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2026年5月10日日曜日

気まぐれ天気~郡上美並 長良川本流釣行

 

金曜日の晩は道の駅 美並で車中泊、
毎度、業務後に銭湯&吉野家のパターンでした。

予報では翌土曜日の早朝は冷え込むとのことでしたが、
想定外の出来事は真夜中に結構な降雨が。

そのためでしょうか?

薄い軽自動車の屋根を叩く騒がしい雨音と共に、
予想したほどの寒さは車内では感じられず、
寝袋に厚手の毛布を掛けての就寝は、
暑くて寝苦しいものでした。


若干のお寝坊さんは、
日の出の時刻は過ぎている中、
暗く濡れた路面の道の駅をポイントに向け出立です。


<今週末も水が高い長良川>

決めている訳ではないのですが、
二週続けて同じポイントに入ることは、
なるべくなら、叶うことなら避けています。


・・・長いようで短い、毎年の渓流釣りシーズン。

いろいろな場所で、ポイントで、
違う川景色や山河風景を見て感じてみたく、
また、違う釣行経験も重ねたく、
限られた期間内でそのようにするのですが、
今週は先週末に竿を納めた場所、そこと同じ撮影カットです。

・・・あちら、こちらと川を彷徨う小生、
決して浮気性が為、ばかりではないですよ。(笑)

正直なところ本日は、
この前にもう一か所、既に竿を出してきた後。

でもそこは増水時はエサ釣り向きのポイントでは無く、
(過去にオオモノ実績のあるポイント)
今週も先週末と同じように二番目の場所としての竿出しでした。


明け方は僅かに残っていた雨、
時間が経過した今は雲の流れが速く、
その隙間から青空が覗け薄日が漏れています。

「こりゃ、風が立ち始めるのが早いな。」

予報ではお昼前から風速4m/sの風。

しかしながら、お空の様子を見ていると、
午前中でも早くから風が吹き出しそう。

・・・本流でのエサ釣りでは長い本流竿を使います。

想像が着くと思いますが、
強い風が吹く中で長い棒を振り回す所作の難しさ、
アタリが読み辛く、振り込みもままならず、
釣り自体が成立しなくなるのです。


<ここは宮川下流?いえ、長良川>

先回はここで、
オオモノをバラして釣りが終わりました。


そのお魚が未だに居る、と限らずも、
魚はポイントに、流れに居付くものなのです。

別の似たサイズのお魚が居る可能性は十分あります。

本流竿の穂先にトオシ糸を「半ヒネリ無精付け」で結え、
針はごっついマス針の9号、
錘は5B号にエサはミミズでの仕掛け編成、
鋭い眼光(カッコウだけです・・・)でポイントを見据えます。

さあ、始めるとしましょう。

オーバースローで思うポイントの上流へ仕掛けを振り込み、
残念なことに何事もなく、
仕掛けを流し終えたら竿を上げて回収します。

そのお作法の繰り返しは、
何回目かの途中で、アタリです!

手応えは・・・尺、あるな。
ひょっとして、これは・・・

川底にぴったり張り付くお魚、
増水した長良川の流れが相手に加勢は厄介、
少々強引ですが、引き離して水面に顔を出させます。

水面をコロがして、足元のたも網に。


・・・・・・
無念、ニジマスさん、です。。。

いえ、
水面を転がる魚体から、
白銀ではなく緑主体の色彩は、
何となくですが、予想はしていました。

しかし、
先週末と言い今日と言い、
大きなニジマスさんがお相手とは!
ここは本当に郡上 長良川なのでしょうか?

まあ、それでも、
魚種はハズレも読みはアタリ、
オオモノの良い引き具合は楽しめました。


<地元のルアー・マン>

そのニジマスを上げた後、
入川口からひとりのルアー・マンさんが来られました。

・・・浄化センター横の駐車場、
そこには豊橋ナンバーの軽ワンボックスがあり、
本日も小生の釣り開始時には下流に人影がありました。

「上の橋の下に入っても良いですか?」

ご挨拶からてっきり、
その豊橋の御仁と思っていたら、
お話から第三の釣り人は全くの別人でした。


小生が掛けたニジマスから、
ここ最近の長良川の様子にお話は移り、

「先日、ここに来た時より、だいぶ水は引きましたよ。」

と、
河原の草の上あたりまで、
水が登った様子を仕草で示されます。

・・・長良川に点在する入川口は釣り座。

今朝はこのポイントに、
小生含め既に三名の釣り師とは、
やはりそこは人気河川でもある郡上 長良川です。

ここでのスリルあるオオモノとの駆け引き、
その力強い引き具合が、
お魚ではなく、
逆に釣り人を引き寄せているようです。


<案の定、風が出てきました>

200mほど上流にある赤い橋、
その橋脚の横に点で見えるは、先ほどのルアー・マンさん。


雲間から差す陽にきらきらと輝く長良川、
遠間から見ると雄大でゆっくりとした流れです。

それに反して、
視点を上方に合わせると、
相変わらずですが本日、雲の流れは速いです。


少し風が出てきました。

川から突き出た岩の上からの釣り、
錘に4B号を追加して流れの中央に向け振り込みます。

力強い流れは表層のうねり、
そこをゆっくり流れる蛍光目印、
自分の位置を過ぎた辺りで挙動に変化が。

・・・アワせます。


浮いてきたのは白銀主体の魚体でしたが、
如何せん、サイズが本命に至りません。

お魚を友舟に収めた後、
今少し、同じスジを攻めるも、残念ながら追加は無く。


<入川口の下流側>

上流には先ほどのルアー・マンさんが入られています。
下流の、恐らくは豊橋ナンバーさん、
先ほどから、そのお姿が見受けられません。

・・・このポイントを知る人は、
まず、いの一番に入川口から下流側へ入られます。

一体全体、どのような渓相なのか?
気になります、行ってみましょう。


大岩が水面から顔を出す深早瀬、
今は雲間から日が当たり、眩しい限り。

その区間を通り過ぎると・・・


なるほど、いい案配の落ち込みです、
それに続くは深さのある大淵。

まずはこちらに駆け込む釣り師の心理、良く解ります。


距離の稼げるルアーやフライ、ここなら面白いでしょうね。

しかし、エサ釣りは竿の届きそうな範囲にも、
探せば良さげな流れがあります。

・・・残念ながら今は風も強く本日はこれまで。
次回、寝坊をしなければ、一番に来てみますか。

まだ9:30と早いですが、竿を納めることに。



<釣り竿 シマノ SGロングの破損>

郡上 長良川から帰宅した後、
本日使用した竿の手入れ・洗浄で判ったのですが、
本流竿のSG ロング 、
元栓が手尻の節のネジ部に食い込んでいました。

・・・川で竿をしまう際、ナゼかズーム機構が縮まらず、
河原の岩で元栓を下にコツコツ、押し込んだ記憶があります。

もちろん、
竿が壊れるほど力を入れた覚えはないのですが。


元栓のねじ山がつぶれ、竿の長手方向に割れが見られます。
樹脂はプラスチック製品です、経年劣化もあるのかな?

・・・この竿とのお付き合い、
弊ブログを伝って調べてみると、
旧型ハスラーと同じ、既に10年でした。

まず、ズームが収まらなかった原因調査が必要ですが、
いずれにしても、手尻の最終節は使用できそうにありません。


困りました・・・
シーズン当初での本流竿主力の戦線離脱。


それでも、渓流釣行の旅は続くのであります。


<データ>
●5月9日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 マス針9号
       糸 0.7号トオシ9.5m
       錘 4B+5B号、5B号
釣果    :アマゴ    8    1匹
                        ニジマス    32cm 1匹
気温    :10~20℃  
天候    :小雨のち曇りから晴れ、風あり
表層水温  :16℃
月齢    :21.9



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2026年5月4日月曜日

郡上美並 長良川本流釣行

 

皐月五月ほど、
渓流釣り好きををワクワクさせる月はありません。


それまでエサを追うことが控えめであった魚も、
気温水温の上昇と共に活発に捕食を開始し始めて、
掛かった際の引き具合、それが格段に力強くなります。


それと同時に、
ワクワク感を一層に引き立てるのが周囲の景色。

秋から冬そして初春にかけ、
赤や茶の暖色系がメインであった川の色彩も、
若葉が芽吹く季節から青や緑の寒色系に移り変わります。



しかしこれって、考えてみるとおもしろいですよね。
寒い季節に暖かい色彩が、暑い季節に涼しげな色合い、とは。

視覚から得る感覚だけでも、せめて心地良く感じられれば。

・・・自然の粋な計らいなのかも知れません。


<皐月五月と言えば>

雨の多い今年のGWです。

今朝の増水した長良川の流れ、
距離を置いたここからでも轟音が聞こえます。


道の駅 美並での車中泊から、
日の出の時刻には円空街道を走っていましたが、
橋の上から見る予定をしていた一つ目のポイント、
その近くには釣り人らしき駐車車両が早くも2台あります。

・・・渓流釣り好きををワクワクさせる5月です。

5月と言えば別名で皐月、
長良川ではサツキマス釣りの季節、
自分を含めて皆さまにも熱が入ります。

増水時の本日です、
その増水時にデンデン・アマゴの実績のある、
二つ目のポイントに向け、
田植えの進むのどかな田園風景の中を進みます。

幸い、二つ目のポイント、
その堤防上にはご同輩の駐車もなく。


<郡上 美並の長良川>

川の流れは不思議です。

山の中の小さな泉から始まり、
小さな流れを束ねて渓流となります。

山間部の渓流は紆余曲折が常、
そんな流れも一層の束となり支流に、
そして大河は長良川の様な本流となります。

そんな長良川なのですが、
上流域の大和、八幡では比較的まっすぐな流れです。

それがそのまま流れ下ると思いきや、
その下流は中流域でもある郡上も美並の辺り、
地図上の地名では名津佐、相戸、苅安などでは、
南に向いていたものが北に向けて大きく反転、
雄大な流れが再びにも大きく曲折します。

飛騨川(益田川)も似たところがあり、
小坂、萩原、下呂とまっすぐ下った流れが、
その下流である山中七里ではグネグネの流れに。

こちらはその屈曲を利用して幾つものダムがあり、
アユ釣りは楽しめますが、渓流釣り・本流釣りは今一つ。

それに対して、
ダムの無い長良川の大きな屈曲点、
これは全くの私見なのですが、そこでの本流釣りは面白いのです。



<毎度の秘技?”迂直の計”>

とは言うものの・・・

そんな屈曲点の一つは赤池のポイント、
開始から2時間ほど経過しますが結果なし。

竿も糸も長さ10m、
目印の位置はトオシ糸の3/4、
深さ6~7mは岩盤区間の「底浚い」です。

錘 も「5B+5B」号の重量編成、
錘が先行して沈み込み、糸絡みをしないよう、
激しい流れの向こう側への仕掛の遠投は、
流れ具合を吟味して竿を操作します。

しかしながら・・・


人の「慣れ」って、怖いですね。

岩盤の上は向かってくる長良川の激流、
まま流れが岩にぶつかり、しぶきが顔に掛かります。

聞こえる轟音のうるささ・大きさときたら・・・

開始直後に感じた恐怖感なのですが、
(安全には配慮して、流れから距離を取っての釣り、ですよ。)
明るくもなった今は、もうへちゃら。

先の「竿操作」に集中すると、
全く激流の轟音も聞こえないのです・・・


釣果は無いのですが、僅かながらのアタリはあり。

「ここは少し、他を当たるか・・・」

長良川の岩盤狭窄区間を後にして、上流の瀬に釣り場所を移動します。


曇り空で小寒い本日ですが、
増水の本日はラフティングも面白いでしょうね。


竿を出す瀬の下流で出航準備を為されています。


ただ、この増水なのですが、
目の前の瀬のチョイ沖はチョ~の早深瀬の状態、
表層の流れのみでなく、錘の乗る底層の流れも速く、
流した目印が目の前を駆け足の如く、過ぎ去っていきます。

「こりゃ、居ないな、お魚は・・・」

更に上流は流れに突き出す岩山の裏、
落ち込みが醸し出す大きな反転流、
それらしき”緩め”なポイントに仕掛けを刺しますが、
お外道様を含め、釣果はもちろん、アタリすらも皆無です。

「唯一の可能性は、やっぱり”底浚い”か・・・岩盤に戻るか」


<条件を変えてみれば>

岩盤狭窄区間に戻っての釣り、
僅かながらのアタリをモノにするが肝要かと。

本命のサツキマスを思い犀川での苦い教訓から、
釣り針は強靭・太目な”マス針9号”を使用しています。

「番定を落としてみるか・・・」

その針を”吉村8.5号”に装填し直します。

針を変えてからの3投目・・・


なんか、出来すぎな感、
それがしなくもないですが、事実なのです。(笑)

パーマークの薄い7寸モノのデンデン様。


圧巻はその次でした。

こちらの子は俊足でパワーもあり、
激流の川底から引き上げるのに一苦労、
竿が大きく三日月形は弓なりになりました。


先ほどより朱点がクッキリ、サイズUPは8寸モノ。


季節的にもまだこれから、
エサを食み一層に肥えていくであろうデンデン・アマゴ。

顔つきは2匹とも、至ってシャープな感じでした。



<河岸変えは初めてのポイントで>

この2匹目を挙げた直後、
ラフティングの第一陣が流れてきました。


女の子が乗っているのでしょうか、イイですね、黄色い歓声!
皐月五月の長良川、おじさんもワクワクします。

・・・さあ、釣りに集中!

時刻は未だ10:00前です、場所を変えてもうひと踏ん張り!


円空街道を長良川下流に向け、
田園風景の中、ハスラーはゆっくり走ります。

川沿いの細道に逸れると入川口の看板が。
近くは浄化センターの横、そこには体のいい駐車場もあります。

駐車車両はとしてはジムニーが、
そのナンバーが「1091」って、モロ、釣り人ですね。

入川口から下流を臨めば、
遠くにその所有者らしき釣り人がルアー竿を振っています。

後口の当方は邪魔にならないよう、入川口から上流に向かいます。


増水の長良川。

ここも本日は早深瀬ですが、
水の流れる速度、それが先ほどの赤池よりゆっくり目。

早速、竿を伸ばし仕掛けを投入してみると、
いい案配の底波です、目印の移動速度は人が歩く程度。


とっ、いきなり!!

移動速度はそれほどで無くも、
引き具合は赤池で掛けた8寸モノより強力です。

湾曲した長竿の先にはピ~ンっと張ったトオシ糸、
竿を上流に寝かせて、ゆっくり岸に寄せます。


たも網に収まったお相手はニジマスでした。
それでも、どうだろう・・・サイズは尺、あるかな~??



しかしながら、ここでも、圧巻はその次なのでした。

アタリが無く流し終えた仕掛けの回収でしたが、
竿を上げたらお魚が掛かっていました。

それからの引き具合、それは先ほどのニジマス以上・・・

流し終えたポイントとくれば、
オオモノを掛けた場所としては最悪です、
増水した流れの中では下流に移動することも叶わず。

暫くの間、
大きく湾曲した竿を両手に、
動かぬ相手に長良川の中でじっと耐えるのみ。

その後は残念、
強引な寄せの後は引きの力が抜け、
打つ手もなくバラシしてしまいました。。。

直ぐに吉村8.5号をマス針9号に再装着しましたが、
これはもう「後の祭り」ですね。



最後は残念なやり取りでしたが、
それでも新緑は寒色系が支配する景色の中、
今年もワクワク(ハラ・ドキかも?)だけは十分な、
郡上美並は長良川での本流釣りなのでした。




<データ>
●5月3日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 マス針9号、吉村8.5号
       糸 0.7号トオシ9.5m
       錘 5B+5B号、5B号
釣果    :アマゴ    8    1匹
              7寸    1匹 
                        ニジマス    29cm 1匹
気温    :12~20℃  
天候    :曇り
表層水温  :14℃
月齢    :14.6



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2024年5月19日日曜日

皐月五月 長良川本流釣行 3回目

 

今シーズンは拘りの長良川、サツキマス釣行です。

既に今まで2回の釣行も、
日にちに換算すると2回目は夕まずめと朝まずめで二日間、
都合、ここまで三日間をGWの休日に要しています。


行くたび、行くたび、
気概ばかりは高まるのですが、
一回目の釣果はサブ目標のアマゴさんが2匹(時速0.5匹)。

二日間を掛けた二回目の釣果は、
同じくアマゴさんで合計2匹(時速0.25匹)。

まるで開発が進むほど、
重装甲に重武装で最高速度の低下を招いた、
旧海軍の戦艦群のような・・・惨憺たる有様です。

ここらで「大和型」のように、大型・高速の釣果を得なければ。

・・・経緯や釣果を弊ブログに乗せている手前、
ある意味でイイ刺激、そして、プレッシャーでもあります。
いえ、あくまでも、自分との戦い、楽しみながら、なのですが。。。


<寒かった郡上美並 赤池の朝>

何か特別なゲン担ぎ、
ジンクス破りが必要とばかりに、
今回は朝早くに自宅を出立しました。

・・・まったく、釣果には関係無さそう、ですがね。


ポイントだけはあえて、勝手知ったる場所に直行、まずは美並赤池へ。

ここ最近、日中はとても暖かい・暑いくらいなのですが、
朝方はまだまだ冷え込みます・・・道中のインパネ表示気温は10℃。

そんな中でも、
防寒のカッパを着ることも無く気合だけは十二分!
釣りシャツに釣りチョッキのみの軽装で河原に降り立つのであります!

穂先に仕掛けを結わえた段階で、早くも一回目の「キジ打ち」を。
・・・寒いのであります。。。

週半ばに降った雨の影響でしょう、
本日の長良川はこの近辺、平水より少し増水気味、
赤池の奇岩に打ち付ける流れ、それはいつも以上に激流です。

仕掛の振込と回収を重ねますが、
残念、今回も大淵の底からはアタリが遠くて。


直ぐ下流は長良川鉄道の鉄橋、
そこまで陽が当たって明るくなってきました。

・・・お空には雲一つなく本日もピ~カン、
朝方とは打って変わって、きっと暑くなることでしょう。

淵底にも陽が差し込めば、何か状況が変化するのでは?

間もなくして、自分の周囲も明るくなってきました。
5B二重連の錘を三重連に追加、あくまでもここは淵底狙い。


釣り糸で連なった5Bの錘、なんとなく仏具は数珠のようです。

・・・数珠の玉には一個一個、人の煩悩を祓う仏様が宿っていると。

趣味や娯楽、小生的には真剣勝負??でもある渓流釣りなのですが、
殺生事でもある釣りです、せめて、南無阿弥陀仏を唱えながら・・・

その甲斐があってなのか。

サイズは6寸程度と小振りなのですが、
今の季節で美並で揚がるアマゴはパーマークが薄く銀色です。


<今週も巡回さん登場>

この一匹を揚げたのち、奇岩の上は背後からお声がけが。

「どうです、釣れますか?」
赤い帽子に漁協のチョッキは巡回さん、
この人・・・先々週の「罪づくり」な巡回さんです。

「いや~、今しがた一匹だけ・・・」
年券を示しながらお答えする小生です。

「そうですか・・・
 相戸の堰堤でも何匹か釣れているし、
 一昨日だったかな?
 このちょっと上流でも釣れたそうですよ。」

・・・人のうわさは千里を走る、と申します。

今朝は身支度をしている短時間で2台ほど、
ご同輩の車がお見えになり、
小生の姿を認識して他へ向かわれました。

着替えをする数百mの上流には、薄暗い中に既に何台かのお車が。

シーズン中とは言え、今朝はやけに人出が多いな、
と思っていたのですが、きっとそのお話が原因なのでしょう。


奇岩の下流は鉄橋の下、
上流は先回釣れた川中の岩、
気が付けばご同輩が竿を振られています。

このポイントは潮時かな?移動することとします。




<先手勝負の本流釣り>

次に向かった先は、そこからかなり下流、先々週のポイントです。

今朝の状況から既に空いていないのでは?の心配もありましたが、
意外にも意外、人っ子一人もお見えにならず。

・・・千里を走ったうわさ、その影響でしょうか?


平水より高めの水位です、中州へは慎重に渡河して。

流れ下る激流は前回よりハデに大岩へブチ当たっています。

横切った脇筋の流れも本日は水量が多く、
お魚の「ご飯」となる川虫も、いい案配で流れ込んでいることでしょう。

激流が形成する「大きな洗濯機」に仕掛けを投入します。

渦から外れた仕掛け・目印が、
多くの川虫が流れ込んでいるであろう、
脇筋下の深淀みをゆっくり、進んでいきます・・・

ここでアタリです!
アワセもしっかりハマりました。
返す反動はズッシリ、まじ?来たか??

本日は戦線離脱のSPロングに代わり、
パワースペックの剛竿に1.0号のトオシ糸です。

その剛竿が大きくお辞儀、
短くも長いヒヤヒヤな時間の経過、ほんと、竿がお・も・い~。

ところが・・・
ここ最近のイヤなジンクス、たも網に手を掛けた間際、
深いお辞儀は礼儀正しい我が剛竿、それが急に直立不動の無礼者に!?

あろうことか、この期に及んで、
針から下がライン切れ・・・1.0号だよ?

本日、お魚は一匹のみの釣果でしたが、
川の流れが早くて重錘、結果、幾度か軽度の根がかりでした。

・・・針を結わえ直して、おくべきだった。
あとの後悔、先に立たず、はこの事か・・・

その後、洗濯機に仕掛けを幾度も放り込むも、全くの音沙汰なし。。。


<根がかり覚悟で念仏四重奏>

まだ時間は10:00過ぎ。
終わったことを悔やんだり、それをネタに焦っても詮無き事。

こんな時は素敵な川の風景、
それを愛でながら、お茶に菓子パン、そして一服に限ります。

そんな休憩中・・・

下流は鉄橋の手前、大きなお魚がジャンプ!
もうびっくり、菓子パンで誤嚥性肺炎になるところ?


装備をまとめ、早速にも現場近くへ、静かに・慎重に急行します。

・・・しかし、この早深瀬、かなりの曲者かと。

深さもそこそこあり、とにかく、流れがメチャ早い。

初めての試み、ではありますが・・・

生臭坊主が織りなす数珠繋ぎ、5B錘の四重念仏協奏曲。
ああ、南無阿弥陀仏は誰の為?


流しは数珠錘が先行です、
弦となるトオシ糸は穂先が後行となるよう、
垂直から約10度の傾きを維持しながら、慎重に・丁寧に奏でます。

単調な曲調ではダメでしょう、
剛竿の穂先に僅かに伝わるコツコツ感、
それを受けながら、少しだけ竿先を浮き・沈みさせて。

しかしながら、
そこは初めての挑戦です、
思ったような演奏はつゆと続かず、
とうとう川底の岩と岩、それに錘が捕まり根がかり。

そして本日の5B錘、その弾切れです。。。

・・・と同時に、
今週末もお舟の通過時間と成り候。

「ありがとうございます。」
お舟の船頭さんは笑顔でご挨拶、お気を付けての航行を。


皐月五月も中旬です、
朝方はまだ冷え込みますが、
日中の風は早くも初夏のそれですね。



<データ>
●5月18日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛    :針 吉村8.5号
       糸 1.0号トオシ9.5m 
                     錘 5B号 二重、三重、四重
釣果    :アマゴ    6寸    1匹
気温    :10~25℃
天候    :晴れ
表層水温  :16℃ 雨上がりかな
月齢    :10















2024年5月5日日曜日

2024GW 長良川本流釣行 2回目



前回はおととい水曜日、5月1日での長良川訪問でした。

お目当てはこの季節、長良川を遡るサツキマスなのですが、
毎年の挑戦も御目文字叶わず、
そうやすやすと釣れるお相手では無いのです。

それでも、前の職場はお隣の工場の班長さん、
昨年は見事に釣りあげられ、
関係各位にLINE配信、しかも2匹も!

小生はご本人から昼食前の連れ〇ョンで伺ったのですが、
毎年の挑戦が叶い、とても嬉しそうでした。

彼の努力は如何ばかりか、お話を伺うと・・・
毎日は出勤前に一振り、
残業の無い日は帰宅後も陽が暮れるまで、と。

確かに長良川のお近くに住まわれる利点はあるものの、
この時期限定とはいえ、逆に通勤は距離もあり大変、
好きこそ物の・・・と申しますが頭が下がります。

・・・もう少し本腰を入れないと、本当に釣れないぞ、こりゃ。

そんなことで、
このGWの後半戦、また長良川へ行って参りました。


<今回も郡上美並で>

今回は初日は夕まずめ、翌朝は朝まずめの二段構えです。

釣り場に到着です。
まだ15:00過ぎですが、ポイントは既に山影で日陰、いい案配です。

このポイント、
立ち位置の左から右に向け大きな落込みがあり、
その流れ下った長良川の激流が正面の大岩を直撃、
手前に大きなプールを形成し大きな渦を巻いています。

5B+5Bの重量編成で流れ下りの本筋手前に投入、
来るとするなら、白波が落ち着き始めた沖合の深場です。

5Bを3個にしてしまうと深場で仕掛けがストップ、
そして何か障害物が川底にあるのでしょう、
まず間違いなく、あるポイントにて根がかりが。

5Bが2個でも、まま何者かに仕掛けが捕まります。
そのポイントだけ、少し竿先を持ち上げて。

このパターンで幾度か仕掛けを流します。


先ほどと代わり映えのしない写真ですが、
陽の様子から時間の経過はお解り頂けますでしょうか?

・・・このポイント、
毎年で竿を出していまして、
良いサイズのデンデンさんと共に、
流れが緩い区間からは必ずお外道様も揚がります。

しかしながら、
おとといの釣果もそうでしたが、今年は全くウグイ様の横槍が入りません。


ほんと、全く変わり映えのしない川の風景、なのですが、
お時間だけはしっかりと経過、もうそろそろ17:00です。

・・・小生のしつこさ、熱の入り様が垣間見えます。。。

これでも僅かずつですが、ポイントをズラしているのですよ。


若干ですが、
おととい同様で何かが仕掛けに触る感触、前アタリ?はあるものの。

と!
ここで、ようやくの本アタリです。

季節的にも、それに、おとといの様子から、
掛かったのは、きっと、そこそこサイズ、
もう、ここは二呼吸待ち、喰わせます。

アワセに返す手応えは20cm台かな?
素早い走りっぷりから、お外道様では無いですね。

たも網に納まったお魚は・・・

目測7寸程度のアマゴさんでした。
小粒ながらも側面のパーマークは薄っすら。

その後も粘ったのでありますが、
時計が18:00近くになり、残念、本日の夕まずめはこれまでです。


<郡上美並での車中泊>

自宅から一時間チョイの釣り場です。

一旦帰宅して明朝の再出撃、もありなのですが、
家族もいる身の上は、帰宅してしまうと時間通りに事が進まなくて。

夕まずめのみとは言え、日に当たっての釣行、心地よく疲れるものです。

・・・陽が沈んだら眠り、陽が登ったら起きる。

こんな人間本来のタイム・スケジュール、
自由気ままを味わいたくて、
放浪おじさんはあえて、ここでの車中泊なのです。

まずは温泉でのんびり疲れを癒し、ここで質素に夕食も。

でも、やっぱり世の中はGWですね、
温泉も食堂も家族連れで賑わっていました。

しかし、そこはGWです。

道の駅ではエンジン掛けっぱなトラックは遠方に一台だけ。

・・・横の長良川の調べ、それが今宵の枕です。

釣行と温泉で即寝落ち、とても良く眠れました。


<朝まづめの長良川>

翌朝は陽が登る少し前には起床、身支度を整えて出立です。

昨日の温泉への道すがら、
どこか良さげなポイントは無いか、
開拓者は長良川沿いを見て回ったのです。

その朝一番は、オトリ屋さんの裏手、ここで竿を出してみることに。

長良川の直線区間に広がる石河原。

激し目な落ち込みと大岩にダイナミックに当たる流れが目に留まり、
昨夕の道路から、遠間からは良さげなポイント、そのように見えたのですが・・・

実際に川に近づいてみると、
いや、悪くは無いのですが、川底は小岩・大岩では無くて砂地です。

これは拙い経験上からなのですが、
砂地の川底でも釣れたことはあるものの、
サイズ・匹数共々で岩底より伸びない記憶なのです。

加えて、昨日・昨おとといの「釣れない」状況から、
これはかなり厳し目な条件なのでは?

長い河原を釣り歩き、一時間ほど粘ってみたのですが、
案の定、やはり微かなアタリもなくて・・・新規開拓は失敗でした。

まあしかし、
これも現場に近づいてみて、竿を出してみて初めてわかる事です。
何事もポジティブに、いい方向に捉えましょう!

 
<安パイが高めに、昨日と同所にて>

朝一番のポイントで時間を費やし、
昨夕のポイントはもう空いていないのでは?

そんな心配を抱きながら、
いそいそと釣り場へ赴いたのですが、幸いにもご同輩のお姿は無く。


お空は雲一つないピ~カン。

朝一番は冷え込んでカッパを防寒に着込んだのですが、
これは絶対に暑くなります、カッパを脱いでお茶と水を携帯して、いざ!

昨夕と同じなのですが今年のこのポイント、
白波後のある地点でナゼなのか、根がかりが頻発します。

加えて・・・
その危ないポイントの近くに限って、
僅かながらのアタリらしき感触、それも得られて。

最近の竿は感度が良いからって、
根がかり前の予兆、
そんなものまでセンシングできるものなのでしょうか?


とは言え・・・
攻めない訳には行きませぬ。
根がかり覚悟で幾度かのトライを。

でも、実際に根がかり、
可能な限り回収を試みるのですが、仕掛けが何本かお釈迦に。

でもって・・・

あっちゃ~、粗忽者はまた、ヤってしまいました。

根がかりとアタリを間違えて、
SG ロングが#4、その先端側からポキリ。。。


昨年の7月は高原川釣行でも、
同じ#4から折れてしまったSG ロングです。
これはもう小生の振り込みのお作法、
何か#4に極端な負荷が掛かってしまう、お粗末なお点前なのでは?

次回、前職場のSさんに録画でもお願いしようか??
いずれ、また、お高くつきます、修理代が・・・トホホ。


<長良川でカツオの一本釣り>

でも、こんなことで引き下がる訳には行きません!

大破損傷で戦線離脱のSG ロングに代わり、
剛竿はSG パワースペックZR H+を投入します。

・・・小生のしつこさ、熱の入り様が垣間見えます。。。

仕掛けも根がかりの餌食、0.7号は弾切れ。

「え~い、かくなる上は、
 晩秋の犀川やお正月の気田川で使用する、1.5号トオシ仕掛けじゃ!」


気概だけは一人前、
燃え盛る闘魂を胸に徒歩でポイントを移動します。


その途中、河原まで漁協の巡回さんが。

「どうです?釣れますか?」

・・・闘魂は内に秘めて、お顔だけは笑顔に。
小生、にこやかに年券を見せながら、巡回さんにお答えします。

「いや~、ウグイを含めて、今日はさっぱりです。」

「そうですか・・・
 GWなんですが、今年の美並は釣り客が少なくてね。
 それでも先ほど、ここの下流でおひとり、
 30cmくらいを釣られていましたよ。」

・・・罪づくりな巡回さんです。

そんなことを聞いてしまった日にゃ、
俄然、偏光グラスの奥底で、小生の目が光ります。


巡回さんとお別れした後、ポイントに至った小生。

竿を再び伸ばし、仕掛けを張って、
エサのミミズを針に付け、
じっと長良川を見つめる自分がここに。

「サツキ相手だ、剛竿と1.5号で上等よ。
 掛かったら、やりとりなんて、トロくせ~。
 もうカツオの一本釣り、引き抜いちゃるに!」

・・・汚い名古屋弁を、ご容赦ください。。。


新たなポイントで振り込み・引き上げの繰り返し。
心は燃え盛るも、ここはひとつ、丁寧に・丁寧に。

・・・小生のしつこさ、熱の入り様が垣間見えますね。。。

でもって、その甲斐あってか、

カツオの一本釣りよろしく、
強引に引き抜いたお相手は恐らく8寸越え、
サイズから激流の勢いが重なって、走り切るお相手に豪快な釣りが。

このこもまた、パーマークの消えかかった白い魚体です。

この直後に、いたずらな5月の強い風が吹き始め、ここが潮時かと。


主題のサツキマスはお預けでしたが、
副題のデンデンさんは、どうにか2匹をお持ち帰り。

午前中の早い釣りでしたが快晴の元、
帰宅して鏡をみた小生、早くも日焼けをした顔でした。


<データ>
●5月3日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村8.5号
       糸 0.7号トオシ9.5m
       錘 5B+5B号
釣果    :アマゴ    22cm    1匹
気温    :20℃  
天候    :晴れ
表層水温  :19℃
月齢    :24.4
●5月4日 長良川 
エサ    :ミミズ
竿     :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛    :針 吉村8.5号
       糸 1.5号トオシ9.5m 
                     錘 5B号、4B号
釣果    :アマゴ    25cm    1匹
気温    :11~25℃
天候    :晴れ
表層水温  :19℃
月齢    :25.4