2021年10月31日日曜日

インフルエンザの予防接種

 

例年なら11月の下旬から12月に受けるインフルの予防接種です。


自分の周囲では昨年、インフルに罹患した知人はいませんでした。

どうもそれは世間でも一般的であった様子で、
これは本当なのか?
今年は皆の免疫が低く流行するとのことです。

そんな噂・ニュースを聞きつけて、しっかり者の家内、
彼女は早くから近所の内科で接種予約を取り付けていました。


土曜日の13:00からの予約接種、夫婦揃っての内科訪問です。

眼科には定期的に通院する小生ですが、
お馬鹿は風邪を引かないから?
お陰を持ちまして内科には縁遠く、久しぶりの受診です。

マスク着用は当然、入り口での検温・手指消毒と眼科より厳かな?


まずは接種同意書の記入を。
はい・いいえ、の簡単な問診書、全部右側の「いいえ」に丸を付して。

・・・おいおい、
いくら何でも「今現在で妊娠の可能性があります。」は飛ばさなきゃ。


予約制の為、待合室が込み合う、と言うことも無く、
早いもので5分ほどの待機、その後で先生自らのお注射を頂きます。


都合15分程は内科の滞在、お値段は現役世代夫婦で6,600円とチト高め?

・・・インフルエンザとは違いますが、
お国のご予算で2回受けた過日の新コロナの接種、
もし自腹で賄おうとすれば、結構な出費であったのでは?

でも・・・
それって見方を替えれば、
債務超過の中、結構な税金が使われたことに。


「これ、お金が1,200円も要るんだって。
 アンタ、今日、お金もってる??」

接種後の待合室、隣のお歳を召したご夫婦の会話が。


何年か前は今年のように、結構早めに接種しました。

その為でしょうか?
春4月の上旬でインフルに罹患してしまい、
渓流釣りではおいしい季節、そこで苦渋を味わったことが・・・

「一生モノ」の麻疹やおたふくの予防接種もありますが、
インフルエンザそれに新コロナは定期的に打たないとダメなご様子。

加えてインフルと新コロナ、
3回目の新コロナ接種を前にして、
お互いに少し期間を開けて、が叫ばれています。



そして紛らわしいのは高熱に倦怠感、インフルなのか?新コロナなのか?

手洗いに消毒、マスク着用にうがい・・・
双方に有効な予防策は、これまで通り継続でしょうね。

いずれ、早め早めのご対応が宜しいようで。

<風景は冬の飛騨小坂 巌立峡と御岳山 来年は小坂川、行きたいな・・・>














2021年10月24日日曜日

朝の散歩道で、ニヒルなひとときを

 

急に冷え込んできた昨今。
少し季節の歩みが早過ぎるような気がします。


それでもご近所の柴犬はその名も「こむぎ」、朝からとても元気です。

いつも家の前を通ると尻尾を振って寄ってくる「こむぎ」。
・・・黒と白のブチ柄なのに、なぜ、お名前がそうなのか?


渓流釣りのシーズンが終わってからの毎週末、
時間が許す限り、スマホを片手に、
ご近所はたまたお出かけして、なるべく歩くことにしています。


渓流釣りも体力を使いますが、OFFのときは体力つくり、
「なまくら」をしていると来シーズン、渓に立てなくなるのでは?
そんな思いから始めた散歩です。


実は渓流釣りを始める前は40代中頃のとき、腰痛で病院通いであった小生。
通院では腰に電気を当てたり、マッサージを受けたりしていました。

普段の仕事はデスク・ワークが多くなったお年頃です。

もっと若いころは工場現場を走り廻り、また、体力・筋力もあったのでしょう、
斯様な持病とは無縁の生活でしたが・・・


でも、間の良いことに、歳と共に現場仕事は卒業(引退・退場?)して、
週末も時間が取れるようになってから始めた渓流釣りでした。


それでも始めた当初の春先は、凍えるような寒い寒い河原にて、
そこで突然、腰にビリっと電気が走ったりなんかして・・・

車中泊を始めるときも、夜中に腰が痛くなるのでは?と心配でした。


渓流釣り歴は都合で8年、OFFシーズンも歩き詰め。

今ではその様子や感覚は全く無く、
以前は家での就寝も腰の違和感で7時間も寝れませんでしたが、
最近は若いころに戻ったが如く、10時間以上も寝ようと思えば寝られるような?

・・・逆に、こりゃ将来、ボケるのが早いかな?


お散歩は住宅街、あぜ道を抜け、里山の中に。
尾張本宮山の麓は丘陵地帯、今でもとても緑が豊かです。


乗馬クラブが在ったり、水辺には野鳥が居たり、とてものどかです。


さあ、都合一時間と少々。
折り返し地点はコンビニで、缶コーヒーを頂きますか。


このコンビニ、昨年は確か、おじいさんとおばさんが店員さんでしたが、
なんと本日はうら若きお嬢さん、彼女たちがお二人でお店番を。

・・・でも残念。
レジの支払いは悲しきオートマチックです。

下心ありあり!?
いえ、ほんの言葉を交わしたいだけ!?

近代化されたシステムには、
そんなおじさんが付け入るスキはありませぬ。


コンビニを後にして、また再び、あぜ道をテクテクと。

広がる青空の下は秋の柔らかい日差しの中、
歩き始めた当初は肌寒かったのに今は少しだけ額に汗が。



稲刈りを終えた田んぼもあれば、まだこれからの田んぼもあって。
遠くに見える農家さんのトラクターは大忙しです。


大縣神社の御神田、その奥に見えるは本宮山。
尾張平野の東の果て、今日もよく歩きました、その秋の風景の中を。


・・・さて、明日の日曜の朝は大山川沿い、南へ向けて歩こうか。
こっちのルートのコンビニ店員さんも、イケてるンだよな~・・・


















2021年10月17日日曜日

ぶらり 犬山

贖罪の日々は秋10月です。


家内の「ガス抜き」、その第二弾は隣町、城下町の犬山にて。

例年ならお正月の初詣、春は桜の季節や秋は紅葉狩りに訪れる犬山ですが、
新コロナの騒動から丸二年、家内にとっては久しぶりの訪問です。

深まり行く季節は秋。
まだ少し紅葉には早いですが、10月にしては暖かい今年、
それはそれで澄んだ青空の下、城下町には何かお楽しみが待っているのでは?


それに加えて・・・

新コロナの騒動が始まる少し前は2年前の夏、
家内の姉のご子息は通称「アっくん」なんですが、
彼がご結婚をされ、なんと若い二人はここ犬山で家を購入!

ほんと、最近の若者はしっかりしています。

スープの冷めない距離はお隣の町。
いつかはご訪問を、と思っていたのですが、まだ騒動は下火なだけ。
おまけに、未だ新婚ホヤホヤのところ、お邪魔な叔父/叔母が押しかけても。


しかしながら・・・
遠間からだけでも見てみたい、
若いお二人の新居、そして初々しい新婚生活!?

と言うことで・・・
登山帽を目深に被り、クリップ・オンの偏光メガネ、
毎度は山奥での釣行スタイルに身を包み、
トドメは大きな白いマスクを。

年賀状の住所を頼りに、公安・探偵が生業(なりわい)??は、
今回は家内も「ヘヘヘ・・・」とワル乗りして夫婦共々で変装です。

しかしまあ・・・
こんなド変態な叔父/叔母を持って、アっくんは果報者ですね!?


若い二人の「愛の巣」を、ひっそり・こっそり拝見した後、
何十年も前の自分たちを思い出しながら、
後期中年、はたまた初老?の変態夫婦は秋の城下町を歩きます。


隣町でもあり何度も訪れている犬山ですが、
初めての訪問はここ「どんでん館」です。

春と秋に行われる犬山まつり、そこで城下町を練り廻るのは車山(やま)です。
その資料館が「どんでん館」。


「どんでん」の意味は、祭りの中でこの車山を方向転換させること。


犬山まつりを拝見したことがあるのですが、
木製で子供たちの鼓笛隊が乗った車山、その方向転換は大仕事で大迫力!

京都の祇園祭でも「辻回し」が見どころですが、
あちらは路面に青竹と水を撒いて、接地面の滑りを良くしていました。

秩父の夜祭、こちらも拝見したことがあるのですが、
ここは回転支点となる器具・装置を使用、山車を浮かせての方向転換を。

失礼ながら・・・
力任せ的な犬山の車山、その方向転換は若干で強引・豪快でした。


・・・造り酒屋の多い犬山だからでしょうか?
「どんでん館」入り口でのアルコール消毒液も凝っていますね。


資料館を後にして、再び城下町をお城に向けて。


本町通は古い町並みが残っています。
本日は観光客も多め、そぞろ歩きで進みます。


通りの行く末、前方には犬山城が瓦屋根で見え隠れ。


「ちょっと待っててね。」

と、ここで家内がみやげ物店に入り込みます。
でも、これが”ちょっと”じゃなくて、長いンです、ハイ。


しかしまあ・・・
家内はみやげ物に気を取られ、旦那はその客筋に目を取られ。

少し暑いくらいの本日、ペット・ボトルの麦茶が美味しく。
ぼんやりと流れる、青空には白い雲・・・


旅程の折り返しは国宝 犬山城、
ではなくて、
その横に鎮座される針綱神社でお参りを。

渓流釣り師にとって、季節は既に年末です。

今年もお世話になりました。
昨年に続きいろいろとありましたが、
無事に過ぎてしまえば、そんなに悪くもなかったような?

でも来年こそは、本当に良い年でありますように・・・
そんな願いをしたような。


お城の裏手は大河 木曽川。
時の流れのように、悠々と流れていきます。


お天気の良かった秋の一日、今週末も良く歩きました。




















2021年10月10日日曜日

今シーズンのお勉強~大井川と矢作川

 

シーズンも終わってしまいました。


ここ2年は毎年以上、抜け殻のようにボ~っとしてしまう10月の上旬。
言ってしまえば・・・
完全なる不完全燃焼なンです。

理由は・・・
これはもう、申し上げるまでも無いですね。


毎年のシーズンOFFは体力づくり、
毎週末でご近所の散策・長距離散歩に明け暮れるのですが、
それでも体重は増加傾向、1~2kgは増える冬季期間なのです。

それがハードなシーズン開始とともに徐々に減少。

釣れない渓流釣り師は血眼になって、緑豊かな林道・山奥の河原を徘徊。
秋の今頃は冬季に蓄えた養分を使い切り、最終的には-1~2kg、
これがまたOFFで元に戻っていく、こんなパターンなんです。


ところが昨年と今年は、このマイナスがゼロ、いえ、若干のプラス!
重たい体を引きずりながら過ごす、困った食欲の秋なのです。


そんな機会の少なかった今シーズンでしたが、
それでも可能な限り、ダメで元々の気概にて、新規や深耕の開拓に励みました。

釣果として、
気象条件や技量の無さ、はたまたタイミング?にて、
見事にボ~ズであった2つの釣行。

それでも、
何がしかの得るものが、有ったような?無いような?


・・・時の流れ、それは全てのものを許してくれます。
ショ~もナイ結果、罪深き迷える子羊の行い?
それらを寛大にも癒してくれるのです。
直後はブログUPさえ憚れましたが、今となっては良い思い出の釣行なのです。


<新規開拓の大井川は寸又峡>

季節はGWでした。


その昔、単車に乗っていた若き時代、仲間内と訪れたここ寸又峡。
東名高速は菊川から大井川の本筋を千頭までツーリング、
それから山をひとつ越えた、静かな温泉街でした。

記憶では・・・
おっかないような吊り橋の下、
激し目の良い流れであった寸又川です。


温泉街の手前、トンネルを抜けた直ぐ、広い駐車場にハスラーを停めて。
脇を流れる沢沿い、吊り橋へと続く林道を下ります。

見えて来ました、懐かしい、長くて細い吊り橋が。

でも・・・
吊り橋から覗き込む寸又川、その様子は大昔の記憶と異なります。

怒涛の流れを予想した寸又川。
本日のそれは、枯れ川の如く、細く寂しい流れ!

恐る恐る、ゆっくりと吊り橋を渡り、対岸から渓谷に入渓します。

雨の少なかった今年のGW前半でした。

遠路はるばる駿河の山中まで訪れたのですが、
まさか、これほどとは・・・

「とは言うものの、竿を出さにゃ、ほりゃ判らんに。」

お国言葉は名古屋弁。
一縷の望みを託し、スルスルと延べ竿を延ばし、穂先に糸を結わえて。


干上がった広い石河原。
日陰・山影の流れと距離を置きながら、釣り下ります。

周囲に気兼ねなく、大きく仕掛けを振り込み。


しかし・・・
景色はとてもイイのですが、こと、生命反応となると、とんと。


唯一、この日陰の流れから、僅かにアタリらしきものが。

いえ、勘違いだったやも、知れません・・・

このポイントから踵(きびす)を返して、
一旦、吊り橋まで戻り、更に今度はその上流へ。


5月の日差しは既に強く、背中が暑かった記憶が。

広く白い石河原に細く灰色の流れ。
これだけを見ていると、ここはチベット、はたまたウイグルの奥地??

曲がりくねった渓谷、その回廊の奥の奥には・・・

地図からダムがあることは知っていましたが、
これほどの大きなダムであったとは、つゆも知らずでした。

●学習~その1●
川の流れの調整弁、その役割を担うダムですが、
晴天続きの成れの果て、それは見事な止水弁となりえます。
この流出加減が釣果を大きく分けるのでしょうかね?



いずれ川釣り師にしか拝めない、枯れダム下流からのアングルです。


<深耕開拓は矢作川上流>

こちらは5月の中旬でした。
先の寸又峡とは打って変わり、前日までは大雨でした。

昨年の同じ季節に二度も訪れた、愛知県内は矢作川上流。
とても良い釣果でした。

特に二週目の朝一番、飛び込みで大当たりだった大淵。

もう二匹目のドジョウ狙い、加えてその淵の上流は未開、
深耕開拓を兼ねての釣行でした。


前日は今シーズン初めての車中泊を、道の駅「どんぐりの里いなぶ」にて。

・・・これが見事に大ハズレ、翌日の不調を予言するかの如く。


普通の車中泊者はとっくに寝静まったであろう深夜、
爆音と共に現れる複数の「走り屋」、やんちゃ風情のお兄ちゃん達。

エンジンの空ぶかし、それに、大声での喧騒。
それが続くこと、薄明りの朝方まで・・・

きっと豊田の市街地から、
夜の飯田街道、ヘアピン・カーブを登ってくるのでしょう。

・・・もう、寝れまヘン、ハイ。

●学習~その2●
都市近郊(でもないけれど・・・どんぐりの里は)の道の駅での車中泊は要注意。

・・・やっぱり車中泊は「ポツンとトイレ」が一番、でしょうかね?


翌早朝は頭がボ~っとした状態(そりゃ、いつも)、
それで飯田街道はR153沿い、根羽に近い矢作川上流の大淵へ。


しかし、この日は水が高すぎ!


新緑と緑の流れが相まって、景観だけはとても良いのですが。

大淵の手前側は急流が寄せ、重めの錘で探るも音沙汰なし。
緩めな流れは本筋を越えた対岸のみ、長竿8.5mでも届かずで・・・


二匹目のドジョウ様は大淵を諦めて、毎度毎度の渓谷徘徊に・・・


昨年はお外道様に遊んで頂いたR153脇のトロ場。
本日は高水で分け入ることも叶わず、延べ竿では本筋を越えられず。

大淵から上流へ、深耕開拓に挑めど・・・

この白波まるけの流れ、どこを差したらイイのやら。

いえ、季節的に渇水よりは高水の方がはるかに良い条件です。
探せば良いポイントも必ずあるハズなのでしょうが、
如何せん、寝不足で頭がボ~っとして・・・

そりゃ、いつも!


●学習~その3●
気象条件・降雨量・水位情報は重要です。

●学習~その4●
前日前夜にケチが付いたら、いっそ、撤退もアリ!


ハマって判る苦い経験、幾つになっても人生って勉強ですね・・・