2017年4月26日水曜日

シマノ 天平 超硬調 53 ~毎度!釣具屋でのニヒルな午後

ご諸兄各位殿


先週末の前谷川でのイワナ釣り。



その前の週に購入した渓流竿、シマノ 天平 超硬調 5.3mを初使用しました。
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/603

所有する渓流竿で最短は、これまで シマノ 渓秀 60 でした。
ズームを縮めると5.2mとなるのですが、
まま、源流に近い、頭上が枝木で覆われたポイントでは、これでも長過ぎの感が。
神越渓谷でのニジマス管釣り、昨夏の姫川支流は楠川、また青屋川、段戸川など。
以前から、もう少し短い、小回りのきく、先調子竿が欲しいな、と思っていました。



先々週はいつもの春日井の釣具屋さん。
ブドウ虫の購入ついでに竿コーナーを見たら、シマノ 天平が表示価格10%引き!

”この機を逃してなるモノか!”
と、思わず手に取り。
源流に近い小渓流での使用に特化、この「超硬調」がズバリ良かったんです!



いつもと変わらず、ここのレジ係はうら若きお嬢さん。
天平を支払いにレジまで持って行くと、お嬢さんがテキパキと検査を始めます。

竿を小脇に抱えて、穂先から順にスルスルと伸ばし。
行き届いた社員教育のタマモノ!
いやほんと!手慣れた手つき!お見事!



”お嬢さん、竿の扱いがお上手ですね。”

顔は強面(こわもて)なれど、物事を純真に捉える少年のような心の小生。
のど元まで、こんな正直なセリフが出かかったのですが、
すわ、お口にチャック!

このフレーズ・・・聞きようによっては、ヒジョ~にヒワイな表現。

いや、キムタクあたりが言えば問題ないのでしょうが、
脂ぎった強面。
加えて「上の寂しい」おじさんが、薄ら笑いを浮かべて言った日にゃ・・・

「このオヤジ、来る度にウチの女の子にチョッカイ出しおって!」
と、釣具屋さんへ出入禁止となっては一大事。

口は災いの元・・・無事に事なきを得ました。


前谷川は小渓流でしたが頭上は開け、臆すること無く竿を振れました。

主にズームを一杯に縮め4.5mで使用。
このためか、先重感は全く感じられず、片手で楽々操作。
チョウチン気味の糸長さ、3.5mと相まって、非常にシャープな感覚でした。

風が強い日でも狙った水域には百発百中!
8寸サイズのイワナさんなら、難なく引き抜きが可能。
ハードな局所での使用が想定され、お値打ち価格が嬉しい限り!

GWを前に、また一本、選択の幅が広がりました。


ご諸兄各位殿!
是非とも、楽しい良い休暇をお過ごし下さい!








                    

2017年4月23日日曜日

長良川&前谷川釣行

ご諸兄各位殿


渓流釣りの決まり事で、先行者優先、それと、釣り下らない、があります。

どんなに朝早く釣り場についても、既に先行者が居られたら、その方が優先。
基本、他の釣り場に足を向けるか、お断りをしてその方の下流側に入ります。

釣り下らない、は道理があって、川のお魚は概ね上流に頭を向けて定位。
結果、お魚に存在を気づかれないよう、下流側からアプローチがセオリー。

・・・他様から上より迫られた日にゃ、泣けてきます。


<前谷川出合>

先々週は長良川の本流、前谷川の出合へ向かったのですが、本降りの雨と増水。
で、あえなく諦めました。

昨年の大イワナを期待して、今週末も懲りずに出合へ馳せ参じたのですが・・・
この時季では早めな時刻は6:00。
なのに、既にご同輩が・・・恐れ入りました。

お声掛けして下流に入ろうと、タイミングかねがね暫し様子を見ていると・・・
ご同輩は小生と同じくエサ師さん、ご年配の方です。

ところが・・・
出合に広がる奇岩の上を、長竿片手に臆すること無くヒョイヒョイ。
小生なら躊躇するであろう厳しめの流れ、分け入ることズイズイ。
竿は8mでしょうか?それでもビシッと鋭い振り込み!

・・・こりゃ、熟練の猛者!
斯様な熟達者の後に続いても、ペンペン草さえ残っていないでしょう。
で、あえなく諦めました。



”さあ、どうしよう?
下り戻って白鳥の町に近づくと、ご同輩が多いような気がするな~。
ここはもう少し上流へ行ってみるか。。。”

大イワナが頭から離れず・・・プチ新規開拓です。
前谷川出合よりR156を少しだけ上流、二つ目の橋、白鳥と高鷲との境、
そこを渡って対岸から入川です。

上流には何名かご同輩方々のお姿が。


<デンデン・アマゴならぬ・・・>


今日の長良川は若干の増水、良い頃合いです。
朝方は曇っていましたが、陽が昇るにつれ青空が広がり。
気温は少し肌寒い6℃、水温はそれより高い8℃。
まずまずのコンディションでしょうか?






竿は本流竿で8.5m、淵や落ち込みを中心に。
・・・小さなアタリはあるのですが、針には掛かりません。


陽もかなり高くなり暖かくなってきました。
遠くの雪山を背景に、瀬でこんな少し早めの流れに仕掛けを馴染ませ。

・・・と、ハッキリとしたアタリです!
             一呼吸、アワせると・・・掛かりました!

手応えから「重量」はありそうですが・・・
             いや、これは、もしかして?



や、や、やっぱり君か!

尺はさすがに無いにしても、
立派なサイズ・・・

でも、
時期として少し早すぎやしませんか?

それにしても、
このスジは君じゃないでしょう?
流れ、早いですよ、ここ。




しかしまあ、お外道さんのウグイさんでもボ~ズよりマシ、と考えましょうか。

優しく針外しの後にリリース。
気を取り直して続行です!

ポイントを少し上流に移し同じく早めの流れ。
お!またアタリが!・・・でも。


幸か不幸か?さっきよりもサイズ・ダウン。
そして、こんな釣果を繰り返すこと計5回!
中には既に婚姻色、真っ赤に染まった早熟モノも。

いや、ボ~ズよりはマシ、とは言うものの、程度の問題が・・・


<なぜ、釣り下される??>

そのうちに風が出てきて・・・時間の経過と共にそれは強くなり。
山に挟まれ、谷底で開けた河原はその通り道。
釣りづらくなってきました。

暫くすると、上流からご同輩が二名、釣り下ってきました。



・・・彫りの深いほうれい線、そこに偏向サングラスを掛けた小生。
家内によると、その風貌には迫力があり、まるで「ザ・ヤ ○ ザ」だそうです。

失礼な!

でも実際、管釣りは隣の釣り座の小学生。
お魚が釣れたので「良かったの~、坊主」とニッコりと微笑みかけたら、
ボクちん、引きつった顔をされ・・・
即、お父さんと釣り座を交代されました。。。

「偏光」サングラスは小生にとって仮面舞踏会はそのマスク。
乱反射の入光を防ぐ代わり、その醸し出す雰囲気は、
小生の優しい?オチャメな?キャラを180度「変更」させるようです・・・



そのスゴみの効いたヤ ○ ザ・キャラで、釣り下ってきたお二方を睨み付け。

・・・いや、決して怒っている訳では無く、冗談半分。

しかし・・・
これが少々効き過ぎた?
ご同輩のお二方はスゴスゴと土手を登って退渓。


チョットやり過ぎチャッたかな??

いやいや、理由は小生の極道キャラばかりでは無さそうです。
釣れない・釣れてもお外道ばかり、加えてメチャ強風・・・
やむにやまれて釣り下る。

そして気が付けば、見渡す限り河原に居るのは小生のみ。
強風で繰り返すライン・トラブル・・・

”今日は本流での長竿はムリだな・・・オレッちも河岸を変えるか。”


<午後から前谷川>

短竿なら、分け入った支流なら、風の影響も少ないのでは?
頭をよぎったのは前谷川、先々週の北濃駅、お掃除オジサンのオススメ。



長良川への出合を少しだけ登り、前谷集会場の横にハスラー号を駐車。
”ここから釣り上がるか・・・”

人工の段々棚が延々と続く前谷川。


登りのキツい前谷川ですが、
この辺りは人家も多く里川的。

長良川と同じく水量も多く。
・・・綺麗な流れです。

狙い所はやっぱり、
落ち込み直下。

午前中は線の釣り。
午後から点の釣り。


本流竿を短竿に持ち替えて。
頭上は開け、留意すべきは足下のネコヤナギくらい。

エサはブドウ虫。
画面の中央、川底が明るくのぞけるポイントへ振り込んで。


・・・来ました!アタリです!
結構な引き加減!
一気に引き抜きます!

出てきたのは・・・
ウグイ様!? んな訳は無く、今期最大のサイズです、イワナさん!

この岩に囲まれた止水域からも!


午後からの短い時間での釣り。
人家も近く、果たして釣れるのか・否か、若干の不安がありましたが。

・・・前谷川、イワナ天国。


逆に人家から離れるにつれ、アタリが少なくなる傾向?
釣り人は恥ずかしがり屋、集落近辺は意外と竿抜け?

ズイズイと徒歩で登ったのですが、それに比例して貧果に。


良く歩きました、そして、登りました。
時刻は午後3:00、竿納めとします。




<ようやくの満開>

名古屋はもちろん、長良川中流の美並も桜の季節は終焉。
でもここ、長良川上流部は今が丁度の見頃。

大河 長良川のスケールの大きさを感じます。


さあ、来週はGW!!
忙しくなりそうです・・・


<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :長良川 8.5m  
        前谷川 5.3m(4.5m)

仕掛    :~長良川~
        針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m、 
        天井糸 0.6号 3m、  錘 1~B1号

       ~前谷川~
        針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
        錘 B1号

釣果    :~長良川~
                     ウグイ 5匹
       ~前谷川~
        イワナ 8寸 一匹、7寸 二匹

気温    :6~15℃
天候    :晴、10時くらいから風、午後は強風   
表層水温 :~長良川~ 
        8℃
      ~前谷川~
        10℃





2017年4月16日日曜日

奥美濃は今週も雨だった~板取川釣行

ご諸兄各位殿


川を楽しむスタイルにも色々あります。


「すみませ~ん、上から二人、やってきま~す!」

板取川は川浦谷川との出合。
インストラクターさんと覚しき方が、釣りをしている小生に大声でお声掛け。

川幅のある板取川ですが、さすがにこれだけ上流だと渓谷も深く。
ご同輩の気配も無さそうで、気兼ねなく釣り始めたこのポイント。
そこでのいきなりのお声掛けに、最初は少々ビックリしました。

この奥は知る人ぞ知る秘境、川浦谷川。
・・・まさか、そこから人がやってくるとは。

長良川本流でよく見かけるカヌー?それともラフティング?
きっと気持ちが良いのでしょうが、まだ少し季節が早すぎるのでは??


でも、下って来られた
そのお二人は妙齢のお嬢さん。
パドル裁きも堂に入って。

冷たいしぶきに黄色い歓声が
渓谷にこだまします・・・
いいスっね!

おじさんも暫し釣りを休めて顔が緩みます。


川を楽しんでいます、オレっち。



今週末は長良川の支流 板取川上流での釣行は約一年半ぶり。

来るGW、はたまたサツキマス挑戦の前哨戦と見据え?
川幅のある板取川で長竿を振り回す訓練を兼ね!

・・・大場所、大モノに焦点を当てて??


<意地悪いお天気>

午前中の朝一番は巾着のように板取川が湾曲するその頂点部で。
水道管検査用の作業道で急な斜面を下ります。


ところが・・・
準備万端で河原に降り立ち、
さあイザ、と竿を出し始めたら、
計ったかの如くの降雨。

ついさっきまで陽が差し込んでいたのに。
これが、あれよあれよという間に本降りに。

二週続けてのカッパの出番です。





帰宅後に家内からもお天気の恨み節、尾張北部でも10:00ころから雨。
ちょうど洗濯物を干し終えてからの来襲。
バタバタと屋内へ取り込んだそうです・・・
ほんと春のお天気は意地悪く。


雨の中、ミミズさんをエサに落ち込みから続く緩めの流れを探ります。

長竿に細糸は0.3号。
この細糸でオモリはB1を使うと、まま、オモリがエサより先行して沈下。
結果、細糸がヨレて絡まってしまい・・・
昨年に覚えたはずの振り込みのコツ、忘れちゃってます。

雨に濡れた竿に細糸が張り付き、余計に始末が悪く。
ライン・トラブル多発!

・・・もう今日は訓練、訓練!


<午後から川浦谷川出合>


確かに、天気予報でも暖かい湿った空気に寒気が流れ込み、
にわか雨の予報でしたが、さすがにこれほどとは・・・
ザーザー降りです。



川浦谷川に流れ込む板取川
その勢いもすさまじく。
(ふたつの川幅の比較から、
この表現の方が合っている
ような・・・)







落ち込み際、白波と反転流の境目に仕掛けを投入して。
目印が反転流で周回運動。

ようやく昨年の感覚が戻り、ほぼ思うように竿が扱えるように。


暫くすると、急に陽が差し込み始め・・・雨が上がりました。
で、最初のカヌーのお嬢さん達が!


女神のお出まし??
こりゃきっと、良いことがあるんじゃ??

・・・川浦谷川出合を後にします。


<板取川 松谷>

長いトンネルで板取と郡上を結ぶR256、小生の帰路でもあります。
その少し上流、松谷で河原に降り立ちます。
葛レ谷が注ぎ込む合流点、流れに変化が見られ。


Wiki に依ると板取川は延長53km、吉田川より長い長良川の支流。
随所で川の流れが湾曲、瀬あり、大淵あり、トロあり・・・風光明媚。
川全体で余り落差が無く、その風貌はむしろ「本流」。
場所によっては長竿でも足りないくらい。


この辺りは谷川の合流も落ち着いて、深くうねった流れが続きます。
目印下を長めにセットしてB1で底ネライ。
大きく振りかぶって・・・長竿、気分爽快!

ゆっくりと目印がエメラルドの川面を流れていきます。
・・・今週末もしばし、時間が過ぎることを忘れ。



え?何??
今回のブログ、お魚の写真が無ければ、釣果にも触れていないって?

・・・女神の微笑み虚しく、聞かないでヤって、おくんなせい。。。


長良川、R156沿い、深戸の桜並木も散り始め。



<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :10m
仕掛    :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 4.5m、 
        天井糸 0.6号 4.5m、  錘 1~B1号
釣果    :ボ~ズ
気温    :11~12℃
天候    :午前中はしっかり雨 午後から晴れ間が   
表層水温 :7℃







2017年4月11日火曜日

石徹白川は霧の中

ご諸兄各位殿


今回のブログ・・・前回のおまけです。



「いや~、今日は止めた方が良いよ。まだ川縁まで雪があって危ないから。
 踏み外して川に落ちたらエラいことだに。」
石徹白川は河畔にある養殖場のおじさんのご意見。


先週末は春雨の中、奥美濃郡上を回り回って気良川で釣行でした。
最初の目的地は長良川本流は前谷川出合。

その手前、北濃の駅でおじさんから、本流は諦め前谷川を勧められ。
残念ながらその前谷川も出合あたりは激流。

”川も上に登れば水も細くなって、何とかなるんじゃ?”

お調子者は深い深い霧の中、川添いの曲道山道を上っていったら、
あれよあれよと桧峠を越えてしまい・・・
石徹白川まで行ってしまいました。


毎年、一回くらいは訪れる分水嶺の向こう側、石徹白川。
正直、余り良い思い出はありません・・・
ただ、いつ来ても渓谷美はサイコ~!!


養殖場のおじさんのご意見に従って、釣り糸は垂れず大人しく様子見。
今回も素敵な山岳風景を拝めることが叶いました。


暖かい春雨、冷たい残雪・・・温度差が醸し出す濃い霧。
気温は肌寒い5℃、そして轟音の激流、石徹白川。


未だにここは初春ですね、まだ暫くは。
また今年も季節を見計らって・・・






2017年4月9日日曜日

春雨の郡上 吉田川支流気良川釣行

ご諸兄各位殿


雨の中、一心に何かをする。

その昔は趣味の単車、アウトドアでそんなこともありましたが、
この歳になって渓流釣りを始めた最近まで、わざわざ雨の中で何かをする、
など、とんとご無沙汰でした。


「本当に明日、釣りに行くの?雨だよ?」は前夜の家内から。
これが一般的なご意見でしょう。

屋外業務に従事される方以外で、好き好んで雨に打たれに出かける人は、
マズいません。

・・・でも、家でじっとはしてられないんデス、この時季の雨の渓流釣り。


<朝から回り回って・・・>

もちろんですが、
釣行時に雨が降っていないことに超したことはありません。
もう少し正確に申せば、しっかり降った雨、それが上がった直後。
川の水が引きかけて色は笹濁り、でもって、薄陽が差し込んできたなら最高!

しかしそこは小生、ご多分に漏れず時間に融通が利かない「必殺勤め人」。
天気を選り好みして釣行できるご身分ではありませぬ。

土曜日は朝から暖かい雨ではありますが、結構な降り加減。
その中、郡上に向けて出立です。


当初の目的地は長良川本流、前谷川の出合。
昨年は春雨の中、尺上イワナを上げた美味しいポイント。

毎度の如く「柳の下の二匹目のドジョウ」を目論んだのですが、
昨日の春雨は去年と勝手が違い、長良川の水量が多く・・・
ど~なんでしょう?

朝の北濃駅でお掃除をされているおじさんにご意見伺い。
そのご回答は、
「本流での釣りはムリ・ムチャ・ムダ」と笑顔で暖かくもバッサリ。

代わりに、おじさんからは前谷川を勧められたのですが・・・


ここも斯様な激流で、降り立つ河原も今日はネコの額ほど。
加えて前谷川は落差が大きく、遡行が難しそう・・・

諦めて、第二候補、
勝手知ったる吉田川は明宝 高橋に軽巡は進路を変更としました。





<高橋よ、おまえもか・・・>

明宝の道の駅手前、チラリ・チラリと吉田川の様子が見て取れますが・・・
あっちゃ~、高橋もこの有様。

流れ下る轟音、雨と水煙で川の奥が霞んで見えます。
・・・どことなく水墨画の世界。



夏場なら、これくらいの水量なら、返って期待が持てるのですが・・・
流石に今の時期では。

”え~い、こうなりゃもう支流じゃ・・・寒水川か?気良川か?”

つろつろと迷いながら、せせらぎ街道を八幡に向け、今来た道を下っていると、
タイミング良く気良口の信号が赤に。

”うん、こりゃ、神様、仏様のお導き・・・気良川に決定!”
ほんと、今回は場所を決めるのに時間が掛かりました。



<気良川 特設魚釣場>


気良川の上流には整備された釣り場があります。
安全第一。
お天気の悪い今日のような日は、足場がしっかりした、こんなポイントが重宝。

「ここで釣ってくだされ」的な釣り場。
天の邪鬼な名古屋人の小生。
普段なら「トロくせ~」でパスですが、今日ばかりは致し方なく。



・・・他のご同輩方々もこの辺り、良くご存じです。


そんな気良川、やっぱり降りしきる雨の中、流れは速く水量は過多。
竿を出せるポイントが限られます。


人工的に作られた段々瀬、その中の少し広めな棚、白波の間が美味しいポイント。



竿は7mを選択・・・8.5mでも良かったかな?今日は。
エサはミミズさん。
白波は手前側の「静かな」水域から始め、次いで白波の向こう側へ。
・・・徐々に攻略の手を広めます。


一心に流れる目印、その変化を注視します。

カッパを叩く雨脚。
どことなく感じる開放感。
それと同時に感じる恐怖感。
濡れた着物の憂鬱。

・・・雨の中での渓流釣り、複雑な心境が交差します。


茶々けた風景、そこに点在する新緑、遠くの山霞・・・この時季だけの調和です。

やはり、今日は釣れます!
今季、負け先行の下手クソな小生、それでも、そこそこサイズさんが。


・・・天気が良ければ、来週こそは本流で。


<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  断然にミミズさんでした。
竿      :7m
仕掛    :針 吉村7号、 糸 0.3号、 錘 主に3~2号
釣果    :アマゴ、イワナ 目測7寸が各一匹
        他 小アマゴ 3匹、 小イワナ2匹
        全リリース
        *雨降り、その中での「腹出し」が面倒ちくって。。。
気温    :12~14℃
天候    :雨   
表層水温 :8℃













2017年4月6日木曜日

春雨前の名古屋~名城公園

ご諸兄各位殿


今日は朝からお仕事で名古屋まで。
打ち合わせまで時間があり、近くの名城公園を散策です。


先週末日曜日は東三河 寒狭川まで釣行でした。

既に寒狭川では桜は満開近く、
その暖かさは週末から今日まで続き、名城公園、ここの桜も七部咲き。


天気予報では今日は午後から雨、暖かい春雨になりそうです。
どちら様か存じませぬが、折角にも宴会のご準備、万端なのですが。

・・・花の命は短くて。



桜のトンネルをくぐり抜け・・・池に掛かる橋を渡ります。
水面に映り込む桜、何だか2倍、得したみたいな気分!


橋を渡りきるとオラが名物、名古屋城が。


城のお堀に身を乗り出して、夢中にシャッターを切っていると、
足下で何やら物欲しげな視線を感じて・・・お堀の主がお出迎えです。


”いや~、そんな目で訴えかけられても、オレっち今日は何も持っていなくて。
 ごめんなさいね。”


さあ、ご諸兄各位殿!!

桜は散っちゃいそうで残念ですが、
本日は午後から待ちに待った春雨です!

この暖かい雨が通り過ぎれば、
渓流のお魚たちも元気いっぱい!

ここのお堀のお魚じゃないけれど、
物欲しげな視線で、
オレっちの流すエサのミミズさんに
食らいついてくれないかな~!

パクリと!!