2020年11月1日日曜日

渓流竿の伸縮機構の修理~その3

 


お天気の良かった昨日は知多半島の常滑まで。


幼少のころ、名鉄電車に乗って海釣りに訪れた大野海岸。
夕日がとてもきれいでした。

午前中はセントレア(中部国際空港)へ。
時節柄、閑散とした空港は発着便は主に国内線ばかり。

午後は焼き物の町、常滑を散策しました。


丘の上から眺める街の風景はレンガ造りの煙突が随所に。
海沿いは猫の似合う、とても味のある常滑の町でした。



本ブログをパソコンで読まれるご諸兄はお気づきでしょうが、右端のサイド・バーにLabelというガジェットがあります。
渓流釣り、出来事、装備・・・などです。
川の名前は釣行した河川が、それ以外の項目は関連した本ブログの内容が検索できる機能です。

・・・中にはふざけた名前や、「?」が先に立つ項目も含まれてはいますが、そこは小生の趣味の世界、勝手気ままをご容赦頂ければ・・・

先ほどで、そこに「DIY工房」なる項目を追加しました。
本ブログの副題は「いつもは渓釣り、たまに管釣り、そしてアウトドアとDIY」です。
今回もそうですが、いろいろとトライを重ねてきたDIY・工作の話題、それも件数が増えてきて、いっそLabelを増やしてみてもイイんじゃないの?の自己満足から。

・・・あくまでも手前ミソの修理・工作です。
その結果が当たるも八卦、当たらぬも八卦!及第点は60点以上なら上の上!
差し支えなければ、そんな暖かい目で見て頂ければ幸いです。

少なくとも、釣れない渓流釣り師はボ~ズ釣行でも、あからさまに記す始末。
良くも悪くも、DIYの「結果」に偽りだけは無い所存です・・・



では、本題に移ります。
前々回に記しました、渓流小継竿は旧型渓峰尖と渓秀、そのズーム機構の修理結果です。

渓峰尖は#16より#15が飛び出して、渓秀はズームの納まりがスカスカ、と言った不具合でした。
いずれもプラモデルのラッカー塗料、それで摩耗した部分を盛ると言う修理内容です。


まず、渓峰尖ですが・・・
こちらは過去にも実績があり、今回も良い結果に終わりました。


#15の節端は摺動部にスプレーした塗料、その後にコンパウンドで磨き上げ、被膜潤滑スプレーで仕上げました。

延ばした際に飛び出しは無く、固着する素振りも見られず。


いい案配です・・・全てのDIYの結果がこれならば、イイんですがね。


次いで、渓秀です・・・
正直、こちらは失敗でした。

尻栓と最終節#12の内側は凸部のストッパー部に盛った塗料。
竿を組み立てて納めてみたら・・・もう、秒殺でした。。。


上記は秒殺直後の尻栓の状態ですが、盛った塗料が見事にハゲて。
・・・イヤだな~、ハゲなんて。小生、身につまされます・・・
ストッパー部は山の頂点、塗料が食い着く面積が小さかったか??

ここで挫けちゃ、イケませんぜ、旦那!
もう一度で、よ~く、節端は摺動部を観察します。


左側は2本の渓秀の節端は摺動部、よく見ると先端のみツルツル。
・・・イヤだな~、ツルツルなんて。ほんと、身につまされます・・・
恐らくは、ここのみが、ストッパー部との摩耗で削れたか?

この推察の元、節端摺動部の先端のみ、渓峰尖と同じく塗料を盛ってみます。


こんな感じになりました。
磨いて・被膜潤滑を吹いて・・・早速にも組立合体!

その結果は・・・


尻栓と#11はしっくり、いい案配!

しかし、#12と手尻の#13は・・・若干、スカが残る手応え。


#12の節端の塗装、少し遠慮し過ぎて薄かったか、残念。

しかし尻栓と#11で実績が得られました。
工法には間違いなし、と言うことで、もう少し厚塗りしてみます。


・・・早くも11月。
今日、日曜日も良いお天気です。
午後にでも、また、のんびり、この修理工作の続きでも・・・