2024年1月7日日曜日

肥料の生産と販売、その届出準備

 

釣り餌として飼育しているミミズさん、
その飼育の副産物として大量の飼育土が出来ちゃいます。

これまでは箱庭のアジサイやキンモクセイの根元に撒いて、
季節折々の見事な開花を楽しませて頂きました。

肥料としての効果は実体験から折り紙付き。

しかしながら、そこは狭い箱庭です。
毎年で発生する飼育土を撒き続けるには手狭なのです。

・・・何かイイ処分の仕方は無いモノだろうか?

そんな困り事から、先般で開設をした「メルカリshops」です。

メルカリには屋号を「SW工房」として、
昨年から渓流釣り仕掛けや渓流風景写真を販売し、
メルカリ事務局から「ダメ出し」を連絡頂いた太ミミズは、
今はヤフオク(3月まで休止です)に引っ越しも、とても良い売れ行きでした。

ミミズと同様にメルカリでの肥料販売はご法度も、
メルカリshopsではその扱いはOKなのですが、
肥料の販売ならびにその目的での生産には、
都道府県への届け出が必要なのです。

詳しくはこちらを・・・

そんなことからこのお休みの間、届出書類の作成と準備を行いました。


ミミズの飼育土、言い換えてしまえば、ミミズの糞です。

届出上で肥料は普通肥料と特殊肥料に分けられ、
魚かすや米ぬか、動物の糞などの堆肥は特殊肥料に分類されるそうです。

特殊肥料の場合、届け出に必要な書類は、
・特殊肥料生産業者届出書
・生産工程の概要
・分析成績書
・連絡先の説明資料
・肥料販売業務開始届出書
・住民票
と、結構な枚数の書類です。

それでも、特殊肥料生産業者届出書 と 肥料販売業務開始届出書 は、
概ねは何度も何度も氏名と住所を繰返し記載するだけ。
分析成績書 は分析機関への有償依頼、住民票はお役所へ取りに行くだけ。

手間と費用は掛かりますが、さほど難しいものではありません。


・・・面白い資料は「生産工程の概要」なんです。
「尾張米糠酸素太ミミズ堆肥」の生産工程の概要 と題して、
フローチャート式で「生産の順序」を示すのですが、
愛知県の農政部HPには「お手本」が掲載され、
それに習って編集作成するだけのこと、
これも難しくはありません。

・エアーレーション:金魚のブクブクです。
・切り返し回数:2つの飼育箱、毎週交互で釣り餌はミミズさんの取り出しから。
・飼育期間:も~う、夏場は2か月も飼育したら、香り立つ発酵具合でして。

至極、まじめに、真実を記載します。

それに・・・
愛知県の管理・肥料農薬取締G(怖いお名前!)に下書きをメール送付したら、
とてもやさしく、担当のおねえさまが、間違い・不足箇所を添削して頂けて。

田中様、本当にありがとうございました。



しかしながら・・・
ナゼ、これほどまでに、細かな工程説明が必要なのでしょう?

その昔・・・
肥料の生産工程をヒントに火薬が作られた歴史から、と思っていたのですが。

どうも、もっと身近な視点からのようで、
家畜由来の堆肥から農作物への病気が発生したり、
口蹄疫(ユンケルじゃ、ないですよ)なんかも関連するようです。

単純な「尾張米糠酸素太ミミズ堆肥」の生産工程ですが、
ミョ~な原料が使われていないか、きちんと説明する必要がありますね。


・・・それともう一つ、面白そうな資料は「分析成績書」です。

これはまだ、これから見積と分析依頼を掛けるのですが、
果たして「尾張米糠酸素太ミミズ堆肥」の肥料としての実力は如何に?

窒素、リン酸、カリウム、カルシウムなど無機系の成分割合や、
その他の有機系の成分がどの程度で含まれるのか?

本家本元の化学肥料に負けず劣らぬの自信はあるのですが。
経験上の効果は確認済も、数値的な評価も結果が楽しみです。


その分析機関に送付する為に、お休み中は飼育土を天日干ししました。

しかし・・・
溜まりに溜まったミミズの飼育土、
水分を含むも流動性は無く結構に高粘度、
元のカブトムシ飼育マットの面影は全くありません。

これをトレーに移しまして。

こう、何と申しましょうか・・・
これだけ見れば美味しそうな八丁味噌?
しかし、ニオイは紛れもなくミソではなくてク〇。

渓流釣りシーズンの毎週は釣行前、
釣り餌はミミズさんを取り出すが為とは言え、
ここに素手を入れる傾奇者の心情が理解できませんね。(笑)

よくもまあ、腹下りなど、体調を崩す事無く・・・


物置の屋根上は日当たり・風通しも良く、ここに一週間ほど曝しておきます。

乾燥後はこれを砕いて、500gを分析機関に送付する予定です。


エコロジーに富んだ釣り餌と肥料の関係、
ムダの無い生産サイクルはSDG’s的にも宜しいのでは?

そして!
取らぬ狸の皮算用、
さて、特殊肥料は1kgをお幾らで販売しましょうか!?

夢の膨らむ新年です。