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2026年7月22日水曜日

夏の安曇野・奥飛騨 渓流釣行~その2

 

日中は安曇野 奈川での釣り。

4年ぶりの竿出しとなるものの、
”腕は立つけど・・・”な先行者、
加えて、時代が時代なのでしょうね、

ここ最近の厳しい暑さに貧果の竿納なのでした。


夕方に乗鞍高原で温泉&夕食を頂いて、
宵の口には安房トンネルを奥飛騨に向けて潜ります。

行き先は今宵の車中泊サイト、上宝の道の駅なのです。


<熱帯夜は上宝の道の駅>

長~い安房トンネルを抜けると、
奥飛騨は夕立が降ったのでしょう、
路面が濡れていて気温も20℃以下と低めです。

上宝に向けて高原川沿い、
R471を駆け下るのですが、
福地温泉の近辺では既に道路が乾いていました。

・・・夕立の降った範囲は限られていた様子です。


20:00には道の駅に到着して、
明日も早いです、早々にトイレと洗顔を済ませ、
さあ、寝る準備は万端、車内は寝袋上に寝転がります。

・・・貧果でしたが、今日も疲れました。

ハスラーの後部座席の窓、
そこには網戸を設置して窓は全開。

うつら、うつら・・・
とするのですが、う~ん、寝付けられません。

暑いのです、車内が。

室温を確認すると、何と30℃も!?

確かに、額には汗が浮き、
Tシャツも襟元がぐっしょり、濡れています。

周囲の車中泊車両からも、
皆さま寝られないのでしょう、
会話やテレビ、ラジオの音が聞こえてきます。

中にはエンジンを掛けている車もあり、
きっとエアコン使用でしょうね。

車外温度も驚きの26℃、ここ奥飛騨の上宝で??

イケません、これでは!
寝られないばかりか、下手をすれば熱中症です。



<車中泊は場所替え>

時刻は21:30、さて、どうするか?

「さっき、平湯は涼しかったな」

上宝と平湯では標高差は500mくらいから、
机上の計算では約3℃ほどしか気温差は無いハズも、
今夜の平湯は夕立があり、それ為に涼しかったのかと。

「辺鄙だけれど、平湯大滝の駐車場、そこにするか」

一昨年の上高地家族旅行では、
あかんだな駐車場が満車なことから、
平湯大滝の駐車場に回されたことがあります。

(↑ クリック)

・・・何となくですが、土地勘はあります。
となれば決断です、平湯大滝へ移動することに。


翌早朝・・・

平湯大滝駐車場からの眺め、山々に靄が掛かっています。

広~い駐車場に車両はほんの数台、
夜間は真っ暗で不気味なほどでしたが、
その引き換えは、とても静かで涼しい限り。

・・・あの移動の決断は大正解でした。


<新規開拓は小八賀川>

さあ、本日の釣行先。

もうここは行きがかり上です、
毎秋に上高地へ向かう途中に眺めるだけは、
以前から竿を出してみたかった渓流、小八賀川とします。

・・・このブログの前段からの渓流写真、
それは今回訪れた小八賀川で撮影したものです。



R158を平湯温泉から下り、
つづら折れを超えた辺りは丹生川村の旗鉾集落の近辺へ。

集落から細道を分け入った山中、
朝も早くて空気がひんやりしています。

その気温と水温の差からでしょう、
川から霧が上がっていて、それを撮影されている方が。


こんな感じで、めっちゃ良い雰囲気に渓相・・・

なのですが、
昨日の奈川と同様、
いや、奈川はまだ小物でも釣れましたが、
ここ小八賀川はナゼなのか、アタリすら無いのです。


気温に水温、
山影は日の届きにくい渓相は、
イワナ辺りが飛び出しても良いような・・・

薄暗く木々に覆われた区間は、
仕掛けを4.5mの太糸でチョウチン気味に。


それでも残念、効果は無しです。

ただ、ここに至って、
昨日の奈川との共通点に気付きます。

「そう言えば、蜘蛛の巣が顔に掛からないな」

夏場の渓流釣り、
しかもこんな山を分け入ったような流れでは、
竿や釣り糸に絡む”蜘蛛の糸”が曲者なのですが、
昨日の奈川共々、ここ小八賀川でもそれが無いのです。

この意味するところは、恐らく・・・

入渓者(釣り人)が頻繁に出入りされているのかと。


よくよく目を凝らしてみると・・・
空中に不自然にぶら下がった小枝が。
それには細~い釣り糸が絡まっています。

加えて、蛍光目印も他の枝木に幾つか。

「間違いなく、お手入れ済みかな、こりゃ。」

素敵な渓相なのですが、
その雰囲気だけ味わった後、
ポイントを大きく変えることに。


車に戻りR158(土砂崩れで、今日はう回路)を更に下り、
頭上が開けたポイントは駄吉集落の近辺へ。


雰囲気的にはヤマメの釣り場かな、
標高も850mと高く、気温や水温は申し分なし。

それでも、粘れど・頑張れど・・・
数百mを渡り歩きますが、ここも残念、アタリは全くなく。

川幅もあり、流量もあり、
肝心なご同輩の気配は全く無く、
これなら「釣り切られ」も無さそうなのですが。

判らないですね、理由が。
いずれ、夏の小八賀川には完敗でした。(笑)

またいつか、ここも季節を選んでの捲土重来かな?


<今日も午後から温泉へ>

さてさて・・・

コンビニのパンで簡単にお昼を済ませ、
暑い暑い、そして長~い午後のお時間です、
夕方の民宿に入る時刻まで、どのように過ごすか??

・・・こうなると、
釣れない日のお決まり路線、
昨日の奈川と同じく、もう温泉ですね。


丹生川漁協管轄の荒城川、
それを上流に登った丹生川ダムの手前、
荒城温泉は恵比寿之湯、と銘打たれた看板が。

初めてなのですが、
ここの温泉、ネットでは高評価の様子です。


13:00開店は変わった時刻から。

それでも前評判の通りです、
13:20の小生到着時に駐車場はほぼ満車でした。


小さな小さな温泉施設、
既に満員の状態なのですが、
高評価や満員の理由、何となく判ります。

番台はおばちゃんがひとり、
とても鄙びた・素朴で飾り気のない雰囲気。

籠と棚だけの簡単な脱衣所で、
衣類を脱いでから洗い場へ向かえば、
お湯の色は見事に茶褐色なのです。

その色が染み着いたような湯船と洗い場の床、
独特の湯の香りからも、恐らくは鉄分が多いのでしょう。

・・・でも面白いですね、
昨日の乗鞍高原の温泉と比較して、
乗鞍岳の東と西で全く違うお湯の色とは。

お湯の色は違えど昨日と同様、
こちらも内湯の温度はかなり高めで、
露天(と言っても、ビニール・ハウス内)の温度は丁度の湯加減です。

そして圧巻なのは・・・

お湯から出る前に軽くシャワーを浴びるのですが、
鉄分から来る「温泉の香り」が残るくらい、
きっと成分が濃いのでしょうね。

お勧めは、混んでいない曜日、時間帯での訪問かな?


<そして、何もしない贅沢>

温泉の後は岐阜県道76号線、
国府見座線はきつい湾曲路の大坂峠を登り、


相変わらず元気な女将さんからご挨拶を頂いた後、
地元の食材で作られた夕食を頂きます。

お風呂も頂いた後、
毎年のここでのお楽しみは・・・

まだ薄明りの残る宵の口でもエアコン無用は、
部屋の窓を開けると抜けていく涼しい風に、
虫とカエルの音を遠くに聞きながら、

ひとり、ぼ~っと、何もせずに過ごすこと。

陽がとっぷりと沈み、辺りが真っ暗になったころ、
自然と眠くなってくるのです・・・


夏の暑さから釣れない釣行、
でも、なぜか、心だけは満たされます。

さあ、明日の朝もまた、出立は早いのであります。




●7月18日 小八賀川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿    :6.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘 1号
                    天井糸 0.7号 0.7m 
                    水中糸    0.3号 4.5m
   または 水中糸 0.7号 4.5m
釣果    :ボ~ズ
気温    :18~26℃  
天候    :晴れまま曇り
表層水温  :15℃
月齢    :3.7



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2026年6月21日日曜日

初夏の越中八尾と飛騨の釣り

 

いつかは行ってみたい・見てみたいお祭りの一つに、
富山県は越中八尾の「おわら風の盆」があります。


夏の終わり、いえ、その頃はもう秋ですね。

毎年の9月1~3日に行われるお祭りは、
高鳴る胡弓の震えと重厚な三味線の響きに乗せて、
編笠を深くかぶり顔を隠す踊り手が、
日の暮れた風情ある八尾の街中を風のように踊り流れます。

北陸の短かった夏、それを惜しむかのように・・・



実は昨年、
定年前に休暇を頂き行く予定だったのでしたが、
悪行三昧の小生に神さま・仏さまからの天罰?
あろうことか定年直前に無情の部署移動。

慣れぬ業務に休暇は取れぬ終いなのでした。

そして今年は今年で、
移動先の業務にずっぽりハマって、
いずれ「本当の定年」になってからかな?


でもその前に、
名の知れたお祭りは宿の予約も大変、
近くの車中泊でお祭り参観は出来ないものか?

それに一度訪れていれば、何かと土地勘が働くのでは?

そんなことから、
いつもの渓流釣りを交え、
金曜日にお休みを頂き行って参りました。


<お疲れ業務のその後は>

木曜日は次の日を休むが為に超多忙。

ここでも普段の素行から重なる運も悪く?
突発修理は現場での力仕事、暑くてとてもハードなのでした。


当初の予定、それは・・・

道の駅 ひだ朝日村 での車中泊、
翌日は益田川上流で長竿での本流釣り!


・・・なのでしたが、

業務後での夜半の長距離運転は残念ながら、
下呂の辺りで気力体力の電池切れ。(笑)

止む無くも、
小坂の町からR41を右折で離れ、
先々週と同じく「はなもも」での車中泊になり候。



<益田川本流転じて秋神川>

翌早朝は乱れた車中泊車内を整理整頓、
鈴蘭峠を超えて秋神川での渓流釣りとしました。


初夏の飛騨の早朝です、
朝靄が少しだけ掛かっていますが、
山々の緑と青空がとても映えるは秋神川。


毎年は秋のシーズン終盤に訪れるのですが、この季節での訪問は初めてかも?
釣れるには釣れるのでしょうが、果たして??

そんな秋神川での渓流釣りはゲン担ぎ、
一之宿の東側は広がる牧草地・採草地の果て、
昨シーズンの最後に竿を納めたポイントで竿を出します。


涼しい風の抜ける早朝山影の秋神川、
当初の心配はどこえやら・・・やっぱり、釣れますね。


お外道様も、婚姻色でカラフルです。


対岸の岩壁と手前側の岩山に挟まれた深場は、
幾度同じスジを流しても、毎度毎度のアタリ加減、
お外道様を含め一体全体、ここに何匹居るのやら??


とても賑やかな初夏の深場です。


ひとしきり深場での釣りを終え、
宮之前の集落に向け秋神川をさかのぼります。


山の背後から日が昇ってきました。

もうこの辺りから、
頭の上には遮るものが一切ない日向の釣りです。

朝一番は迷った、
ドライのウエーダーか?
はたまたウエットのパンツか?

・・・パンツにして正解でした。


時刻は10:00少し過ぎ。

飛騨の深い山の中は秋神川ですが、
ここから今日は本格的に暑くなるでしょう。


早いですが、
本日はこれから越中に向けての長旅です。

ここらで竿を仕舞うことに。


短いお時間でしたが、お魚各位、
お付き合いをありがとうございました。



<南飛騨~奥飛騨~越中の旅>

ハスラーに戻った後、秋神川を高山方面に下ります。

途中、美女街道は展望台から臨む御嶽山。


すぐそこのトンネルを潜れば、
水の流れは太平洋側から日本海側に変わります。

高山市街を回避して斐太高校横の宮川を渡りR41へ。

そこから国府、古川、細江を抜けてR471は、
いつもの飛騨西街道、旧 宮川村です。


ここ最近のお天気から、
渇水と思っていた宮川下流ですが、
どうしてどうして、いつも通りの平水は良い流れ具合。

そこから因縁のイ・ノ・タ・ニを抜け、
再びR41と合流から、もうここは富山県。

富山平野へ出たところ、
再度でR41とはお別れして、
神通川に沿う富山県道25号で八尾に向かいます。


<井田川沿いは越中八尾>

15:00頃に到着は越中八尾。


井田川の河岸段丘の上に並ぶ宿場町、
いえ、生成AIによると、正確には在郷町とのこと。


以下はネットからですが・・・

幕府の設定した宿場ではなく、
富山藩の御納戸は商業都市・在郷町として、
蚕糸、和紙、薬草など多くの物資が集まり繁栄したそうです。

・・・「富山の薬売り」って、聞きますよね。


特に養蚕や蚕種業はとても盛んで、
訪問した曳山展示館には専用の展示室がありました。


・・・てっきり、

養蚕業は飛騨や信濃のもの、と思っていましたが、
曳山展示館の資料によれば、
一時はここ越中八尾で国内生産の8割を占めていたと。

旅先で出会う“思い込みの崩壊”ほど、
旅を面白くするものはなく、驚きです・・・


飛騨地方と日本海を結ぶ飛騨街道は通ってきましたが、
大河でもあり「暴れ川」な神通川を少し外した井田川沿い、
そこに物流の拠点は商業都市を構えたところがミソでしょうか?


旧家の趣は作り酒屋に旅籠旅館、
社寺仏閣が町全体の雰囲気を醸し出しています。


圧巻はこの河岸段丘の側面に積まれた石壁。


井田川沿いから見ると、
町全体が巨大な石積みの壁に支えられています。

逆にその石積みの壁の上から井田川を見ると・・・


明日はこの近辺、久婦須川か大長谷川で竿を出してみましょうか?

・・・この時は、そう思っていました。


<車中泊は気温次第で>

陽の傾きかけた夕刻、
越中八尾から少しだけ後戻り、
神通川沿いは春日温泉で湯に浸かります。

・・・メチャ暑かった今日の越中、
八尾の街の散策で、もう汗だくです。


ホテルの日帰り温泉ですが、
お値段もお手頃で、ゆっくりと寛げ、とても良いお湯でした。

さて、今宵の車中泊、
予定したサイトはこのホテルの真向かい、
公園の大きな駐車場なのですが・・・

日は暮れていますが、
熱せられたアスファルトから結構な気温です。

「こりゃ、厳しいな・・・車中泊は」

室温が25℃の場合・・・

エアコンの掛かった屋内では快適な気温なのですが、
これが車中泊は車内の場合だと、
以外にも熱気で汗だく、とても寝られないのです。

「明日のここらでの釣りは諦めて、
 これから飛騨は宮川まで戻るか・・・」

一人作戦会議は即決がモットー。

明日も釣りを含んだ長旅です、
ムリ・ムチャは避けるが得策かな・・・


<宮川は種蔵の夜>

宵の口の撤退路は宮川沿いの高台、種蔵の公衆トイレ横まで。

以前は打保駅が宮川下流での定宿?でしたが、
会社のSさんと同宿してからは、もっぱらこちらが定宿に。

・・・だって、シャワー・トイレなのです。(笑)

春日温泉とは全然気温が違います、
車外は18℃くらいで車内温度は20℃前後。

とても疲れた本日は、着いたらすぐに眠りに着きました。

して、翌早朝・・・


高台を降りればそこは宮川下流のポイント。

しかしながら、本日は残念なことに、
午前中の早い時刻から雨降りとのことから、
短期決戦はR360のトンネル横の路側帯に駐車するポイントへ。


トンネルを出た高山本線が、
また直ぐ山腹のトンネルに入る鉄橋はつい先ほど、
朝一番の高山方面は下呂行きの各駅停車が通過しました。

その鉄橋の上流は、
落ち込み下の早い流れスジ、
5Bの重錘で仕掛けをネジ込めば・・・


尺は無いかな?結構な引き具合は、
定番のニジマスではなく珍しくもヤマメでした。

でも残念、
今朝の正式な釣果はこの一匹のみ・・・

後は早流れにネジ込もうが、
早瀬は対岸のスジを流そうが、
お外道様はウグイのオンパレード。(もう、写真を撮る気にもならず)

長良川で斯様な深場があれば、
底浚い漁法でビンゴ!
なのですが・・・

ここ宮川下流でその釣技を展開すれば、
間違いなく100%でお外道様のお出まし。

もう、面白いくらいに・・・


時刻は早くも9:00、
お外道様の猛攻は波状攻撃から、
雨より先にエサのミミズが底を付きました。(笑)


川から上がり、
まだ雨降りには時間がありそう、
手洗い・洗顔から今朝の車中泊サイトは種蔵へ。


明るい時間の種蔵の訪問は初めてです。

ここも、
何と申しましょうか、
心が落ち着く感じは風情がありますね。


もう少しゆっくりと回りたかったのですが、
残念です、ポツリ・ポツリと落ちてきました。

帰路は延々と雨の道中、
物悲しい胡弓の音色は屋根打つ雨音?
飛騨西街道と国道41号線を名古屋方面に。



おわら風の盆、
それは季節が少し違いますが、
基本的には夏の終わりは秋口です、
越中八尾での車中泊は少々難しいのかも?

近くのJRの駅に駐車して「パーク&ライド」、
お祭りの参加後は種蔵で車中泊・・・

さて、汗をかいた晩です、お風呂はどうするか?


今回、事前に越中八尾に行ってみて、
いろいろな発見と、
次回訪問での「旅程の組立て」が思い描けました。




<データ>
●6月19日 秋神川
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿    :7.0m   翡翠 冴 硬調
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘 1号
                    天井糸 0.7号 0.7m 
                    水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ        寸        2匹
                                            6寸     4
                                            5寸以下 3匹
       ウグイ                       数匹           
気温    :14~22℃  
天候    :晴れ 
表層水温  :14℃
月齢    :4

●6月20日 宮川下流 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :10m SG ファイン・スペック
仕掛    :針 マス針9号
       1.0号 9.5m トオシ 
       錘    4B、5B
釣果    :ヤマメ    9寸    1匹
       ウグイ    ツ抜け
気温    :18~22℃
天候    :曇り 
表層水温  :17℃
月齢    :5


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2024年8月25日日曜日

今年も渇水の宮川下流 晩夏のウグイ+α 祭り

 

・・・人は過去にオイしい経験をすると、
またその再現が成らないか、期待してしまうものです。

・・・と同時に、過去にツラい経験をすれば、
その再現にならないよう、努めて回避をするものです。

さて、オイしい経験とツラい経験、
もしそれが表裏一体、蓋を開けなければどちらに転ぶか判らない場合、
あなたならどうされますか?



<2回目のSさんとの宮川下流>

今シーズンは4月の下旬、Sさんと訪れたここ宮川下流は増水でした。

条件的には良さげに見えた釣行なのでしたが、
Sさんはじめ小生も、ナゼなのかパッとしない釣果。

いえ、釣れるには釣れたのですが、
その釣果はお外道はウグイ様、そのオンパレード・・・

「今度は少し渇水気味の時に行って見たいね。」は、
会社での昼食時、Sさんからの弁です。


・・・時は流れ、早くも晩夏。

ここ最近(でも、ないですが)の宮川下流での好釣果、
それを漁協のブログで聞き及び。

↑クリック


・・・しかしながら、
昨年の今時分、その宮川下流釣行では渇水の中、
またぞろ、お外道はウグイ様、そのオンパレードで終始した経験が。

・・・しかししかし、
小生の初めてのここへの釣行、それもこの時分の秋口、
お外道様の洗礼は致し方なくも、尺越えニジマスでの良い釣果でした。

↑クリック

入り乱れる情報に良否双方の過去経緯、もう、結果は神のみぞ知る。

渇水であることは間違いではない昨今、
改めてSさんを宮川下流の釣行に誘う小生なのでした。


<渇水の宮川下流>

Sさんのご希望は「少し渇水気味」なのでしたが、
白々と夜も明けて周囲が見渡せられる早朝、
宮川の状況は「超・渇水」なのでした。


しかし・・・
ものには「程度」と言う言葉があります。

本日の水況、それは今まで見たことの無い、超・超の渇水。。。

過去のオイしい経験と、錯綜する情報が頭から抜けず、
往生際の悪い小生はそれでも、
9.5mの剛竿に0.7号の仕掛けを結わえます。

それに対して今回は2回目であることと、
ミョ~な情報に振り回されず、とても素直なSさんは、
正しいご判断です、苦笑いを浮かべながらも7mの小継竿にて。

ナリテ山のトンネル前に掛かるR360の橋、
Sさんはその下流で、小生はその上流で開始します。


未だ陽は山影ですが、今朝はこの時間から暑くて蒸します。

少し季節外れと思うのですが、今朝はアブがとてもうるさく、
特に蒸し暑い中での移動後は、息の荒いタイミングに。

して、肝心の釣果なのですが・・・

残念ながら案の定です、
吉村渓流8.5号には不釣り合い、
お外道様はその新子?ばかりが揚がります。




<ぎょっ?このお魚は・・・>

そんな中、
落ち込みに投入した仕掛け、
それが緩めの流れで落ち着いた辺り、
小物ではない、しかも、大きく仕掛けが引かれるアタリが。

アワせると・・・
その反発はグイグイ!?

そして、その後のお魚の移動速度、
お外道ウグイ様では無いことは確かですが、
ニジマスやヤマメでも斯様に早くは走れないのでは?

しかも、珍しいことにこのお魚、
川底で定位・対峙することなく、強い引きで走り回るばかり!?

「なんじゃ、このお魚は??」

竿を揚げると川底から浮いてくるお魚、
感じから口ではなく、背掛かりか腹がかり?

ムリせず水面に浮いたところを転がして、
尺には僅かに届かないであろう、そのお魚をネット・イン!

「あれ?
 やっぱり、お外道・・・いや、違う!」


・・・あえて、魚種は告げませんが、
小生購入の日釣券、それで釣ってはイケないお魚、に似ています(笑)。

しかしながら、
あの走りっぷりに強烈な引き具合、
これに似たお魚(笑)の引っ掛け釣りは、
お作法からオトリを介して2匹分のパワーとなると・・・

小生は未経験ですが、皆さまがご執心になる事、確かにうなずけますね!


<河岸を変えて>

その後でSさんと合流、
彼の釣果もお外道様はウグイ様ばかりとのこと。


橋上流の大淵でフライ釣りに釣技を変えてトライされます。

小生はSさんと入れ替わり、
橋下流は対岸へ渡り(大河 宮川が渡河できる本日の渇水状況)、
今少し粘ってみることに。


水温は22℃と、マス釣りにはかなり高め。
こんな時はきっと、お魚は淵の深場でお休み中、なのでしょうね。

やはり、釣果らしい釣果は得られませんでした。


・・・日が高くなってから、
気が付くと川いっぱいにトンボの姿が。

ゆらゆらと風に乗り、トンボが流されていきます。

とても蒸し暑い本日ですが、
このたくさんのトンボを見ていると秋本番の近さを感じます。

それと同時に、
朝方はうるさかったアブなのですが、
飛び回る無数のトンボが退治してくれるのか、
この時間になると、その姿や羽音を見かけなくなりました。


再びSさんと合流して、車で大きく移動をすることに。


いつもは打保駅前の広場で車中泊する小生です。

でも今回はSさんも人生初の車中泊トライされることで、
初めての車中泊サイトは観光名所 種蔵の棚田の脇にあるトイレでした。

・・・いつものゲン担ぎは、
打保駅を朝5:31分に出発する下呂行の各停、
それを撮影しませんでした。

本日の不調はそれが原因!?
しかし、今シーズン5月の釣行時、ゲンは担げど同じく不調でした。

車中泊した種蔵のトイレ前、
蒸し暑い夜でしたが、丘の上は風が抜け、周囲は暗くて良い場所でした。


その打保駅の裏手、初めてのポイントは大きな堰堤が。

いつもの駅前での車中泊、
その際に聞こえるせせらぎ音、それは恐らくここからでしょう。

大きな堰堤ですが、
渇水の本日、本筋からの流れは無く、
脇にある大きな魚道?からの流れ込みのみ。

その流れ込みを期待して、
陽が登りとても暑くなった時間、
今シーズンは最期の宮川下流の釣行に挑みます。



竿がどうにか届く堰堤左岸の流れ込み、
そこに的を絞り障害物が何もない広い河原、
本流竿をブ~ンと大きく回し落込み下へ振り込みます。

流れがほぼ無い大きな水面、
浮かぶ目印が僅かに反応、
それにアワせます。

返す反動はズッシリ!
でもこれは、恐らくは・・・

底を泳ぎ回るお魚、
竿を立てて水面まで浮かせますが、
お魚はとても元気、またぞろ、底に潜ります。

二度目の当方からの攻めに、ようやくお魚も降参、揚がってきました。


これも大きなお外道様、尺を僅かに下回るサイズでした。


・・・Sさん、ごめんなさい。

お誘いしておいて二度にわたる不調な釣果、
過去のオイしい経験から、目が曇ってしまいました。

言い訳になってしまいますが、
オイしい経験とツラい経験が表裏一体の場合、
粗忽・楽観は乗ってしまうのが小生の性(さが)なのです。

・・・せめてものお詫びに、
釣れてしまった、釣ってはイケないお魚に似た(笑)お魚、
そのSさんにお土産として手渡す小生なのでした。



<データ>
8月24日 宮川下流 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛    :針 吉村8.5号
      :糸 0.7号 9.5m トオシ
                     錘 3B~4B
釣果    :キュウリウオ科のお魚    27cm    1匹
                     (Sさんがご自宅で計測、卵が美味しかったそうです。)
       ニジマス    6寸    1匹
        ウグイ    ツ抜け    
気温    :23~28℃
天候    :晴れ 
表層水温  :22℃
月齢    :19.7