2018年1月27日土曜日

今年の初釣り~またも、雪中 北勢管釣行

ご諸兄各位殿


数年に一度の厳しい寒波、寒い日が続きます。
こんな雪の日は・・・管釣りに限ります!?


昨日は金曜日、お仕事はお休みを頂いて、本当に管釣りへ。

いえ、これ、決して寒さにかまけたドタキャンならぬドタキュウではなく、
前々から予定を組んだお休み。


たまたま、休暇日が斯様な仕儀に成っただけなのです。
・・・だいたい、本当の管釣り日よりに雪は不要です!


R365は関ヶ原から四日市へ、養老と鈴鹿の山脈に挟まれた、
雪景色は牧田川からなる扇状地を登ります。

当方のハスラー号は軽四駆のスタッドレスで「全天候型」戦闘艦。
これくらいの雪道は何のその。
圧雪路の登り坂で踏み込めば、お尻を振りながらの前進です。
いなべに向けて白銀のR365を南下します。


到着しました・・・これでも午前11時半。
気温-3℃、雰囲気は「管釣り場」というより、まんま「スキー場」。


午後券での釣りのため、しばし暖炉のカフェで早めの昼食です。
・・・あ~、ここは天国、暖かい。



午後からの開始と覚しきカフェで時間を過ごすご同輩は3名のみ。
隣接する1号池を覗き込んでも、釣り人の姿は見られず、です。

支度を済ませ、意を決して寒いお池に出てみると・・・


案の定はガラピ~な釣り場。

修行僧でもあるまいに、大寒波は極寒の中、
平日とは言え何で斯様な雪日に管釣りを?

その答えはこれです・・・目論見通り、ガラガラの釣り場!
小生と同じく、モノ好きなご同輩は若干数名ほどお見えですが。

更に1号池を下った2号池に至っては・・・


人っ子ひとりナシ!
寒ささえガマンすれば、もう、やりたい放題!!

・・・おもむろに、リールのドラグを、ダラダラに緩めて。
・・・右へ左へ、お構いなしに下手クソなキャスティング。
・・・岸沿いのトレースなんて、絶対に普段は出来まへん。


小生の定番はマイクロ・エアー・ブローのサクラ色。
早くも3投目からヒットです・・・こりゃ、エエわ。

サイズ的には小ブリですが、緩めたドラグの効果でしょう、
チリチリとリールが鳴き、心行くまで引きが楽しめます。




・・・ただ、あまりに緩め過ぎたのか、フッキングが不十分、
続くヒットではバラシが多発・・・少しだけドラグを固めに。


まま吹雪が止んで雲間を青空が覗きます。
でも、そんな天気は、短くも儚い出来事。
暫くで、雪風が、またまた吹きつけ出し。


ガンバるご同輩各位、ほんと、ごくろうさまです・・・




・・・1号池に戻り、今ひとつ、普段は出来ない「夢物語」をば。



ここの桟橋、
普段は「釣り人銀座」の様相、
下手クソが割り込む余地は無く。

でも本日はご覧の通り・・・

ただ、粗忽者には要注意。

降り積もった雪で足を
スベらせようモノならば・・・

慎重に。



背後で何やら物音が。
桟橋の角ではご老体、お取り込み中の模様です。

でもこれ・・・竿の撓り方が尋常ではありません。


しばし、当方も手を休め、ハラハラと、成り行きを見守ります・・・
弓なりに撓った竿先、細い管釣り糸の先にはブラ~ンと大きな魚体。


たも網に収まったニジマスさんは、マグロ?かと見間違えるほど!

「いや~、足下で来ましたよ。粘った甲斐がありました。」
は、ご老体の弁。

・・・ここの管釣り、まま、斯様なお魚が掛かるからイイんです。


当方も負けじとガンバります。


・・・お!アタリ!と思ったら、

釣り糸がくみ上げる僅かな水分、竿のリングに溜まって瞬間氷結、
で、糸の巻き上げに抵抗が掛かって・・・

極地での定番は、「濡れタオル」の振り回し、あれと同じ現象でしょう、
何回か、こんな極寒の日に訪れていますが、こんな事象は初めてです!


寒さの桁が違うのでしょう。


全日で氷点下であった三重県いなべの管釣り場。
極寒の今年の初釣りでしたが、釣果はそこそこ。

いい滑り出しでした・・・
次回はいよいよ解禁明けの渓流かな??