2021年1月24日日曜日

リベンジ アマゴのフォイル焼き


 
「ちょっと!
 なんて汚いやり方しているの!?
 もう、調理は私がやるから、後からオーブンの番でもしててよ!」


昨年のお盆休みにトライしたアマゴのフォイル焼き

そこそこの出来具合でしたが、
今少し、塩味と言いましょうか、コクが足りなくて。
家内の見立てでは、バターを入れてみては?のご意見を頂きました。

♬もう~幾つ寝ると 解禁日~♬

では無いですが、まだ冷凍庫には昨年の釣果はお魚さんもあり。
そんなことから今週末は、アマゴ・イワナのフォイル焼きに再挑戦です。


お台所はシンクでお魚を洗っていると、
そのヌメリからでしょう、排水口が詰まっちゃって。
その水たまりの中での鱗取り、家内に見られて上述のお叱りです。

・・・いや、確かに不衛生ですが、
直後に高温のオーブンで火に掛けるのだから、
一通り金タワシで擦ったら、再度で水洗いさえすれば。
この感覚は「男の料理」?いえ、「小生のキャラ」からでしょうね。


家内の「執拗なる洗浄」を終え、白くなったアマゴさんにイワナさん。
・・・昨夏は馬瀬川と小鳥川での釣果でした。


お魚の頭を落とすことが出来ない家内。
ここは再度で我が出番、小生専用の秘刀「関の孫六」が光ります。


ポンポンとお魚の頭を跳ね、相も変わらず見事な切れ味!
・・・だって、全然使っていないンだもン。


ここからはまた、家内に調理を任せ、小生は記録係を。

前回と同じく、調味料は塩コショウに和風ドレッシング、
そして家内のご意見からバターを追加です。

アルミ・フォイルのお魚へ塩コショウを振って。
しめじ、プチトマ、ブロッコリーを加えて。
・・・彩りが、よろしいようで。

最後に和風ドレッシングを掛け回し、バターを添えます。

火の通りにムラが出ないよう、オーブン皿に万遍無く配置して。

前回のオーブンは手動操作にて、
200℃設定、予熱後での投入、所要20分でした。

・・・よくよくオーブンの取説を読んだら、
「サケのフォイル焼き」なるレシピが存在して。

サケもアマゴも似た者同士!
今回のオーブン操作は「全自動」で、所要25分はもうおかませデス。


フォイルに包まれ見えない中身、出来具合は後のお楽しみです。
20分を経過した辺りから、いい香りがしてきました。


しかし、ここでアクシデント!

横で家内が他のおかずの準備中、
電熱レンジのスイッチを入れた途端、家中が真っ暗に!!

「え~、何これ??ちょっと~」と横で家内が。

いきなりの闇夜の世界、目が直ぐには慣れません。
そんな折、台所でのムチャな動作は危険です。
しばしその場で待機の後に、ブレーカーのある洗面所までゆっくりと。

・・・築30年は中古の我が家。
電気容量が若干で控え目、よくあるンです、こんなこと、ハイ。


ブレーカーのスイッチを入れ停電は復旧です。

されど・・・
オーブンのお魚さん、停電時間を見積もって、冷め具合は如何ほどか?
ナマ焼けのお魚は、流石にシンクの件もあり、頂けませんね。

して、ここからが「男の料理」の真骨頂!
小生の山勘で手動操作、オーブン設定は210℃、10分の延長で。

そして、出来上がりは・・・

プチトマが良い具合にハジけて、大丈夫でしょう、これなら。

してして、お味の方は・・・
やっぱり、家内が正解でした。
前回と違って、塩加減・コクがバッチリ!

強いて言うなら・・・
こう、何と言いましょうか、若干で水分が多めかな?
お魚をフォイルで包む前に、キッチン・ペーパーで吸水した方が。


・・・お料理は奥が深いです。

折角にも頂けた、山の幸はお魚さん。
まだ昨秋は飛騨秋神川の分が残っています。

シーズン開始前にもう一回くらい、再再度のリベンジですね。


<渓流写真は料理素材イワナさんの故郷 飛騨小鳥川から>