2015年10月18日日曜日

奥三河 渓流釣堀行

ご諸兄各位殿

寝坊をした土曜日に家事所用を済ませた翌日、日曜の朝7:00。
久しぶりに渓流釣堀へ行こうと奥三河へ向かいました。

行き先は野原川。
豊田松平ICから三河湖に向かい山道を走ります。
今日も良い天気!青空が爽快で登る太陽が眩しい!

途中、松平郷はお祭りの様子、法被姿の地元の方が沿道に繰り出しています。
今の時期、どこの地域も秋祭りが闌(たけなわ)、にぎやかです。

9:00に野原川へ到着、ところが・・・本日はそのお祭りで休業の看板が!
やられました・・・
早速、一人作戦会議・・・結論は、ここから約30分の神越渓谷へ。

幸いにも、神越渓谷はお祭りに関係なく営業中でした。


券を購入して装備を持って河原に降り立ちます。
時刻は10:00、決して早くはない時間ですが、未だ誰もいません。

渓流釣堀・・・お魚が川に放たれるのですから釣れて当然です。
しかも食いのメチャ良いニジマスさん。
渓流釣り歴丸3年、「初心者」から「初級者」に勝手に昇格したと自負する小生。

となると、ここでのマスターすべきポイントは2つ在るかと・・・
1.放流されて時間が経ち、スレてきたニジマスを釣る
2.アタリを的確に読み、ハリを丸呑みされることなく釣る
何事も挑戦です!


放流後、お茶を飲み飲みタバコを吹かし、おもむろに仕掛けをセッティング。
・・・ふっふっふ、余裕をかましています・・・

今日のセレクトは川幅、周囲の障害物から硬調6mの「渓秀」。
このところナンチャッテ本流竿8.5mに慣れたためか、振りがシャープ過ぎて・・・
でも、それも直ぐに感を取り戻します・・・良いぞ「初級者」!自画自賛!


ここのポイントでは計5匹。
残念ながら、その内の一匹にはハリを見事に呑まれました。
おまけに、アタリと思ってアワセが強すぎすっぽ抜け、糸が頭上の木の枝に・・・
振りがシャープ過ぎて・・・
まだまだ修行が足りない「初級者」です。


時刻もお昼近くになり、たくさんのファミリーが・・・
バーベキューの美味しそうな良い香りが周囲に立ちこめます。


次なる目標、ホントの「残りマス」、これを求め場所を移動します。
堰堤の上流へ、係のおにいさんのお話では、今日は誰も居ないとのこと。


ひっそりとしたその上流、日も差し込まず寂しい雰囲気です。
渓流のせせらぎだけが聞こえます・・・

落ち込みの向こう側、そっと仕掛けを入れます・・・ゆっくりと目印が移動。。。
と!アタリです!
アワセると川底を鋭くお魚が走ります・・・でもサイズ的にはやや小さめ??
揚げてみると・・・


あじゃ、何と?20cmくらいのアマゴさんです!
釣り堀とは言え、ここは自然渓流、居てもおかしくはないのですが・・・
いけません。
今の時期に限ってはこのお方は「外道」です。
上唇に掛かったハリをハズして優しくリリース・・・

気を取り直して再度の投入・・・またアタリです!
この引き加減・・・今度は間違いなくニジマスさんです!良いサイズ!
放流されてから暫く渓流で生き抜いたニジマスでしょうか?
右に左に元気よくグイグイと走ります・・・良い引き!半天然?
綺麗に上あごにハリ掛かり、岸に寄せます。


時刻は13:00、今日はこれで竿納。
洗い場でワタを取っていたら、横に巨大なニジマスさんを引っさげた御仁が。
50cmはあるでしょう・・・しかも3匹も。。。

聞けばフライマンさんで、ここには良く来られるとのこと。
上流のフライ・ルアーエリアで仕留められ、
「処理するのが面倒なので、一匹、差し上げましょうか?」
興味津々の小生、喜んで頂きました。


小生のニジマスさんと比較すると、これが本当に同種の生物??って感じです。

帰りに両親の実家へ立ち寄り、塩焼きサイズのニジマスさんをおみやげに。
代わりに、年老いた母親からお魚の三枚開き、そのやり方を教わりました。
これで来期、尺上のアマゴ、サツキが掛かっても大丈夫??

まだまだ、挑戦すること、教わることの多い、御年50歳の「初級者」です。