2016年6月11日土曜日

長良川&吉田川釣行 今週末も厳し~い

ご諸兄各位殿


先週末の高原川&双六川一泊釣行は、渇水で思うような釣果が出ず。
この雨の少ない、川のお水が少ない状況は、何も奥飛騨ばかりでは無く、
ニュースを見ると関東地方も大変なご様子。
晴れの多かった5月と、今年は雪が少なかったことも一因のようです。
そしてここ、長良川水系も・・・


今週末はサツキマス釣りはその第三弾として、長良川へ行ってきました。


日頃は小生、シマノTV「いつでも釣り気分!」でサツキマス釣りをお勉強。
学校での勉強は予習・復習なんて、さらさら気の無かった小生ですが、
この手のことになると熱が入ります。
もっともビデオを何度も食い入るほど見ても、それだけでサツキさんが釣れるほど、
世の中は甘きゃ~ないのですが。。。

細山長司さんが高速道路下で釣っているポイント。
あれって名津佐の近辺じゃあないの?・・・で、ガンバって朝5:30に到着です。

でもほんとバカだね~、オレッち。
そんなポイント、土日は激混みのガチガチに決まっているじゃないですか。
案の定、既に先着さんが何名も・・・残念でした。

仕切り直して、先々週、本流アマゴが揚がった赤池近辺へ。
車でお支度をしていると、僅か50mほど下流にご同輩の車が。
おいおい、そりゃないよ・・・と思っていたら、30m上流にも他様の車が。

”何じゃこりゃ?よ~し、「仁義なき戦い」か!おもしれえ、この喧嘩、買った!”

・・・と、柄にも無いことを呟いていたら、対岸にもお二方ほど。
どうも先々週と様子が違います。
ご同輩各位はアユ師のご様子・・・な~る、郡上もアユ釣りが解禁なんですね。



この時期は例年、山奥の支流で過ごす小生。
長良川本流のこの辺りが、これほどにも混み合うとは知りませんでした。



















小生、アユ釣りは未経験ですが、基本、川に立ち入って釣るお作法のようで。
多勢に無勢、おまけにこのお作法の前ではサツキさん、アマゴさんは雲隠れ。
それでも2時間ほど粘りましたが、ウグイさんすら揚がらず・・・
本日の長良川でのサツキネライは諦め、捲土重来です。


河岸を変え、向かった先は小生行きつけ、吉田川の明宝は高橋近辺。
いつもはこの時期、ここでアマゴさんを追っています。
でも今年はサツキマス釣りを長良川で隔週にてトライ。
また、高原川や馬瀬川上流、奥矢作と「浮気」も多く、結果、3月以来の訪問。
・・・確か、あのときはボ~ズ。

今日の吉田川は・・・今までに無く、お水が無い・・・こんなの初めて。
二間手の堰堤下流ですが、吉田川を歩いて渡れそう。。。厳しい戦になりそうです。


まずは木陰にたたずむ淵から着手。いつもより浅い今日の淵。


お天気は晴れたり曇ったり・・・その晴れ間がまたピ~カン。
加えて、流れ込むお水の量も少なめで音も静か・・・慎重に、慎重に。


ブドウ虫に掛かるのは、
とぼけた顔したウグイさん。

双六川のウグイさんは早熟、
情熱の赤に染まっていましたが、
ここ吉田川のウグイさんは
未だにオボこい感じです。







エサをミミズに替えてみると、
同じスジから小アマゴさんが。

川に立ち込み、
淵の奥を流してみると・・・
20cm弱のアマゴさんも。

加えて数cmの極小アマゴさん。
今年にお生まれ??






水の流れは弱々しいですが、さすがは吉田川も上流!
長良川本流に無い透明感があります。


この後、高橋に場を代えて。


この淵もいつもの半分
くらいの大きさ。

何度流してもピクリとも
無く。









高橋の上から吉田川を眺めると、やっぱり渇水は明らか。
それでも釣り人はがんばられます・・・


橋の上でカメラ片手にたたずんでいると、
「釣れましたか?」アユ師さんらしきお方がお声がけを。
小生  「20cm弱ですがアマゴを。」
アユ師 「あ~、エサ釣りですか。」

聞けば本日は小生と似たような境遇を・・・
長良川が満員で吉田川に逃げ込んだは良いけれど、釣果はサッパリとのこと。

アユ釣りにもアマゴ釣りにも、もう一雨、いや、三雨くらい欲しい昨今です。



<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
釣果    :アマゴ  5匹、ウグイ 3匹
        お持ち帰りはなし
気温    :17℃~28℃ 
天候    :曇一時晴れ   
表層水温 :15℃