2015年1月31日土曜日

2015年 釣り初め~北勢釣行 with 師匠

2015年01月24日作成


ご諸兄各位殿                                      
 
去年の釣り初めは3月の美濃加茂の管釣りで。
あの時の戦果はたった一匹・・・でも、ルアー釣りが何たるか?おぼろげにも解った気が。

・・・あれから約一年、果たして己の成長はあったのだろうか?
今年の始まりはいなべ市の行きつけのサンクチュアリーで。



今朝は冷え込みました。
朝7:00、尾張北部は氷点下の中、我軍の軽巡「ネイキッド」は出撃します。
途中、養老SAで師匠と合流、一路いなべへ。

天気はピーカン。
でも8:30でR365路肩の温度計は3℃を指しています・・・やっぱ寒い!
9:00ちょい前にサンク着・・・駐車場がメチャ混み!やっぱ今が旬、ニジマス釣り!
池の水温は井戸水汲み上げのこともあり、7℃とまずまずのコンディションです!

装備を調え・・・さあ、がんばりますか!
開始早々、師匠が揚げます。
暫くしたらまた師匠が・・・その次も、その次も・・・我軍は全く戦果ナシ。。。

セオリー通り、赤金スプーン2.2gの底狙いで始めたのですが・・・
もっとクッキり、白金の2.8gで猛アピール!・・・でもダメです。。。
引き続き師匠はスゴい勢い、まさに入れ食い・・・止まりません。。。


「どうも茶はダメだね、緑系が良いよ」・・・ありがたいアドバイス。
ただ・・・後で解ったのですが、この「茶」と「緑」の解釈が師匠と小生では逆さまだった様子。
小生は「茶=ハデ系、緑=もっとハデ系(黄緑の印象)」。。。師匠は茶はジミ系と捉えていました。。。

棚を変え、まき速度を変え、スプーンとクランクを交互に使い・・・いろいろヤッて見ましたが。。。
一日を終えて師匠は約30匹、小生は15匹・・・ダブル・スコアの差がつきました。

底狙いには集中された師匠に軍配!
己はまだまだ修行が足りません。。。

まあ、細かな理由はともあれ、幸先の良い初釣りでした。

厳冬の北勢釣行 そのⅡ

2014年12月27日作成


ご諸兄各位殿

                                      
今週の軽巡「ネイキッド」は単独出動!
目指すは三重県はいなべ市のサンクチュアリー!

先週の残雪、曇天の釣行と打って変わり、今回はピーカン!
気温も5℃まで上昇、残雪も全くなく良い調子・・・寒いことには変わりないですが。。。
さ~、この変化が釣果へどのように影響するのか・・・?

先回同様、2.2gのハデ系スプーンで開始。
早々に一匹ゲット&即リリース、好調です。

今回は風が若干強め、軽量スプーンは竿の反発力に上手く乗せないと距離が出ません。
でもって、変に力を入れるとスッポ抜け、山なりにルアーが飛んでいきます。。。
・・・いつまで経っても予想地点に着水の痕跡が現れず・・・何だ?頭上の枝に引っかかっています。
やむなく糸を引っ張って・・・切れました。。。スプーン一個損失。
「おや、木が釣れましたね!」
間が悪く、インストラクターさんに一部始終を観察されていました。。。

定石通りに茶色に変更、何匹か掛けた後にダーク系へ。
・・・確かに釣れるけれど、先週ほどではありません。

想いとは裏腹、何かが違う・・・?

池を観察すると、意外にも表層面での回遊が見られます。
それを狙ってか、水鳥がダイブ!
よく見ると一匹クチバシに咥えています。


「こりゃ今日は、全くの底釣り、て訳じゃ無いな・・・」
そうと解ればクランクの出番です。
茶系の2.5g、深度1.5m。デッドスローでリトリーブ。。。手慣れたモノです。

どうやら、メインは低層から中層、まま風が止むと表層に上がってくるパターン。

帰り際、魚をサバいている際に感じたのですが、ここの水は井戸水のご様子。
もちろん温水では無いのですが、意外と暖かいのです、ホント。
雪も溶けきり、池の水温は存外、ニジマスには高め?だったのか。。。


その日、その時の気象条件、その釣り場の固有条件。
渓流と同様・・・この辺りを洞察出来るか・出来ないか、そこで釣果は決まります。

厳冬の北勢釣行

2014年12月21日作成


ご諸兄各位殿 

世の中にはまま「きちがい」と言われる方々が見えます。
人混みの中で刃物を振り回すような「真性のそれ」ではなく、
人様に危害を与えることなく、修行僧のように自らの限界に挑戦する。

最高気温2℃、残雪に囲まれ、今にも降り出しそうな曇天の下でのルアー釣り。
ハタから見るとエキセントリックで、とても正気の沙汰では無いような・・・
でも今が旬なのです、ニジマス釣り。




昨日は師匠ノンタンさんと、三重県はいなべ市の管理釣場へ。
と言っても、キュロット女子大生がもてなす大安の上級者コースではなく、
暖かいカフェの併設されたサンクチュアリーへ・・・軟弱者です。

結果として、教科書通りの釣りが出来ました。

寒さが厳しくニジマスの活性が高い・・・スプーンでの底さらいに限ります。表層狙いのクランクは封印。
ウエイトは3~1gで2.2gと1.5gを中心に。
あとはカラー・バリエーション。
最初は定番の赤金2.2g。
引きが無くなったら白の1.5gへ。
次は茶色2.2g。今日はこの色で結構粘れました。もう入れ食い!
でも茶色も徐々に魚に見切られてきます・・・ここからが本日の分岐点。



ここサンクの水は薄濁り、加えて今日は曇天・・・目立つ色に限ります、ライト系のオレンジへ。
これがもし晴天、または、どクリアーな水の釣り場なら、焦げ茶や黒のダーク系へシフトです。

今日はさすがに「きちがい」なお客も少なく、師匠がガンバる左側への投入は遠慮して、それ以外へはどの角度へも投げ放題!
同じ方向に投げ続けない、散らすことがポイント。魚にルアーを慣れさせないため。

ルアーを投げて着水後、心の中で4秒数えてから巻き始め。
種類にもよりますが、スプーンの沈降速度は約0.8m/秒。
ここの中央部の水深は約3m、底すれすれを泳がせます・・・数えが長すぎると沈葉を引っかけることに。

あとはとにかく一定速度で巻きます。いわゆるただ巻き。
シマノC2000HGSタイプはハンドル1回転を1.5~2秒。
コツはリールの根本を指で挟むように竿を持ち、ハンドルは指先で軽く、慎重に、とにかく一定に回す・・・絶対に竿先を動かさない。
目視で魚のチェイスが確認でき、食って来ないときだけ、チョイと僅かに、ほんの僅かに竿を動かす・・・イレギュラーなルアーのモーションで「最期の誘い」。

今日、師匠は怪物を揚げました。
40cm級のブルック・トラウト・・・どう猛で引きがメチャ強い、そうです(小生も未経験)。
写真がその臨場感を伝えています・・・ヘタな写真でメンゴ。。。



昼食を暖かいカフェで取った後、再度またフィールドへ。
でもこの頃から雨が本降り・・・師匠はガンバりますが、小生は再びカフェの暖炉の前に着席。
暖炉の中の燃える薪を見ていたら、うとうとと眠ってしまいました・・・。
 
 

・・・「きちがい」なのか、そうでは無いのか?
それはその集団の中でマジョリティーかマイノリティーか、そこで決まるのでは?
マジョリティーなら、それはもうクレイジーではなく、トレンドです。
・・・ただ、いつの日も、小さくまとまることなくクレイジーでありたい、そんな小生です。

2015年1月30日金曜日

晩秋の北勢釣行

                                                  2014年11月08日
ご諸兄各位殿

この場所には不似合いな、ショートパンツで妙齢な女の子。
彼女たちが釣りに興じるオジさんに笑顔と一緒にアメ玉を配って回る!?

「大学で教鞭を執っていて、そこの生徒達、アルバイトですよ・・・」
始めて行った三重県いなべ市の釣堀。

http://daiantrout.com/

そこのオーナーの弁・・・一見、くだけた感じの釣り堀です。



が、しかし!
そこは中年初心者アングラーでは太刀打ちできない・・・
至難の釣り堀なのでありました。

「開設当初は魚にエサを蒔いていたのですが、
フライのお客さんがイヤがっちゃって・・・今はエサ無しです。」
エサを与えられないニジマスたちは野生化・・・
巨大な農業用ため池の中にはブルー・ギルも同居。。。
まさに閉ざされた弱肉強食の世界!

淘汰されて生き残ったニジマスは鼻がきき、
中年初心者の投げるルアーにはピクリともしません。
こんな釣り堀は珍しい・・・まさに上級者コース!

普通のクランクは  ×
では、極小クランクは  ×
色をジミ・ハデ変えても ×
もちろんスプーンも  ×
サイズを落としても ×
頼みのアラベスクも   ×

打つ手がありません・・・師匠 ノンタンさんも同様。。。
だいたい、周りのフライマンも苦戦・・・
「ルアー対フライ」ではフライに軍配が上がるのが普通・・・も~ダメです。



(・・・宇宙戦艦ヤマトの艦橋・・・)

古代副長
「艦長!せっかくの週末の釣り堀です。
せめてスカっとする事をして撤退しましょう!」

沖田艦長
「と言うと、どうするのかね?」

古代副長
「格納庫にある渓流UL竿に5gスプーンを装填して打ち込みましょう!
ムチャ飛びますよ!」

沖田艦長
「うむ、どーせダメなら一矢報いるか・・・」

・・・スプーンの重量を上げるなんてセオリーの逆、もうデタラメ、ヤケクソです・・・



4.8gのハス・ルアーを6フィート渓流UL竿に付けてエイッ!
50mは軽く飛びます!
普通は長良川本流でサツキマス狙いで使用する仕掛け!
こんなタックルを管釣で振り回す輩はいません、ほんと。。。


・・・師匠、次回は「数釣り」できる釣り堀にしましょう・・・
ここはホント、上級者向けです・・・女の子のサービスは良いんだけれど。。。