2017年3月5日日曜日

今年の飛騨川支流 佐見川釣行

ご諸兄各位殿




人は過去においしい思いをすると、またそれが起きないか?期待してしまいます。
誠にゲンキンな。


昨春のシーズン、渓流釣りでの初釣り上げは3月下旬の佐見川でした。
あの日は朝方は冷え込んだのですが、午後から一気に暖かくなり。
天気予報では今週末、同じように、朝晩は冷え込むものの日中は暖かいとのこと。

まだ3月になったばかり。
とてもその下旬の温かさに及びそうにありませんが、何となくですが・・・
期待してしまいます。

そんな3月4日の土曜日。
昨年に引き続き、今年も飛騨川の支流、岐阜県白川町の佐見川へ行ってきました。
・・・「二匹目のドジョウ」を求めて。


<午前中は佐見川で>

この佐見川、愛知県の自宅から車でR41を一時間と少しくらい。
郡上まで高速道路で足を延ばしても、さして時間は変わらないんです。
でも、郡上に比べて岐阜県でも南部。
白川茶が有名なように茶所、比較的に温暖な気候なんでしょうね。


どこまでも「二匹目のドジョウ」。
それでは成長が見込めないと考え、
入渓場所だけは昨年と変えました。

禁漁区はせせらぎの里、そのもっと上流。
新規開拓です。

昨年の砂畑橋近辺はここよりかなり下流。
よって、若干ですが川幅が狭くなります。
でも、そこは佐見川。

トロあり、
淵あり、
岩場あり。

流れに変化が富んでいます。


近場、おまけに暖かくなる日中が勝負時と考え、開始のお時間は10:00。
気温は2℃。
で、水温も2℃・・・やれやれ、まだ水温は先週の馬瀬川と同じか。
竿は6mを選択して。




河原が開けて里川的な雰囲気の佐見川。
釣り易いです・・・でも、釣れません、アタリも無く。


小さな落ち込み、岩の前の弛み、流れの緩い浅瀬・・・
ここは!というポイントを丹念に入念に、ネチネチお手入れするのですが。

時刻は既に正午です。
不肖、不肖ではありますが場所替え、実績のある砂畑橋へ。


<砂畑橋でおじさんから>

その砂畑橋のバス停横で入渓準備をしていると、横に一台の車が。
中からツナギを召されたオジサンが小生へお声がけを。

おじさん 「どう?釣れる?」
小生   「いや~、サッパリです。」
おじさん 「でしょう。先日の解禁日もダメでねえ。今年はおかしいね。」
  ”へ~、そうなんだ。”
おじさん 「毎年の解禁日はツ抜けなんだけど、今年は一匹だけでね。
     一緒にヤったツレなんかゼロだよ。」
  ”ひえ~、地元のベテランさんがその有様か、当方、こりゃ勝機無しだな。”

小生が情けない顔をしていると・・・
おじさん 「せっかく遠いところを来たんだから・・・稲田川って、知ってる?
     キャンプ場を右折して。上なら天然が居るんじゃないかな?」

・・・これは小生のキャラなのか?はたまた、斯様な星の下に生まれたのか?
大袈裟ですが人生の随所で、同性ご年配の方から、まま「助け舟」を頂けます。
・・・その半面、決して”異性の若年者”からは頂けません・・・
そして素直な小生、いつもその「お舟」に乗るんです、ハイ。
ありがとうございます。

飛騨川の支流は佐見川、そのまた支流の稲田川へ、午後は向かいました。



<午後からは小渓流 稲田川>

ツナギおじさんのアドバイスに沿って、せせらぎの里から右に折れ稲田へ。
その稲田川、初めての川・・・ほんとに、ほんとに小さな小川です。

・・・これ、ほんと~に、アマゴさん、居るの??


いや、地元のベテランさんが言うんだから、間違いなし!
兎にも角にも、装備をあつらえ、その小さな河原に降り立ちます。

そして・・・予報通り、午後からめっきり暖かくなってきました。
14:00で気温は12℃、で、肝心な水温は・・・6℃とちょっと!
川が浅くて小さいからでしょう、水が容易にお日様で暖められて?

いずれにしても、好条件!
川中島は合戦は”霧の幕切れ”、いよいよ決戦の時が到来です!


堰堤落ち込み、水の溜まった深場、浅瀬の岩陰・・・探りに探ります。
しかし、アタリは遠く・・・


<いよいよ今年の一匹目>

時刻は15:00過ぎ。
春の陽も傾き始め、木陰に隠れたこんな落ち込みに至りました。


今日、いくつもの斯様な落ち込みに攻勢を掛けたのですが、残念、未だに結果無く。

ここでも、何の気なしに惰性でミミズを振り込むと・・・
直後!アタリです!!

がしかし、余りに不意な出来事。
即座にアワせたのですが、活性の低い今時分、これがいささか早過ぎた?
水面でポチャンとバラしてしまい、アッチャ~。。。

気を取り直して再チャレンジ!

と、考えた矢先。
冷静にも自分の立ち位置を見回して・・・そこが小高い堤防の上。
自分の影が川面に映っています。

・・・兵法では陽を背にして戦を仕掛けるのが定石。
されど、それは対人戦に限り、こと、お魚相手では御法度な戦法・・・

即座に堤防から駈け降りて、河原の木陰に身を潜め。

で、次に懐からタバコを取り出し、火を付け一服(止められません)。
でもって、今度はペットボトルのお茶をひと飲み。
その後、おもむろに、半分ちぎれたエサのミミズさんを付け替えます。
その間、およそで10分。

・・・これすなわち、兵法は「迂直の計」。
逃したお魚の気が休まるのを待つ戦法!?
果たして、その結末は・・・落ち込みに振り込みます。

来ました!明確なアタリが!
ゆっくりと一呼吸、間を詰めて・・・アワセます。
今度はしっかり、掛かりました!


小振りですがヒレのしっかりした天然モノ。
ミョ~な所に針が掛かっていますが、こればかりはご愛敬。
・・・毎年、最初の一匹目はドラマがあります!

その後、その直ぐ下流の落ち込みでもアタリがありましたが・・・


粗忽者の所以(ゆえん)、アワセて上げた竿先が、競り出た枝木に引っ掛かり・・・
と~ぜん、お魚はまたバラシ。

そして、時刻は16:00。
近場とは言え、ここらが帰路撤退の刻限、残念無念。。。



今までどちらかと言えば敬遠していた小渓流。
マメに攻略手口を組み立てないと、狭い範囲での作戦、結果は上首尾には至らず。
・・・何となくですが、その組み立てが面白いような。

そして、毎年、春分過ぎまで勝負にならなかった小生ですが、今年は早くも一勝目。
果たして、これでエンジン始動と成るのか・否か?
今年も旅は続きます・・・




<データ>
エサ    :イクラ、ミミズ
釣果    :1匹(目測18cm) リリース
気温    :2℃~12℃  
天候    :晴れ   
表層水温 :佐見川2~3℃ 稲田川5~6℃