2018年3月18日日曜日

今年もミミズの養殖

ご諸兄各位殿


先週の郡上釣行で購入した天然ミミズさん。
毎年のように今年も工具箱での飼育を始めました。


八幡の町中にある釣具屋さんで買う天然ミミズさんは活きが良く、
そこでの保管は、一般で見かける冷蔵庫の中ではありません。

暖房もなく薄暗い冷えた店先(失礼!)、
その土間への直置きなんです。

この自然な保管方法が「活きの良さ」を保つ秘訣なのでは?
と小生は考えています。


昨年から箱の印刷、パッケージのデザインが変わりましたが、
(こりゃ安価側かな??コスト削減。)
それ以外は特に中身についての変更は無いご様子です。
箱の中、ビニール袋には籾殻の混じった土にミミズさん。



・・・ここから先の本ブログ、掲載写真が若干でグロでキモ。
いえ、渓流エサ師なら日常茶飯事の絵、何てことは無いのですが、
お食事中の素人さんはお控えに、食後は暫く経過されてから・・・



今の時期のミミズさん、ドバほどではないですが、太くて若干の長め。


どうでしょう、GWくらいまでの販売は、これくらいのサイズです。
・・・オオモノ狙いには最適かと。


毎年で購入するこの郡上天然、購入後は工具箱で飼育するのですが、
入れた翌日は箱の裏フタ、ヘリにミミズさんは這い出して修羅場の様相。


これは去年の状態です・・・

毎日の日課でフタを開けて確認作業、これが2~3日続きました。
放って置いてはミミズさんが干涸らびるのでは?
と、忙しい朝の時間、一匹ずつ土に戻す作業を。


土としては近所のホームセンターの安い培養土を使用しているのですが、
この培養土はかなりの乾燥気味。

ミミズさんを入れる前に、この箱のサイズは1/3の土の深さで、
500CCの水を加えるのですが、
思うに、水の土への浸透、「なじみ」には時間を要するようです。

結果、環境の変化に敏感なミミズさんは斯様な有様に・・・



今年は土と水の配合を、かなりの事前、2月の上旬に行いました。
案の定、今年のミミズさんは工具箱に入れてからもお行儀が良く。


しかし、一昨日はミミズさんを収納してから数日目、
日課の状態確認で、この影響なのか?思わぬ事態を・・・


薄暗い箱の中、得体の知れない、モヤシの様な植物が無数に発芽・・・
空気穴として直径1mmの穴が箱の上、無数に開けてはあるのですが。


今年の培養土の状態はミミズさんだけでは無く、植物にも良い様です。


週に一回、カビ対策で土の表裏返しと、エサとしてのお茶の出がしら、
それを与えます。

・・・今年はリプトン紅茶が家内のお気に入り。
英国の香り、気品漂うミミズさん!?


この後、ティーパックの袋を破って茶葉のみ取り出し、土と混ぜ合わして。


GW前には今回入れたミミズさんが産卵して次世代が誕生、
それが少し大きくなった6月の上旬に、
培養土の全体を入れ替えます・・・一匹ずつ、ミミズさんを捕獲して。



第一世代は長良川でのサツキマス釣りに。
第二世代は秋口、鼻曲がりオオモノ狙い。
それぞれ、効果を発揮する・・・予定なのですが。

その結果は、神のみぞ、知る???