2025年7月6日日曜日

早い梅雨明け~飛騨 庄川渓流釣行



いつもの週末は金曜日の夕方。



業務を終えて銭湯で汗を流し、その足で吉野家にて夕食です。

早くも東海地方の梅雨は明けてしまったとのこと。
でも、それ以前から既に猛暑は始まっています。

お仕事も大変なのですが、
趣味の渓流釣りも言ってしまえば体力勝負、
夏バテしないよう、今週末の吉野家は少しだけ奮発なのです!?

今宵、幸いなのは・・・

吉野家を出たときの気温は32℃。。。

それがR156を関、美濃、美並と北上すれば、
こちらでは軽い夕立があったのでしょう、
路面が少し濡れていて気温も降下、
白鳥では24℃でした。

ひるがの高原でのそれは20℃、分水嶺を越えた庄川では19℃に。

寝苦しい車中泊を覚悟していたのですが、
今週末も良く眠る事の出来る庄川での車中泊でした。


<釣り師の朝>

飛騨荘川の天然記念物、治郎兵衛のイチイ前の駐車場。


寝る前は満天の星空の下、
周囲の田んぼからカエルの合唱、
その向こうからは庄川のせせらぎが。

翌早朝は日の出前から、釣行に向け活動開始です。


コンビニのおにぎりに菓子パン、そしてどん兵衛。

・・・そんなに質素な朝食では、折角の車中泊も味気無いのでは?

そう思われるご諸兄もお見えと思いますが、
車中泊は釣行の一部分、あくまでも目的は渓流釣り、
そこは割り切って、時間短縮のエネルギー・チャージなのです。

簡単な朝食でも、食べ終える頃には・・・


曇り空の下、周囲はすっかり明るくなっています。


<今回も農家さんにご挨拶>

天気予報から今日も暑くなりそうです。

釣りは午前中のみの予定ですが、
さて、今シーズン初の庄川です、その舞台は何処にしようか?

昨年以上に遅い庄川デビュ~、
アユ釣りも既に始まっている本日、
五連水車の裏手はアユ師さんで満員御礼でしょう。

この治郎兵衛のイチイ前も、恐らくは「アユ釣り詣で」の対象です。

押し出された渓流釣り師、
ご同輩各位はきっと、支流の一色川や寺河戸川へ・・・


今朝、幸いなのは・・・

・・・雨の心配は無さそうな程度の曇り空、
朝方だけでも強烈な夏の陽射しと暑さが凌げます。

よし、決まりました、今日の釣り場が!

ここ最近で続くご同輩とのバッティングは避けたく、
暑くなる前に庄川本筋は黒谷から三尾河まで釣り歩くことに。


いつものようにあぜ道は納屋横、
そこにハスラーを駐車させて頂きます。

朝は6:00少し前、
既にお仕事中の農家さんにご挨拶、
「ああ、エエよ」は駐車のご了解を頂戴して。


<本日のお題は・・・>


今日の庄川はこの辺り、
小生の見立てではほぼ平水、
これなら、歩き通せられるのでは?

この落ち込みから、小ヤマメさんを立て続けに2匹・・・

季節的にも、また浅瀬の多い場所的にも、
今日は小モノがうるさいかな?

となると、今週末の課題は・・・

「早食い」の小モノから如何に「針飲まれ」を防ぐか。
そして、必ず居るであろう、中・大モノの居場所を掴むこと、かな?

そんなことを考えながら、
涼しい朝の庄川の本筋を奥へ奥へと進みます。


<残念、渓相が変わりました>

昨年も訪れたこのポイントなのですが、
その時の記憶と比べても、川の様子が少し変化しています。

基本は真直ぐな流れの区間なのですが、
それでも、もう少し細かく段差があり、
流れに「溜め・深み」があったような。


・・・つい先日も大雨が降りました。

あんな降雨が年に幾度もあれば、
お顔の相では無いけれど、渓相もヒン曲がりますよね。

お仕事疲れはストレスが一杯のお顔?
ノッペリとした、変化の少ない流れ。

それが多くなったこのポイントでは、
いずれ、難しい釣りが予想されます・・・


大岩のウラや対岸の樹木下、
そこに僅かに存在する流れの深場、
仕掛けを流して見ると、まず、必ずの反応が。


「早アワせ」と「アタリ無視」にて、
どうにか「針飲まれ」は回避できていますが、
こんな小さな子が幾つも幾つも、ワン・ポイントから揚がります。



それでも、
深場でも流れの早い、
水の入れ替わりが早いであろう場所からは・・・

小モノに混じって運が良ければ、
お目当てのサイズは中くらい、6寸モノのイワナが出ます。

浅い瀬がメインとなった釣り場では、
早流れの深場は多くは無いものの、
これが、本日のポイントかな?


<夏の渓流釣り>

小生の夏の装いは、
下はfinetrackのウエット・パンツ、
上は登山用のシャツにハット型の帽子です。

足元はシマノFS-003V、
これにキャラバンの「渓流シリーズ」は、
発泡ラバー製のソックスにスパッツを着用しています。

・・・いわゆる、沢登り、のスタイルです。

川の遡行に関しては、
足にフィットしたパンツが故に、
流れから受ける抵抗も少なく、水の中での動きはスムーズ。


川をさかのぼることが信条の渓流釣り。

涼しい山河の畔ではありますが、
夏場はそれなりに暑くなり、
ドライ・ウエーダーは厳しいものがあり、
梅雨が明ける少し前から小生は「衣替え」なのです。

夏場はひんやりと心地いいウエット・スタイル。

・・・長時間で水に漬かっての冷え過ぎ、
着衣の隙間からヒル等の害虫侵入は心配ですが、
遡行で暑くなった体の冷却にはもってこいですね。



<う~ん、今週末も・・・>

限られた「深場&早流れ」のみでの釣りです。
今回のこの区間踏破、時刻は未だ9:30、
意外と時間を要しませんでした。

「この時間なら、魚帰滝まで足を延ばすか」

そう思った矢先に・・・

マトバ橋あたりから入渓されたのでしょう、
先行者はフライ・マンさんです。


何となく、もったいなくも、ありますが・・・

先週の石徹白川でのご老体、
彼のような老獪さは、残念、未だ小生には無くて(笑)。

今週末の釣りは、ここまで、かな?

彼に軽く会釈をして、庄川から上がることに。


このR158はマトバ橋の撮影時に感じたのですが、
水から離れると結構な気温・・・とても暑いです。

いや、釣りを終えるには、良いタイミングだったのやも。


テクテクとR158を入渓点まで戻り、
暑い最中でお仕事中の農家さんに、
駐車のお礼を申し述べます。

「どうです?釣れましたか?」

「はい、そこそこ、と・・・」

今年も、ありがとうございました。



<駐車場でのお昼寝&帰路は一色川沿いに>

治郎兵衛のイチイの駐車場、
昨夜の車中泊サイトまで一旦戻り、
イチイにもお礼の後、少し早いですが昼食を頂きます。


そして、その後は、暫しのお昼寝・・・

ハスラーの全ての窓を開放、
ハッチ・バックもフル・オープン!

イチイの駐車場は庄川の河岸段丘の上にあり、
西から東へ、暑い夏でも、
とても優しく良い風が抜けて行くのです。

・・・朝が早かった渓流釣り師、
ここでのお昼寝も、今では彼のお楽しみ、
そのひとつなのです・・・


帰路は一色川沿いの県道を郡上高鷲に向かって。


途中、県道から「やまびこ街道」に鞍替えすれば、
幾つかのスキー場を横目に、
郡上大和の道の駅へ至るのでありました。



<データ>
7月05日 庄川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :7.0m   翡翠 冴 硬調
仕掛    :針 吉村7.5号 
       錘 1~B号
                     天井糸 0.7号 1.5m 
                     水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :ヤマメ    7寸    1匹
              5寸    3匹
         5 寸以下   ツ抜け
       イワナ 6寸 1匹
気温    :19~24℃  
天候    :曇り
表層水温  :18℃
       庄川でこの水温、夏です
月齢    :9.7





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2 件のコメント:

アサシン さんのコメント...

こんにちは!
庄川釣行、お疲れ様でした。
型はともかく、釣れて良かったですね。
どこの川も渓相が変わっていきますね。そして、以前よりも釣り人にとっては良くない方向に!
暑い日が続きますが、体調に気を付けて釣りに頑張りましょう!

サイドワインダー さんのコメント...

アサシンさん、こんばんは。今日も暑い日曜日でした。庄川も暑い中での釣りとなり、渓相が変わったことも重なって、良型2匹が限界でした。これからが大変な季節ですね、お互いに無理せずに頑張りましょう!