2017年5月10日水曜日

2017GW後半~馬瀬川上流釣行

ご諸兄各位殿


天気予報では本日は雨とのこと。
尾張北部を出立するときは、雲間からの朝日が綺麗でした。

それも郡上八幡ICを降りる頃にはパラリパラリ。
しかし坂本峠を登るときには曇空、まま薄日が差していました。


パスカル清見の馬瀬川河畔は葉桜。


GWは早くも終盤。
きっと、どこの渓流もご同輩で満員御礼・・・と思っていたら、
途中、吉田川の高橋に駐車車両も無く、昔の有料道路、その脇には一台のみ。

時刻は7:00。
皆様、本日は雨の予報で敬遠気味?

いっそ、高橋にしようか迷いましたが、明後日からのお仕事を考えると、
一人気ままに釣り糸を垂らしたく、気分は天空の地へ。

それに、馬瀬川上流は川幅もあり、頭上が開け本流竿の出番。
今少し本流竿の扱い・勘を取り戻したく、今回も初志貫徹です。

7:30、馬瀬川上流は奥川上の公衆トイレ(失礼!)前の河原に降り立ちます。
・・・このトイレ、入り口に下呂市の「熊注意」の大きな看板。

一昨日の小坂川に引き続き、見渡す限りご同輩のお姿も無く。
日光東照宮のおみくじ効果は本日も効いています!


今日の馬瀬川は川上(かおれ)、早すぎた2月下旬の訪問に比べると減水気味。
このトイレ前の瀬は、小生のナイロン・ウエーダーでも向こう岸まで渡河可能。

早速、川に降りて川虫を調達の後、向こう岸に渡ります。
・・・目標ポイントは立岩前の大淵。


大淵に流れ込む落ち込み。
その上流から仕掛けを振り込むと・・・落ち込み直下で魚信です。

アワセると・・・
く~、初っ鼻から結構な引き加減、本流竿が撓ります!
お出ましになったのは・・・


どうでしょう、21cmの小生の手のひら。
それを優に超える目測8寸強のイワナさん。
今期最大!
重ねて、日光東照宮のおみくじ効果は本日も効いています!


ここの落ち込み、スジが3本ほどあります。
よっしゃ!次のスジへ・・・
と身構えたら、次の瞬間、背後に何やら気配が!!

「おはようございます。」

一瞬、クマかと思いましたが、
振り返れば、お父さん、小学生はお嬢ちゃん、ボクちゃんの親子連れ。
河畔のキャンプ場のお客さんでしょうか?ビックリしました。。。

お父さん  「どうです、釣れますか?」
小生    「はい、今し方、大きなお魚を・・・」

子供さん達は柄の長いたも網を持っています。
しかもそれから、親子揃って小生の釣りを背後からご観覧の様子。

・・・Mで小心者な小生、ギャラリーが居るとダメなんです。
とは言え、「見るな!」とも言えず、仕方なく、2本目のスジへ仕掛けを投入。


だから、ダメなんですよ~。
ジンクスなんです。

・・・もっとも、
お外道のウグイさんでも、
素人さんにはお魚に変わりなく。







雨がパラつき始め、親子連れさんはご退渓・・・やれやれ。


その直後、
3本目は一番奥の落ち込み、
そのスジから本命が・・・

まあ、世の中、こんなもんです。






その後も大淵の深場から上がるのは、お外道はウグイさんばかり。


・・・雨が本降りになってきました。
雨具の着用、キジ打ちかねがね、吊り橋下へ一時避難します。


本降りの雨、誰も居ない渓流。
装備を整え、イザ、さすらいのエサ師は本流竿をよっこらしょ。
雨打つ川面に対峙します。



この雨が幸い。
アマゴさんは瀬から。
もうそんな時期なんですね。

一昨日の小坂川に引き続き、本日も好調です。
・・・ただ、お外道さんが多いことが玉に瑕(キズ)。


ゆっくり、気ままに釣り上がり、おトイレ前のハスラー号直下まで。

途中、お一人だけ釣り下るご同輩さんが・・・
今日の閑古鳥が鳴く雨の馬瀬川上流、まあ、それもアリでしょう。。。


時刻は12:00。
本日は早めの帰参とします。

大きめのイワナさんだけをお持ち帰り、他アマゴさんはリリース。
・・・家内から冷凍庫が満杯で、「持って帰ってこないで指令」発令中のため。

実家に立ち寄り、年寄り両親へのお土産です。
・・・道楽三昧、親不孝な息子ですが、GWくらい顔を見せなきゃ。


釣りを終えて片付けが終わったら、雨が止んで薄日が差して。


まあ、世の中、こんなもんです。



<データ>
5月6日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :8.5m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m 
         天井糸 0.6号 3m、 錘 1号
釣果    :イワナ 8寸強 1匹、 7寸 1匹  
         アマゴ 7寸   2匹、 6寸以下 4匹
         ウグイ 数匹
気温    :10~20℃
天候    :雨
表層水温 :10℃ 良い案配になってきました。