2015年6月20日土曜日

飛騨 小坂川 益田川 釣行~今週も小生らしい結末

ご諸兄各位殿

まもなく夏至。
今のこの辺りの日の出の時刻は4時30分頃ととても早いです。
その頃、自分はR41をひたすら北上、小坂に向かっていました。
渓流釣りを始める前は、もちろんこんな早起きをすることもほぼ無く、
日の出なんて、年に何度見ることか・・・といった具合。
それが今ではほぼ毎週・・・人間、変われば変わるモノです。

そりゃ、早起きもしますよ。
季節は梅雨時、しかも都合良く今週末はその中の貴重な晴れ間。
昨日まで雨が降り、恐らく川はイイ頃合いに増水!
そうです、絶好の渓流釣り日より・・・「大物」への期待が高まります!

大物
おおもの
オオモノ
・・・ほんと、良い響き!!

先週のルアーマンのお兄さんが釣り始めた小坂川は中学校近く。
今日は自分がその足跡を追えるだけ追ってみることに。

幸い、川への降り口は直ぐに見つけられました。
入渓するとイイ頃合いの落ち込みと淵が!
早速そこから釣り始めます。

エサは太めの郡上天然ミミズ!
一投目、二投目・・・先週は十投目くらいに良いサイズが来ました。
だから全然気にしません!

ところが・・・一時間粘ってもアタリのアも無いと流石に疑念が湧きます。
何かがおかしい・・・

確かに今日はいつもと違い、水中糸は0.3号では無く0.5号と太め。
天井糸もナシにしてナイロンで一本通し・・・代わりに目印は小さめ。
徹底した「おおもの」狙いデス!・・・でも、その影響??

我慢できず、川に立ち込み淵の奥を探ります・・・ん、以外と水が冷たい??
水温計を確認すると・・・なんと、4℃!?この時期で??
雨で増水しているけれど、小坂川は御岳から流れている・・・雪代??

このときはそんなことを考えました・・・後で間抜けな結末が明らかに。。。

さあ、ど~する??
水温が4℃じゃ釣れないぞ、仕方がない・・・川を変えるか。。。

ということで、小坂の町に戻り本流の益田川へ向かいました。
この益田川も初めての川・・・勝手が掴めません。
どこから川に降りたらいいのやら?
旧R41沿いに松尾と言うところまで来ちゃいました。
もう少しで高山市境・・・ほんと、今週も遠くへ来たモンだ。

降り口を見つけ入渓しますが・・・河原は芦が生い茂り、やりにくい場所です。
それに川は変哲のない瀬・・・「おおもの」の面影が遠ざかります。。。

それでも「落ち込み」「岩陰」「沈岩」くらいは在るだろうと、芦をかき分け、
少しでも良いポイントを探し回ります。
・・・「おおもの」への執念!恐るべし!

でもこの川、と言うか、本流の為なのか、川底の石が大きくてすべすべ岩、
その上にうっすらと水苔なのか泥なのか、ヌルヌルと堆積・・滑ります。
水も濁っていて日光の加減で川底の深さが読めません。。。

と!
言ってる先から流れの中でズルこけ!!
尻もちを着いて胸まで水に・・・バックパックとポケットのカメラが水没です。。。

・・・今日のブログ、写真が一枚も無いのはこのためです・・・

上はシャツまでびしょびしょ・・・幸い、竿は大丈夫でした。。。
でも、先週のパンツがぐしょぐしょの比じゃ無いです。
先週と違い楽しくないです・・・寒い!

身も心もぐだぐだ・・・
それでも一矢報いようと、変哲のない瀬の河原から釣り初め。。。

その前に水温は・・・べ!?6℃??
んなわけない!ホントなら、わしゃ心臓麻痺じゃ、ターケ!
水温計を確認すると・・・目盛板と水銀柱がズレています。。。

小職の会社での業務は品質管理担当・・・昨年まで。
測定機器の維持管理は品質管理の基本中の基本!
小生、実務でもこの程度のプロフェッショナル加減です、ハイ。

・・・と言うことは、小坂川は実際に水温は何度なんだ??
今から戻るか??
ま~い~や、疲れた。。。
「おおもの」・・・また今度にしよう。

落ち込んだ気分で益田川、変哲のない瀬で一投目を流します。
と!
アタリです、合わせます、ん?根掛かり?
暫くすると激しい感覚が竿から伝わってきます!!

・・・本かブログで読んだことが・・・
サツキマスや大型アマゴはアワセの刹那、根掛かりのような感覚だと。。。
いわゆる不動。
ここに至ってようやくの「おおもの」?!

川底に居着いてなかなか浮いてきません!
慎重に「やりとり」すること十数秒・・・ようやく揚がってきました!!

川面を滑らせてタモ入れ・・・しぶきでタモに入るまでよく見えません。

・・・へ?
何じゃこれは!!
尺ちかい、赤みかかった巨大ウグイ!
この赤って婚姻色!?ホント、カメラが健在だったら・・・

十数秒とはいえ、ウグイさんとマジメに「やりとり」する夏至の近い渓流でした。
明日、防水機能の付いたカメラを買ってきます。。。















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