2020年6月13日土曜日

梅雨入り~ミミズの土入替え





金曜日の残業は宵の口まででした。


軽巡ハスラー号には装備一色、積み込んではありますが、
さて、明日はどうしたものか・・・

家内には、まず夕食だけは済ますと連絡して、会社の近所は豚カツ屋へ。


昨年までは金曜日の会社帰りは車中泊へ直行、
その前にこれまた会社の近所は銭湯で、お風呂と夕食を頂いていましたが、
昨今はご用心、他で夕食だけ食べて、お風呂には入らずです。


・・・若いころの山歩き・登山での一泊は山の中、
当然ですがお風呂は無く、そのこと自体はあまり気にならなかったのですが、
今は一日のお仕事、ミョ~なストレスで掻いた汗は登山のそれと違い、
正直なところ、気分的にサッパリしたいのが本音です。


かつ丼を食べ終えて、スマホで明朝の天気をチェック、
明日は朝から雨模様のようです。

「梅雨入り + 雨降り + 笹濁り= 爆釣り」
今の季節、こんな素敵な「り」で終わる方程式が成り立つのですが、
その一方で・・・

「濡れた衣服 + 疲労と過労(釣りの)・心労(お仕事の)= 風邪ひき・医者通い」
今の時節、この方程式はとても頂けません。

豚カツ屋ののれんを潜り出ると、外は風を伴う激し目な雨です。
残念ですが、家内まで「かえるコール」としました。


早く昨年までのような、ふつ~の日常に戻らないものか・・・



翌朝は軽巡ハスラー号の武装解除、
釣り道具や車中泊の装備を運び出します。

エサ箱に納めたミミズさんは飼育箱のプラ工具箱へ。


エサ箱の中、覆いかぶさったミズゴケをどかして。

少しグロな絵で恐縮ですが、
今年のミミズさんは昨年まで以上に太くて活きが良いです。

釣りに行く回数が少ないことも、
大き目・太めな個体が残っている理由ですが、
この晩春に生まれたであろう、幼生の成育もこれまで以上です。

・・・きっと、今年から始めた米糠のエサが効いているのでしょう。


しかし、その代わり・・・
飼育箱のプラ工具箱、蓋を開けると小バエなのか?何なのか?
ここ最近は小さな羽虫が舞い上がります。


雨で釣りに行けない今週末、
少し時期が例年より早いですが、土の入れ替えとミミズさんを間引くことに。

・・・「間引く」と言ってしまうと、何か残酷に聞こえてしまいますが、
決して殺生する訳ではなく、小さな個体はより分けて箱庭への釈放です。

小さな個体まで、これまた小さく狭い工具箱での飼育はエサの取り合い、
栄養を回して大きな個体をより大きく育成するが為の選別作業なのです。


入れ替える土を米糠と水を加え、混ぜ合わせて作成して、
ここに飼育箱から一匹ずつ、目ぼしいサイズを選別して放します。


・・・先週の吉田川での釣行は、プロの川虫採り師に遭遇、
失礼なことにも小生、そのご老体を勘違いで「ねずみ男」呼ばわりです。

いや、しかし、小バエが飛び交い、ミミズが這いつくばる工具箱、
古い土は何度も何度もミミズに食べられたのでしょう、
粘度があって、まるでミソ・〇ソな感じです。

そこに素手を突っ込んで、一匹ずつミミズを寄る小生。
これも、見ようによっては立派な妖怪「ねずみ男」ですね・・・


小バエ防止に蚊取り線香の燃えカスを最後に入れて、
以上で土の入れ替え作業は終了です。

次回は夏本番、8月上旬くらいかな?



本日は尾張北部でも結構な雨でした。
郡上・飛騨方面もネットで降雨量を確認すると、かなり降った様子です。

・・・どうも、昨夜の決断は正解でした。


明日もまた雨の予報です。
その後は真夏のように晴れて暑くなる様子。

梅雨入りは夏の始まり。
憂鬱な日々が暫く続きますが、その後の「入道雲の季節」が楽しみです。



<渓流風景は庄川支流 一色川より>