2016年12月1日木曜日

i QOS ~ アイコス

ご諸兄各位殿


・・・今回のブログ、未成年の方はご高覧をお控え頂けると幸いです。


齢51年の小生、二十歳の時からタバコを嗜んでいます。

これまであまり禁煙と言うものに真剣に取り組んでは来ませんでしたが、
歳も歳、このところ少しだけ気にはなってきていました。

・・・タバコは男の句読点。
そんな、シャレたCM文句も昔はありましたが、決して体に良い物では無く。

実際の所、若かりし頃、ナゼにタバコを吸い出したのか・・・

遠い記憶をたどれば、若い頃に乗っていたオートバイ。
その始動後の暖機運転で手持ちぶさた、で、始めちゃったような。


今では老眼でオートバイには乗りませんが、家事・仕事の合間で一服。
特に仕事の山を越え、夕方、コーヒーを飲みながら・・・
良いですね、落ち着きます。

でも、本当に最高な喫煙場所は、やっぱり初夏のすがすがしい渓流での一本。
流れゆく川のせせらぎを聞きながら、頬を伝う冷たい風を感じながら。
・・・ちゃんと、携帯灰皿を携えて。


喫煙者の肩身が狭い今日この頃。
もちろん、それだけではなく、自分・家族・周囲の事を考えて、
友人・知人の多くが禁煙を始めています。

で、先日、友人の勧めもあり、また、都合良く購入する機会がありまして、
このような電子タバコを買いました。


・・・ただこれ、決して「禁煙」と言うものでは無く、
タバコに比べて、そこに含まれる有害物質が少ない、というシロモノ。

普段で吸っているタバコはメビウス・ワンの100S・ボックス。
・・・しみったれの小生、同じ値段なら少しでも長いものをと100Sを愛用。

最初の二十歳はマイルド・セブン・ライトで始まり、
次にスーパー・ライト、そしてエキストラ・ライト・・・

何だかその変遷は、ルアー竿の番定、UL、SUL、XULのごとく?
実を言えば、歳を追うごとにキツいタバコを体が受け付けなくなっただけ。

行き着いた今のメビウスはタール1mg、ニコチン0.1mg。
それを一日でおおよそ十本程度。
こんなのだったら、スッパりと止めちゃえば良いのにね、ホント。


では、この電子タバコのタールとニコチンの含有量は・・・残念ながら不明。
タールはほぼ含まれていないようですが、ニコチンはある程度を含有。
しかし、その数値表示はありません。

もっとも「数値」でタバコを楽しむものでも無く、要は自分に合うか・合わないか。
肝心の吸い心地、いわゆる「味」なんですが・・・

小生は軽い感覚のバランスド・レギュラーを選択。


のどごしはタバコのような刺激・熱気は全く無く、非常にスムース。
吸気の場合も「吸う力」はタバコほど必要なく、スルリと入ってきます。
まるで蒸気を吸っているような感覚、でも出るのはやっぱり煙かな~。

その煙から若干の香ばしい独特な香りが、嫌み無く感じられます。

銘柄はマルボロとはなっていますが、決してタバコのマルボロの味はしなく。
・・・個人的にはマルボロの「後味」はキツめ、余り好きでは無くかえって好都合。
新しい味のタバコ?と考えれば納得の味です。

結果として、味は今のところは可も無く・不可も無く、と言ったところ。
もう少しこの味に慣れてくると、そこそこ良いのかも知れません。


機器の分類としては家電製品となるこの電子タバコ。
小生のような粗忽者が手を滑らして川に落としたら・・・即お釈迦の可能性が。

ヒーターの加熱時間は十数秒と短いですが、連続使用のインターバルが数分間。
仕事の合間の休憩時間では制約が厳しそう。
おまけにクリーニングなど、お手入れも必要。
まあ、今のタバコの本数が少しでも減れば、それはそれで儲けものでしょうか?


ゆっくりと登っていく煙を見ながら、来シーズンの思いにふける・・・
暫くは週末の家庭内使用に落ち着きそうです。