2020年7月4日土曜日

ウエーディング・シューズ シマノ FS-002N の更新




4年前に購入した、シマノのウエーディング・シューズは、型式 FS-002N。




年間で30回ほどの渓流釣行、その中で約20回はこのシューズを使用します。

ソールの張替はこの4年間で3回ほどでしたが、
釣れない渓流釣師は大岩小岩が転がる河原を人一倍に彷徨い歩き、
作りが丈夫でタフなシューズでも、流石に本体が痛み出してきました。

・・・ほとんどの皆様は、おじさんの使い古した靴の絵なぞ、
全然見たくもないでしょうが、ここはそれ、
ままエロ・グロ・ナンセンス的な脱線はあるものの、
基本は「準喫茶」ならぬ、準・渓流釣行ブログです。

シューズ購入をご検討されている方の参考になれば・・・


シーズンの初期、春先から晩春まではウエーダーを履く小生です。
ナイロン地の長ズボン、それに長靴が一体となったウエーダーは、
ご想像がつくと思います、とても歩きにくいです。

初夏からは透湿ウエーダーもしくはウエット・パンツを着用、
その際にこのシューズを使用します。

当然ですが、長靴とシューズの比較です、
断然こちらのウエーディング・シューズの方が歩きやすく高機動、
それに「腰痛持ち」にも楽なんです。


今年は新コロナの影響もあり、とても早く感じられるシーズンですが、
丁度の折り返し地点、これ以降の夏場での酷使を考え、新調しました。


靴に標準で装備されているのは、
フェルトにステンレスのピンがスパイクとして埋め込まれたソールです。

当初は滑り止めとして、とても良いアイデアなのでは、と思い、
そのままスパイク・ソールを使用していたのですが、
ある夏の日の濡れてコケ蒸した大岩の上、
あくまでも個人の経験ですが、みごとにスっ転びました。


転ぶ直前の感触、感覚的には・・・

全面がフェルトの場合は(こちらも滑るときは滑ります。)、
「あ、スベるかな?」の後に、何と申しましょうか、
踏ん張り・掛ける抗力に正比例、来るぞ、来るぞ、の感覚。
短い時間での出来事ですが、
早い話、予測がつくンです、ハイ。

これがスパイク・ソールの場合は正比例ではなく、
パルス的・瞬間的と申しましょうか・・・
早い話、いきなり・予測なしでスベりました。

・・・繰り返しますが、個人的な経験・感覚です。

それ以降は全面フェルトのソールのみを使用しています。
今回も、もったいないですが、靴の新調とともにフェルト・ソールも。


シマノさん、お願い!

リピーターはひとりのユーザーの要望です、
スパイク・ソールのみではなくて、
全面フェルトのソールを、是非!
最初から選択できるようにはならないでしょうか?


ソールの交換はとても簡単。


かかとの部分にマイナス・ドライバーを差し込んで、
ベリベリとソールの裏のマジック・テープを剥がすだけ、
あとは新品のソールを万遍無く張り合わせて。

・・・この交換が上手くいかなくて、ソールが河原で剥がれた、
という事故は今のところ未経験。


靴のボディ、その主要な部分は厚手のゴム製、
くるぶしまで、しっかりとこれまた厚手の生地で覆われています。

・・・岩の間に足がすっぽりハマっても大丈夫、
遡行の安全を考えると、とても良いシューズです。

あえて難点を申し上げるとするならば・・・
釣行から帰宅して靴を水洗い、その後の乾燥なんですが、
夏の炎天下でも一日では乾かないところかな。

丈夫なシューズ故、生地も厚め、こればかりは致し方なし?


今シーズンも後半戦。
暑さもこれからが本番です。
ご無理のない範囲で、ご諸兄、がんばって、参りましょう!