2018年1月2日火曜日

お魚の燻製(くんせい)造り~その2

ご諸兄各位殿


お正月は二日目。
家内は実家へ新年会。
しめしめ、鬼の居ぬ間の何とやら・・・


小生が台所を使うと、細かな禁止令・お小言を発する我が家内。
やれ、汚すな、散らかすな、ニオイを残すなと・・・
ありゃ絶対に子供の自由な発想・発達を妨げます。

台所を使うことのみ申し述べ、不安げな様子の家内が出立した後、
解凍しておいたニジマスさんアマゴさんを冷蔵庫から取り出して、

さあ、燻製造りの開始です!

とは言え、長い工程に加え初めての作業。
本日は「下ごしらえ」と「つけ込み」「塩抜き」まで到達すれば及第点。
「乾燥」と「燻煙」の工程はまた後日に。


ここで、本ブログをお読み頂いている、各位様にお断りですが、
燻製つくりのレシピ・材料・詳細について、今回は触れませぬ。
そこはご諸兄先輩諸氏の緻密・委細・丁寧なブログに道を譲り。

順を追っての写真掲載のみと、新年早々の小生の戯れ言のみに、
ご容赦・お付き合い頂ければ幸いです。




まずはお魚の下ごしらえを。
今季の終盤は根尾川で釣り上げたアマゴさん。
・・・いい引き具合でした。

それに12月の中旬は雪降る中の管釣り、
そこで釣り上げた、ニジマスさんにブラウンさん。

色とりどり・・・いずれも25cm前後と型が揃っています。


ソミュール液は事前に作成。
まずは解凍したお魚のヌメりと汚れを塩でもみ落とします。




・・・昨日の元旦も近所の田県神社へ初詣。
毎年の如く、本殿と奥宮へ参拝の後は、お守りと破魔矢を購入です。

そして、おみくじも。

小生は田県神社と相性が良いのか?毎年で「大吉」です。
かたや、我が家内は良くて「吉」、ほとんどが「末吉」。
小生との比較で引いた後、まず毎年で落ち込んでいます。

小生 「今年も懲りずに引くの??」
家内 「と~ぜんよ~!」
・・・がんばって下さい。

家内に気を使って、今年は小生、ここではおみくじは引かず。
かの家内は200円をおみくじ箱に収め軽く左手でサクっと。

この ”左手で最初に手に入ったものを素直に引く” は、実は小生の作法。
・・・妙なジンクスがあり、小生、これでいつもクジ運が良く。

家内はよほど、ここ尾張田県神社での「大吉」に拘っている様子。
で、引いたおみくじは14番、今年もまたもや「末吉」を!!
が、そこに書かれた「天の声」、これが全く的(まと)を得て。

”いっぱいに詰め込むと、いずれ袋は破れる・・・”

神様はお見通し、笑っちゃいました。
要するに、欲を張らないこと、でしょうね・・・




「乾燥」「燻煙」の作業はお休み後半を予定。
それまで日持ちをさせるため、ソミュール液につけ込む前に、
濃度の高いアルコールに浸します・・・余っていたテキーラを使用。


ゲコでお酒の飲めない小生ですが、お話しのネタにと購入したテキーラ。
ほぼほぼ飲まれることも無く、大量に残っていました。
良い香りなんですがね・・・30分ほど浸します。


その後、アルコールから取り出して、ペーパーで拭いた後、
今度は既定路線、ソミュール液にお魚を漬け込みます。


ソミュール液もテキーラも同じ褐色、でもつけ込み時間は半日と長めです。
冷蔵庫で、待つこと数時間。


そしてつい先ほど、ソミュール液を捨てて流水で「塩抜き」の工程に。


このまま2時間の放置プレーの後、水気を切って冷蔵庫に保管です。

明後日が乾燥、その次の日が燻煙・・・
おいしさに向け、作業は続きます。




<渓流写真は昨年の6月 高原川・双六川にて・・・今年も行きたい!>