜日

信州 白馬・小谷 姫川支流楠川イワナ釣り

ご諸兄各位殿


「人間は考える葦である」
その昔、中学校で軍隊経験のある、おっかない先生から教わりました。
失敗を失敗として流されること無く、そこから学んで次に繋げる・・・
斯様な意味合いだったような。


失敗から学び、次に繋げる・・・
そのまんま、昨日にテレビで見た「しくじり先生」の世界です。

先々回の「堀川物語」ではありませんが、
あれ以来の小生、女性からの「お誘い」を断ることは、まずもってありません。
良しにつけ、悪しにつけ。
・・・ちゃんと、学習しています。

毎回の渓流一泊お泊まり釣行、振り返ってみると、初日はいずれもズタボロ。。。
で、その内容を反省・分析・戦略に替え、二日目は少なくとも及第点で逃げ切り。
いつもこのパターンです。
・・・学習していますね~。

そして、Mな小生、こんな所に密かな喜びを感じているのです、ハイ!


二日目の朝は4:30。
「素泊まりプラン」の早朝出立なのに、お宿のご主人・女将さんは起きて下さり、
プランには無いパンとコーヒーをご用意いただけ。
改めてお礼申し上げます、「白いテラス」様。

して、本日の作戦は・・・

まず予定通り小谷の姫川本流、宮本橋まで北上。
そこで川の様子を見て判断。
行けそうなら、そこでガンバる、ダメそうなら・・・
支流は「沢」ではなく「川」の出合にて、もしくはその少し上流で。

姫川への出合近辺なら、そこそこ川幅が開け6m竿が使えるのでは?
先の奥三河は段戸川での経験から!
・・・ほんと、学習しています。
・・・ほんと、お仕事でもこの手際ならね~。

5:30の小谷宮本橋での姫川の様子は・・・河原も水没の出水!ペケです。
作戦通り、昨日は上流でガンバった、楠川の出合に向け軽巡は舵を切ります。


・・・思った通り、大水でポイントは限られますが、6m竿が使えそうです。
水は良い頃合いに笹濁り、水温と気温の差から川面にうっすらと靄が。
ただ、お空は今にも降り出しそうな案配です。


天井糸は使用せず、水中糸を0.3号で4.5m、若干のチョウチン気味。
針は吉村7.5号、オモリは1号、エサはブドウ虫でまず様子見です。


暫く対岸に近い流れのスジ、
そこを流すと・・・アタリです!
アワセると良い手応え!

が!
・・・本日またしても、
「切腹」小イワナさん、
針がお腹に・・・

お粗末です!


雨が降り出してきました。
カッパを着用して引き続きのトライ、今度はエサをミミズさんに替えます。


で、その一発目!
イワナさんと予測!!
一呼吸置いてアタリにアワセると、コレがまた良い引き加減!
川底をグイグイ泳ぎます。

揚げてみると・・・
後測定で24cmのイワナさん!

ここのイワナさん、心なしか胸びれが大きいような。


この後、小イワナさんを追加した辺りで雨の降りが激しくなり。
川の水もビミョ~に濁りが濃くなったような・・・大事を取って川から上がります。


軽巡「ハスラー号」のハッチバックを屋根に、雨音を聞きながら雨宿り。
頭上のR148を行き交う車、降り続く雨を見ながらタバコを所望。
何も考えずにただポ~っと。
時間だけが、雨のしずくが、雨音の中、流れていきます。
まま、足下では友舟の中のイワナさんが踊り。

ここのポイントでは、ほぼ竿を出し切った感もあり車で移動。
次のポイントはここから数百mほど登った辺り。
一旦、R148に出てから田んぼのあぜ道に入り込み、そこから林道を徒歩で。


この林道がハイキング、サイクリングのコースになっているのか、
ひっきりなしに橋の上をハイカー達が行き交います・・・


少なくとも熊の心配は無さそうですが、たまにギャラリーにお声がけを頂き。

・・・そんなときに限って、根掛かり・枝釣り。

相も変わらず、格好の付かないおじさんです。





雨は小降りですがまだ降り続いています。
恐らくですが、この状況で、この手の渓流で怖いのは急な増水。




釣りの最中はまま、川面に触れる木の枝を目印に、水の増減を注意深く見守ります。











急流では水しぶきのような、水けむりのような・・・ん~、山水画の世界!


橋の下の僅かに流速が低下したポイント。
そこを何度もしつこく、エサはミミズさんで仕掛けを流します。

と!アタリです!
加減から小物と思い抜いたのですが、たも網に入る直前、ん?ミョ~なお魚?


ヤマメさんの様子ですが、顔つきと体高は年期の入った貫禄を持ちながら、
ナゼか尻ひれより先がやたらと細く・・・
結果、全長の短い体型に。

初めて見ますが「新型モビル・アーマー」??







その後に同じ流れのスジから、そこそこサイズのイワナさん、
小イワナさんを追加します。
こんな時に限って、橋上のギャラリーさんはゼロ・・・人生、そんなモンです。


普段は余りお目もじの叶わない、遅メシ食いで自分の化身のようなイワナさん。
今日のこの渓流では主流、居着きのポイントが解ってきました。


その後にまた、小イワナさんを追加したところで丁度の正午に。
おまけに用意した仕掛けも、根掛かり・枝釣りで弾が底を着き。
こりゃあ、山の神様の思し召し、引き際の良い頃合いかと。。。


初めての信州 白馬・小谷の姫川。
残念ながらその本流では良い釣果が叶いませんでした。
またいつか、条件の良いタイミングで再チャレンジをしてみたいです。

<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫~ミミズに軍配
釣果    :24cm、23cmイワナ各1匹と小イワナ数匹、 短ヤマメ?1匹 
         24cmと23cmのみお持ち帰り
気温    :18~25℃   涼しいです白馬は
天候    :ほぼ雨まま曇 
表層水温 :14℃        水も冷たく、心地よく









2 件のコメント:

  1. おはようございます!
    釣れて良かったですね(^-^)
    私なら大きく川を変更してしまうと思います!過去にも手取川でダメで石徹白まで一気に走った事があります!

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  2. こんばんは、アサシンさん!
    手取川から石徹白川へ!?機動力ですね~。
    当方、正直なところ・・・2日目の日釣券が気になっちゃって。
    みみっちいお話しでした(笑)。

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