2016年8月22日月曜日

犬山 宵の明治村

ご諸兄各位殿


お盆の時期、日中は暑い日が続きました。

春から秋口にかけて、毎週末のごとく続く小生の渓流釣行。
これと似たような境遇を繰り返されるご諸兄。
特にご家族をお持ちの方は、少し後ろめたい気持ちがお有りでは??
Mな小生は、まま感じます・・・

いや、もちろん、ウチの場合は「どこか行かない?」と家内に尋ねるのですが、
日差しが強く熱い夏の季節、家内からの返事は決まって「行かない!」です。

・・・この彼女からのご回答、若干、計算済み・盛り込み済みなところが、
一層に後ろめたさへ拍車を掛けます・・・


そんな家内からの珍しい夏のお出かけリクエスト。
「お盆休みに明治村へ、夕涼みに行きたい。」
・・・行って参りました。

自宅から30分とかからない明治村、ズバリご近所です。
以前にも・・・いや、月日の流れは早く、もうかれこれ十数年前になります。
そのときは家内が喜び勇んで浴衣を着込み、早々と繰り出して・・・
今回は二人とも普段着で。

夕方の5時ころ入村です。
陽は西に傾いていますが、そこは夏の夕暮れ、まだまだ暑いです。
でも今日は幸いなことに風があり、日が暮れるにつれ涼しくなってきます。

上記は帝国ホテル中央玄関。


聖ザビエル天主堂。
夏の夕陽が影を演出します。

何となくモノ寂しげな、
見ようによっては荘厳な。









建物は木や土で作るもの。
先の帝国ホテルも同じですが、それが一般常識であった明治の当時、
さぞ皆様は驚かれたことでしょう。
デザイン、規模、色調・・・異文化から感じ取る全てに於いて。

現代の小生でさえ、あちらでの生活ではそんなモノを感じました。




ステンド・ガラスの色合いに神秘性を感じます。


今では博物館のひとつの展示物。
しかし、その生い立ち・経緯・歴史を考えると・・・
シャッターを切るとか、立ち振る舞いに、都度の礼節をわきまえ。

実は小生、山とか川の自然造形物にも、似たような感覚を覚えます。
何か様がお宿りのような・・・



所変わって宇治山田郵便局の前。
カラフルな浴衣姿のお嬢さん達がお似合いです!


この辺りからウチの家内、
ショップを見ると称してエアコンの効いた売店に入り浸り。
涼しきなってきたとは言え、そこは夏の夕暮れ。

渓流釣りでこれくらいの暑さには慣れっ子。
暇な旦那は屋外でタバコかねがね、浴衣姿のお嬢様ウオッチング!


二人して夕食、その後は帝国ホテル前に戻ります。


陽もとっぷりと暮れて、先程とは違う様相の帝国ホテル玄関。
本当に今日はラッキー!風が吹いて気持ちいい宵の口です!




その後はこのホテル前広場でジャズ・コンサート。
曲の一つはユーミンの「晩夏」。


最後の締めくくりは夏の夜、定番の打ち上げ花火です。
少し遅れて入鹿池からこだまが。


ゆっくりと、まったりと、
夏が通り過ぎていきます。

家内共々、
晩夏の宵を楽しんできました。