2025年11月16日日曜日

来季に向けて晩秋の渓流探索~加子母川&付知川西股谷

 

今年の秋は週末ごとに天気が崩れるイヤなパターンが続いていました。


それでも、今週末は流石に良いお天気、気持ちのいい陽気です。


渓流釣りのシーズン中でも小生、
新しい釣り場の新規開拓をまま行うのですが、
やはりそこはシーズン中です、
出来ることならハズレや貧果を避けたく、
なかなか思うようには探索できないのが実情なのです。

そんな理由からシーズンOFFの今時分、
深まり行く晩秋の風景は色づく紅葉もお目当ての一つに、
今週末は以前から気になる流れを来シーズンの参考にと、
じっくり・のんびり、見に行って参りました。


<お名前は、白川?加子母川?>

一つ目は、飛騨川(益田川)の支流、白川の上流です。



かなり以前の春先になりますが、
この白川の支流は黒川で竿を出したことがあります。


雰囲気はとても良さげも、
春先はからっきしダメな小生、
その日はご多分に漏れずのボ~ズでした。

尾張北部の自宅からR41を北上、
一時間半の道のりは比較的に近いこの釣り場、
どちらかと言えば渓流釣りよりアユ釣りで名をはせています。

パッと、見ただけでは・・・

何かが違うのでしょうね、
ここはアユ釣り向きの流れなのか?
はたまた、渓流釣り向きの流れなのか?

ボ~ズだった黒川との合流より上流は、
道の駅「茶の里 東白川」の前を流れる白川。


地図上ではこの辺りは「白川」の名前も、
今少し上流は旧 加子母村に入ると地図上「白川(加子母川)」の表記に。

その辺りからでしょうか?
下手ながらも積み重ねた経験から、
川の様子が何となく、
僅かながらにも違ってきたように感ずる小生です。

何と申しましょうか、
それまでは、
水深が浅めの流れは日光が川底まで届き、
アユのエサは岩表面の川苔の生育に良さげな渓相かと。

ここからは、
川幅がどこかしか狭まり深場も点在、
流れ具合も急峻で、瀬は瀬でも岩の大きさや配置が・・・

いわゆる、アユ釣り向けから、
渓流釣り・アマゴ釣り向けの雰囲気に。


ここまで登ると、いかにも渓流!って流れです。

それでも、
このすぐ横をR257は裏木曽街道、
休日の本日は観光目当ての乗用車がひっきりなしに走っています。


さて、流れは本当にアマゴ釣り向け?

もちろん、確証はないですよ。
何となくです・・・

この立証は来季の宿題かな?


<付知川の上流は渡合温泉を目指し>

2つ目の訪問先は付知川の西股谷です。

塞の神トンネルを抜けての付知峡への到着。

途中で道の駅に立ち寄ったり、
加子母川を撮影しての道中でしたが、
もしそれが無かったら、
ここまで自宅から二時間チョットでの到達です。

・・・中央道は中津川IC経由でも、二時間を切れないのでは?

白川沿いの道は信号機が無く快適なドライブは、
付知に向けての新たなルートの開拓ですね。


その付知峡、
今は紅葉のシーズンです、
宮島までの県道では随伴車が前後に居ましたが、
そこから先の県道(林道)分岐からはハスラーのみに。

・・・雰囲気のある林道?は曲道・細道です。
渓流釣りで通い慣れた斯様な道、ゆっくり・慎重に進みます。

分岐から西股谷の奥は渡合温泉まで、
道沿いの道標には10kmとありました。

その道標が5kmを示した中間地点、
林道は付知川を渡る橋に差し掛かります。


橋の上から臨む付知峡は西股谷。
堰堤を下る緑の流れ、紅葉に囲まれて奇麗です。

この近辺には幾つかの駐車場があり、
今の季節は恐らく夕森山への登山者のものでしょう、
駐車車両も何台かあります。

橋からの眺め、
大きな堰堤が何段もあり、
ここから上流への遡行は難し目も、
深い谷間へ降りられそうな踏み跡を見つけます。

・・・存外に西股谷は、
メジャーな渓流釣り場なのかも。


<勇壮な高樽の滝>

更に上流は渡合温泉に向けて、
細くも寂しい林道の駒を進めます。

次の橋を渡った直ぐ、
駐車が出来そうなスペースに「高樽の滝」の看板が。


結構な高さの橋の上から、その高樽の滝をのぞき込みます。


・・・この滝は撮影のタイミングが難しそうです。

晴れた日の今の時間帯、
撮影の足場となる橋が影で映り込みます。

曇った日では影は目立たなくも、
きっと紅葉の紅(くれない)は映えません。

東から流れ込む高樽の滝、午前中は恐らく山影の中・・・

そんなことを考えていたら、
川面に降りられる木製の階段を見つけました。

急な階段です、
慎重にゆっくり、河原に降りてみると・・・


先ほどは眼下に見る滝でしたが、
このポイントは目線の先に滝があります。

・・・橋の影は相変わらず、ですが。

何より、
比較的に安全に河原へ降りられる階段、
釣り師的には、こちらの発見の方が収穫です。


<ここから渡合温泉までダートです>

高樽の滝が概ね7km地点、
あと3kmくらいで渡合温泉です。

ここからは曲道・細道の林道が未舗装路に。


一層、速度を落としてゆっくり・のんびり、安全に。




途中、営林署の管轄でしょうか、
テラスに売店機能?が付いた、いかにも場違いな山小屋が。


・・・林野庁さん、しくりましたね。
ここに多数の観光客が来られるとも思えず。。。

この直ぐ先が、
風光明媚なランプの宿は渡合温泉です。


温泉宿からはビュ~っと掃除機の音が、
山々に囲まれた西股谷、その谷間に響き渡っています。

・・・何もかも、
雑多なことはさておいて、
日がなのんびり過ごすには、きっと良いお宿です。


帰路に今一度、
釣り人目線で西股谷をゆっくり拝見します。

最初の橋の三段堰堤より上流から入渓すれば、
安全に退渓できる高樽の滝まで、半日あれば釣りあがれそうかな?

ただ、何となくですが・・・

この付知川の西股谷、
シーズン中は渓流釣り師の訪問、それが多いような!?


この確認も来シーズンの宿題ですね。(笑)





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2025年11月9日日曜日

♬ 19のままさ



 先日、「還暦同窓会」と名打った高校の同窓会に出席してきました。


名古屋の下町は山王橋界隈が故郷の小生、
高校へは自転車で堀川端を名古屋港に向けて、
若干で危なっかしくも毎朝は、
若いって、いいですね、
考えられないような短時間で通っていました。(笑)

今でもこの近辺に行くと、
懐かしくも淡い昔の出来事が思い出されます。



さて、その同窓会なのですが、
一学年450名に対して約100名の参加者と、
昼食時の開催からか男女共々、
思うに結構な規模は出席率の集いになりました。

とりまとめた幹事さんは、さぞ、大変だったことでしょう、
この場をお借りしてお礼申し上げます。

如何せん、
ほとんどの方とは40年ぶりの再会です、
出席する前はみんなの顔と名前、思い出せるか心配でしたが・・・

卒業後も人生のイベントの都度で会っていた人は大丈夫ですが、
キャラの濃かった方(?)や個別にお世話になった方、
特に卒業後2~3年までお付き合いがあった方は、
当時の様子を垣間見れ感慨深いものでした。

・・・ハタチ前後の特別な出来事って、
存外、記憶に残るものなのですね・・・


卒業後、M君は小生と一緒に予備役に着任、
その後は本格的に防衛関係へ任官され、
退官時の階級が「一佐」とのこと。

それって、身近な人ではガンダムのシャア大佐!?
大したものです、めっちゃ、エラいやん!

今はうらやましいくらいの毛髪ながら、
真っ白な白髪はロマンス・グレー、
変わらないですね、
再就職先での業務をバリバリと熟されています。


K君は関東方面の工科大学に進学、
新聞配達所に下宿して勉学を続けられ、
大手自動車部品メーカーに就職されました。

・・・その学生時代は一度、
バイク旅行で下宿先に泊めさせて頂き。

思うに、ご苦労が多かったハズなのですが、
そんな雰囲気は微塵も感じられず、
今でも相変わらず気さくなキャラの彼は、
同窓会の最中も皆と気軽に和気あいあいでした。

・・・ごめんなさい、
彼からゴルフに誘われた小生なのですが、
ご存知の通りシーズン中は渓流竿は毎週で振り回すも、
クラブを握ったことも、ましてや、振ったことが一度もなくて。(笑)

もう少し若いうちから、趣味の幅を広げておくべきでした。


S君は残念、
今回は不参加でしたが、
小生の参加のきっかけは彼でした。

自動車メーカーに勤務するS君、
半年ほど前に業務の都合上で小生の会社へお客様で来社、
その後に久しぶりと、まずM君と3人で「小さな同窓会」を開催。

その席でM君から、
今度、本格的な同窓会があるよ、を聞き及んだ次第なのです。


そんな同窓会、宴もたけなわ。

ホテルの一角で立食形式にて行われた会合、
コーヒーを頂こうとスタンドでカップに注いでいると、
横で順番を待たれる女性は・・・

「K美さん、ですよね?」

「あら、お久しぶり!」

昔の面影を残すK美さん、
向こうもすぐに当方が判った様子です。

出身中学は違いましたが近くに住んでいた彼女、
在学時に一度だけですが、映画を一緒に見に行ったことが。

その映画は「2010年宇宙の旅」。。。

イカんですね、女の子とのデートです、
もう少し、気の利いた映画にすれば良かったのに、
案の定、開始から暫くして、彼女は深~い眠りに着いて。


「昔は近所でしたが、今もですか?」

「嫁ぎ先が名古屋の北区で、今はそこに住んでいるわ。
 あと5年もすれば敬老パスでバスと地下鉄は乗り放題よ。」

ここからもう少し、突っ込んだお話を、
と思った矢先に、
残念です、彼女のお友達でしょう、
お酒が入っているのか、割り込まれて、お話はそれっきり(笑)。

・・・ほんと、間が悪い小生、相変わらずですね。


会も終盤にご挨拶は、
学年でリーダー的な存在であったT君から。

「・・・我々は還暦という節目を迎えました。
 でも残念なことに卒業後、
 この年齢を迎えることなく、亡くなった仲間がいます。
 それに今日は参加できなかった闘病中の仲間も何名か居ます。

 命があること、生きるということ、感謝です・・・

 また10年後に、
 今日のような会を開き、皆が参加できることを望みます。」

そうだよね、T君、さすが!
相変わらず良いことを言うじゃない!!

生きるって、ほんと、大変なことだけど、
周りのためにも、また、自分自身のためにも、生きなきゃ。


その後は、皆で校歌を歌って。

・・・ありがちな勇ましい旋律ではなく、
流れるように優しい曲調は我ら高校の校歌です。
参加各位に至っては、案外、歌詞も覚えられていて。


10年後は70歳、別名が「古希」。
字のごとく、希れにもって古い!?

果たしてそれまで、我ら、どんな時を重ねているのか?

でも、ベースになる「生き様」は、
それはこれからもきっと、
川の流れと同じ、
若い時と一緒で変わらないでしょうね。

<風景写真は名古屋 堀川と名古屋港から>



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2025年11月2日日曜日

今シーズンの後始末

 

つい先日で渓流釣りシーズンがOFFになったと思ったら、
早いものです、今年も残すところ、あと二か月です。


毎年は年の瀬の12月になると、
釣り道具類のお手入れから始まり、
部屋の掃除や車の洗車を行うのですが、
定年の身の上は時間的な余裕と、また、気分的にも早め早めに。

昨日の雨も上がりいいお天気の中、
今年もがんばって頂いた釣りエサはミミズのお手入れと、
毎度の釣行時、酷使と汗汚れに泣いているリュックの洗濯を行いました。


まず最初はリュックから。

中身を全部取り出して・・・

毎度ながらこの時、
今シーズンで伺った釣り場の日釣り券、
良い思い出とともに、わんさかと出てきます。

片付けの手を進めなければいけませんが・・・
暫くは思い出の振り返り。


愛用のTHE NORTH FACE のリュックサック、
もう何年のお付き合いでしょう? 


見ての通りは小汚く、
疲れの浮き出た一品なのですが、
両サイドと背面のネットが使いやすく、
内部も小さな区画に小分けされた収納には助かっています。

まだ暫くは、がんばって頂かなきゃ!


釣れない渓流釣り師の定め。

それに従うリュックの運命は、
寒い初春は防寒として背負われて、
暑さ厳しい夏の季節は河原に放置プレー、
生い茂るヤブへの突入は汗まみれの泥まみれです。

ポケットを全て全開にして、
洗濯機の洗濯槽へは逆さまに挿入、
心ならずも?「おしゃれ着」モードでお洗濯します。


その間は小一時間、
次に釣りエサはミミズのお手入れです。

ミミズさんに本格的に越冬頂くのは12月初旬から。
今日は夏場の飼育環境を秋のそれに。


尾張北部の夏の酷暑を乗り切るため、
夏場は水の張ったパン箱内に飼育箱を収め、
その水をチラーで冷却して事なきを得ています。

今はもう秋。

冷却は不要なので、水を抜きチラーや循環ポンプを取り外します。

機器を取り外した後、ホース類は冬の間もそのままは屋外です。

そのホースにホコリや小虫が入り込まないよう、
台所の排水口に取り付けるネット、それでホースの口を塞ぎます。


この台所排水口ネット、
ここだけではなく、随所で非常に役立っています。

ミミズの飼育は屋外のために、
ポンプからチラーに送る冷却水は、
ボウフラや羽虫などの小虫まみれです。

当初は冷却水の中の汚れ、
それを濾過するフィルターの設置を思いましたが、
熱帯魚飼育の機器のひとつ、これがなかなかのお値段でして・・・

その代替案は、
循環ポンプ自体をこの排水口ネットで包んで使用しました。

他にも我が家ではエアコンの排水ホースの先端にも、
この排水口ネットを取り付けています。


取り外したチラーと循環ポンプ、今日の午後は日陰干しに。


次いでミミズさんの越冬準備は、
カブトムシ飼育土をプラ樽に収め、
その上から水を掛けて一か月程の放置です。


経験上、ミミズは飼育環境が変化すると土から這い出てきます。

それを防ぐが為に、越冬の一か月くらい前から、
土に水を含ませて今の状況に似た環境は、
越冬用飼育土を用意しておきます。


ミミズのお手入れをしていたら、
リュックサックのお洗濯が出来上がりました。


日差し一杯の秋空の下、
ポケット全開のまま軒先に吊るします。


今年は(も)おかしな夏でした。

あまりにも暑さ・少雨が堪えたのでしょう、
夏の花である玄関先のハイビスカス、
今が花の盛りとなっています。


それでも、
夏の間は日陰を作り、
水やりのお世話をしたアジサイは、
一時のことを思えば、元気を取り戻しつつあります。



さて明日は、
車中泊と渓流釣行で汚れ切ったハスラー号、
その洗車と車内清掃かな?



<渓流風景は晩秋の南飛騨 山之口川から>


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