2016年1月2日土曜日

飛騨萩原 禅昌寺

ご諸兄各位殿

飛騨萩原に禅昌寺というお寺があります。


国道41号線は曲がりくねって山深い飛騨川沿いの中山七里。
それを抜けると谷底に下呂の温泉街。
そこから長いトンネルを抜け、萩原の町に入ったすぐのところ。

いつもは小坂川へ渓流釣りへ向かう途中、何の気なしに通り過ぎていますが、
その昔の若かりし頃、単車でツーリングの小生は、ここでよく休憩しました。
名古屋から約2時間半。
飛水峡で一服した後、二度目の休憩地点。

信仰心希薄でただ若かったあの頃は「立派な山寺だな~」くらいの認識でしたが、
便利な昨今、ネットはWikiなんかで調べてみるとこのお寺、
戦国武将は姉小路・三木氏の菩提寺とのこと・・・やはり、荘厳です。


お寺の境内には「禅昌寺の大スギ」なる巨木がそびえ立ち、小生はいうに及ばず、
秀吉の配下、金森長近なんかも足元に見降ろしたのでしょう。。。


季節は2016年のお正月、久しくも神妙な心持で初詣でしてきました。

願い事は・・・いつもの「今年こそ、尺上アマゴを」から宗旨替え、
年末、年始と私的に思うところがあり、これまでの無事御礼と健康安全祈願。

・・・それさえあれば、いずれ「尺上」は結果として付いてくるのでは??
それに、おっちょこちょいには新年くらい、これくらいが丁度よろしいかと・・・


もちろん、今日の益田川訪問は年末からの引き続き、飽きずに冬の渓流巡り。
まずは、上呂駅前から浅水大橋を渡り、その下流の堰堤で。


新年早々にも畑仕事のお父さんに話しかけ・・・地元のご年配者のご意見は貴重!
    小生  「ここ、アマゴは釣れますか?」
 お父さん  「そうのう、春も5月にもなると、のぼりが溜まるようだのう。」
路肩の空きスペースに停めた小生の軽巡を指さして・・・
    小生  「車って、そこに停めても良いんでしょうか?」
 お父さん  「おお、え~に、そこなら。春んなったら、また来ての~。」
・・・ありがとうございます。

益田川の印象として、下呂~萩原~上呂あたりまではゆるい瀬が主流。
アユ釣りにはもってこい、なポイントでしょうか?

でも、ここ上呂から小坂にかけて、その渓相にも徐々に変化が・・・
流れも速くなり、まま深めの淵なんかも・・・こうなるとアマゴ向きのポイント??

同時に河岸が高くなり、入渓ポイントが絞られてくる様子です。
川岸、橋の上から川面を眺め、降りられそうなポイントを丁寧に探します。


遠くに鉄橋、高山本線のローカル気動車、のどかですね。


今年は本当に雪もなく暖冬。
馬瀬川に至る西側のお山の頂にも白いものは全く見受けられません。
日差しの中、落差のある河岸を上り下り、歩き回ると汗をかきます・・・

肌で感じる感覚だけなら、まさに春到来!

・・・遅れましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。