いつもの週末は金曜日の夕方。
業務を終えて銭湯で汗を流し、その足で吉野家にて夕食です。
早くも東海地方の梅雨は明けてしまったとのこと。
でも、それ以前から既に猛暑は始まっています。
お仕事も大変なのですが、
趣味の渓流釣りも言ってしまえば体力勝負、
夏バテしないよう、今週末の吉野家は少しだけ奮発なのです!?
今宵、幸いなのは・・・
吉野家を出たときの気温は32℃。。。
それがR156を関、美濃、美並と北上すれば、
こちらでは軽い夕立があったのでしょう、
路面が少し濡れていて気温も降下、
白鳥では24℃でした。
ひるがの高原でのそれは20℃、分水嶺を越えた庄川では19℃に。
寝苦しい車中泊を覚悟していたのですが、
今週末も良く眠る事の出来る庄川での車中泊でした。
<釣り師の朝>
飛騨荘川の天然記念物、治郎兵衛のイチイ前の駐車場。
寝る前は満天の星空の下、
周囲の田んぼからカエルの合唱、
その向こうからは庄川のせせらぎが。
翌早朝は日の出前から、釣行に向け活動開始です。
コンビニのおにぎりに菓子パン、そしてどん兵衛。
・・・そんなに質素な朝食では、折角の車中泊も味気無いのでは?
そう思われるご諸兄もお見えと思いますが、
車中泊は釣行の一部分、あくまでも目的は渓流釣り、
そこは割り切って、時間短縮のエネルギー・チャージなのです。
簡単な朝食でも、食べ終える頃には・・・
曇り空の下、周囲はすっかり明るくなっています。
<今回も農家さんにご挨拶>
天気予報から今日も暑くなりそうです。
釣りは午前中のみの予定ですが、
さて、今シーズン初の庄川です、その舞台は何処にしようか?
昨年以上に遅い庄川デビュ~、
アユ釣りも既に始まっている本日、
五連水車の裏手はアユ師さんで満員御礼でしょう。
この治郎兵衛のイチイ前も、恐らくは「アユ釣り詣で」の対象です。
押し出された渓流釣り師、
ご同輩各位はきっと、支流の一色川や寺河戸川へ・・・
今朝、幸いなのは・・・
・・・雨の心配は無さそうな程度の曇り空、
朝方だけでも強烈な夏の陽射しと暑さが凌げます。
よし、決まりました、今日の釣り場が!
ここ最近で続くご同輩とのバッティングは避けたく、
暑くなる前に庄川本筋は黒谷から三尾河まで釣り歩くことに。
いつものようにあぜ道は納屋横、
そこにハスラーを駐車させて頂きます。
朝は6:00少し前、
既にお仕事中の農家さんにご挨拶、
「ああ、エエよ」は駐車のご了解を頂戴して。
<本日のお題は・・・>
今日の庄川はこの辺り、
小生の見立てではほぼ平水、
これなら、歩き通せられるのでは?
この落ち込みから、小ヤマメさんを立て続けに2匹・・・
季節的にも、また浅瀬の多い場所的にも、
今日は小モノがうるさいかな?
となると、今週末の課題は・・・
「早食い」の小モノから如何に「針飲まれ」を防ぐか。
そして、必ず居るであろう、中・大モノの居場所を掴むこと、かな?
そんなことを考えながら、
涼しい朝の庄川の本筋を奥へ奥へと進みます。
<残念、渓相が変わりました>
昨年も訪れたこのポイントなのですが、
その時の記憶と比べても、川の様子が少し変化しています。
基本は真直ぐな流れの区間なのですが、
それでも、もう少し細かく段差があり、
流れに「溜め・深み」があったような。
・・・つい先日も大雨が降りました。
あんな降雨が年に幾度もあれば、
お顔の相では無いけれど、渓相もヒン曲がりますよね。
お仕事疲れはストレスが一杯のお顔?
ノッペリとした、変化の少ない流れ。
それが多くなったこのポイントでは、
いずれ、難しい釣りが予想されます・・・
大岩のウラや対岸の樹木下、
そこに僅かに存在する流れの深場、
仕掛けを流して見ると、まず、必ずの反応が。
「早アワせ」と「アタリ無視」にて、
どうにか「針飲まれ」は回避できていますが、
こんな小さな子が幾つも幾つも、ワン・ポイントから揚がります。
それでも、
深場でも流れの早い、
水の入れ替わりが早いであろう場所からは・・・
小モノに混じって運が良ければ、
お目当てのサイズは中くらい、6寸モノのイワナが出ます。
浅い瀬がメインとなった釣り場では、
早流れの深場は多くは無いものの、
これが、本日のポイントかな?
<夏の渓流釣り>
小生の夏の装いは、
下はfinetrackのウエット・パンツ、
上は登山用のシャツにハット型の帽子です。
足元はシマノFS-003V、
これにキャラバンの「渓流シリーズ」は、
発泡ラバー製のソックスにスパッツを着用しています。
・・・いわゆる、沢登り、のスタイルです。
川の遡行に関しては、
足にフィットしたパンツが故に、
流れから受ける抵抗も少なく、水の中での動きはスムーズ。
川をさかのぼることが信条の渓流釣り。
涼しい山河の畔ではありますが、
夏場はそれなりに暑くなり、
ドライ・ウエーダーは厳しいものがあり、
梅雨が明ける少し前から小生は「衣替え」なのです。
夏場はひんやりと心地いいウエット・スタイル。
・・・長時間で水に漬かっての冷え過ぎ、
着衣の隙間からヒル等の害虫侵入は心配ですが、
遡行で暑くなった体の冷却にはもってこいですね。
<う~ん、今週末も・・・>
限られた「深場&早流れ」のみでの釣りです。
今回のこの区間踏破、時刻は未だ9:30、
意外と時間を要しませんでした。
「この時間なら、魚帰滝まで足を延ばすか」
そう思った矢先に・・・
マトバ橋あたりから入渓されたのでしょう、
先行者はフライ・マンさんです。
何となく、もったいなくも、ありますが・・・
先週の石徹白川でのご老体、
彼のような老獪さは、残念、未だ小生には無くて(笑)。
今週末の釣りは、ここまで、かな?
彼に軽く会釈をして、庄川から上がることに。
このR158はマトバ橋の撮影時に感じたのですが、
水から離れると結構な気温・・・とても暑いです。
いや、釣りを終えるには、良いタイミングだったのやも。
テクテクとR158を入渓点まで戻り、
暑い最中でお仕事中の農家さんに、
駐車のお礼を申し述べます。
「どうです?釣れましたか?」
「はい、そこそこ、と・・・」
今年も、ありがとうございました。
<駐車場でのお昼寝&帰路は一色川沿いに>
治郎兵衛のイチイの駐車場、
昨夜の車中泊サイトまで一旦戻り、
イチイにもお礼の後、少し早いですが昼食を頂きます。
そして、その後は、暫しのお昼寝・・・
ハスラーの全ての窓を開放、
ハッチ・バックもフル・オープン!
イチイの駐車場は庄川の河岸段丘の上にあり、
西から東へ、暑い夏でも、
とても優しく良い風が抜けて行くのです。
・・・朝が早かった渓流釣り師、
ここでのお昼寝も、今では彼のお楽しみ、
そのひとつなのです・・・
帰路は一色川沿いの県道を郡上高鷲に向かって。
途中、県道から「やまびこ街道」に鞍替えすれば、
幾つかのスキー場を横目に、
郡上大和の道の駅へ至るのでありました。
<データ>
7月05日 庄川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :7.0m 翡翠 冴 硬調
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 1~B号
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 1~B号
天井糸 0.7号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :ヤマメ 7寸 1匹 5寸 3匹
5 寸以下 ツ抜け
イワナ 6寸 1匹
気温 :19~24℃
天候 :曇り
表層水温 :18℃
天候 :曇り
表層水温 :18℃
庄川でこの水温、夏です
月齢 :9.7
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