2020年3月14日土曜日

春の北勢管釣行




月曜日は暖かな春の一日、
久しぶりにノンタンさんと管釣りへ行きました。

小生の管釣りは渓流釣りがシーズンOFFの秋から早春にかけて、
どうでしょう、年に1~2回程度です。


三重県いなべ市にある管釣り場。
いつもの管釣り場は3月9日をサンクと読ませ、
この管釣り場の名前に掛けて、月曜日はお祭りを開催していました。

少し遅めは9:00前の到着。
この日がお祭りとはつゆ知らず、
チケット売り場前は長蛇の列にノンタンさんと小生はびっくり。


既にお池にもたくさんのご同輩が・・・


管釣りに関しては、我ら超ド級の初心者です。
この込み具合では、必ずや、お祭り騒ぎは糸絡み、
きっと皆さまにご迷惑をお掛けすること、必至です。

それに・・・
元々が平日での釣行、お客様の少なさを期待して、
「やりたい放題」を叶えるがための釣行、
その趣旨に合いませぬ。

いえ・・・
「やりたい放題」と申しましても、
決して、ルール無視・道徳に反するような行為ではなく、
ほんの、飛ばすルアーは四方八方(意に反して)、
釣れたお魚にはお気の毒、お遊びが過ぎるダラダラのドラグ、
そして、浅場狙いは岸沿いのリトリーブ・・・
こんなカワイイ程度です。


残念ですがお祭りの管釣り場を後にして、
そこから車で20分程度の同じくいなべ市内、
もう一軒の管釣り場へ。



青空が静かな湖面に映え綺麗です。

こちらの管釣り場、コンセプトは「お魚の引きの強さ」。
お手頃価格で大型のニジマスが中心ですが数釣りは難しく、
言うなれば上級者向け。

超ド級な小生、ここでの過去の実績は、
残念、大型ニジマスさんではなくブルーギル?のみです。


早速にも事務所のオーナーさんにご挨拶とチケットを購入、
本日のオススメのポイントは第二桟橋とのこと。

「あの青いデニムの方、上級者さんで二桁は釣られますよ。」
オーナーさんご推挙の上級者さんの横で、
超ド級な小生とノンタンさんはがんばります。

まずは小生の定番、フローティングは大き目なミノーで。

本日、暖かいとは言え、お魚はまだ中層以下の深場では?
深度の深いこのお池、クラピーですが「底ざらえ」には程遠く。

暫くすると横の上級者さん、掛けられました!


竿が大きく弧を描き、その穂先は水面下、
小生のようにお遊びが過ぎる訳ではなさそう、
それでもお魚は右に左に、チリチリとドラグの音が聞こえます。

巻いても巻いても上がってこないお魚、こりゃデカいわ。


そして、ようやく・・・
静かな湖面にお魚が描く、大きな波紋が広がります。


デニムの上級者さんを観察する小生。

お道具が全て、ではないのでしょうが、
使われている竿は長め、どうでしょう7~8フィートくらい?
その長竿を器用にもサイド・スローで振り込まれます。

ルアーは黒か濃いブルーのスプーン、1~1.5gくらい?
竿の長さが効いているのか、はたまた、特殊な竿なのか、
大きなお魚にも負けないパワーを備え、
それでも軽量スプーンを遠方まで飛ばされます。

その軌道はまるでライナー、直線で鋭く、着水も静かです。

う~ん、やっぱり上級者さん、流石です。


翻って、超ド級の小生は・・・

本日はオオモノを期待してXULではチト心配、
しみったれの浮気者、UL竿は渓流での使用を考慮しての6フィートです。
(いつも渓流はミャク釣りなんですがね。)

1gのスプーンは軽すぎて飛ばず、2g以上のフローティング・ミノーを。
(シンキングを持ってくるべきだった・・・)

お道具のみならず、トドメは、もう、技能の差です。
オーバー・スローの振り込みは、糸を離すタイミングが早く、
概ねは外野フライの如く山なりの軌道。
(ああ、恥ずかしい・・・)

でもこれ、結構、メンタルが影響するンですね。

チョイとリキむと、今度は逆にタイミングが遅く、
ボちゃんと手前は足元にルアーは着水、静かな湖面に波紋が広がります。
(ああ、もっと、恥ずかしい・・・)


それでも、どうにか・・・

掛かるには至りませんが、
何回か、お魚がルアーに近接、接触する手応えを。

ここからの、あと一歩が・・・


春の陽気な一日でしたが、残念、
ノンタンさんも小生も、今回もオオモノ・ニジマスさん、
この手で拝むことは叶いませんでした。



本日、午前中は雨。
午後からは雨が上がってクシャミを連発です。
明日から暫くは寒が戻る様子は郡上方面。

早いもので次週末は春分です。
もう、ボ~ズの言い逃れは出来ませんね。

管釣りと違い、自称、渓流釣りは「中級者」の小生、
次週辺りは、山へ川へ、延べ竿を担いで繰り出したいです。