2026年2月8日日曜日

中津川宿で”生き方”を見つめ直した夜

 

昨年の秋に定年を迎えた小生、今は再雇用で働いています。


先週末の土曜日の日中は東濃 中津川宿から馬籠宿まで、
渓流釣りシーズンに向けた体力維持は、
中山道をウオーキングでした。

そのウオーキングを終えた宵の口、
中津川でキャリアブレイクのセミナーに参加してきました。

↑クリック



ちなみに・・・
聞きなれない言葉ですね、このキャリアブレイク。

定義としては・・・

”今まで中心的に活動してきたキャリアの役割を手放すことによって、
 新しいキャリアの役割に向けて自分と社会を見つめ直している期間のこと”

・・・だそうです。

ある意味で、今の小生、半キャリアブレイク中?


「え?あんた、定年したンでしょ?
 何で今さらキャリアブレイクなの?」

と思われるご諸兄がお見えなのでは?


それと同時に、

「いや、確かに、
 俺も定年して再雇用もしたけれど、
 果たして、このままで良いのだろうか?」

”キャリア = お仕事”ではなく、
”キャリア ≒ 生き方”と捉えて。

いろいろな事情からそう考える、世代の近いご諸兄も多いのでは?


小生の再雇用での業務、
それは若い頃に経験をした工場での保全・改善業務です。

「昔取った杵柄」じゃないですが、
知識や経験を生かせることが出来て、
休日出勤もなく毎日が定時上がりで時間にも余裕が。

ただ、何と申しましょうか、
新鮮さ、面白み、ワクワク感、
そんな視点から見ると、今一つ、にも思え・・・


どちらかと言えば小生も後の方の口で、
今後の”生き方”の何かヒントが得られれば、
そんな思いからセミナーに参加した次第なのです。


参加者はどうでしょう、全員で30名くらい。

年代としては、
自分のような50~60代は少数派も何名か、
中心となるのはやはり20代後半から30~40代の方々でした。

キャリアブレイクしようか迷われている方、
既に離職して次なるステップを探されている方、
今の仕事で心身を崩してしまい途方に暮れている方、
中には会社経営されている方や部下の退職に悩む管理職の方も。

いろいろな角度からキャリアブレイクは見つめられています。

”キャリア ≒ 生き方”とした場合、
自分の”やりたいこと”は何だろう?

その動機や得られるものは?
でも、
現実には”やれていない”、
その理由は?

セミナーでは少しづつ、
考えを整理して掘り下げていきます。


半数くらいの方は、
特に若い方は”やりたいこと”が既にあり、
次にどのようにそれへアプローチするか、その段階のご様子です。

・・・かくいう小生は?

先の通りで「このままで良いのだろうか?」なのです。

くしくも、
参加されていた同年代の方から、
小生と似たような迷い・ご意見が聞けて。


でも、若い方に比べれば、年配者はまだマシかな?

もう、貰うモノも貰ってしまい?
失うものも無く、何も悩むことなし!?
先の時間は長くもなく、
辞めたければ、ヤ~メた、が通用する。

そう考えれば気楽なもの、
後は己の道を進むだけ・・・
にも思えますが、その代わりに、
長年のミョ~な”しがらみ”がありまして。(笑)


この辺りなのですが、
今回のセミナーでの救いは、
ムリに”生き方”を変えることは無い、
それに気が付かされたことでしょうか?

詰まるところ、
何を選択したとしても、
後はその結果しか見ることが叶わず、
別の選択の行く末は、
あくまでも想像の範囲を出ることは無いのです。


もう一つ、
参加したかった理由として・・・

このセミナーにゲストとして登壇され、
自身のキャリアブレイク経験談を話された「おさつ」さん、
彼女が一体どのような方なのか、この目で見てみたくもありました。

↑クリック

彼女については彼女が書かれる上記 note.com に任せます。

小生の娘くらいの年頃の子が、
原付バイクのカブに乗って全国を旅するは、
行った先の漁師町でスナックのバイトをしたり、
温泉の番台さんをやったり、雪の北海道で除雪作業したり。

・・・もう、ヒヤヒヤ。

それでも、
いろいろな経験を楽しそうに積む”生き方”には惹かれますね。

一見、たくましく気丈に見える娘さんなのですが、
新卒後の数年間で数回の転職を繰り返し、
自分自身に悩んだ経歴の持ち主。

・・・意外にも繊細なご様子。(失礼)


登壇でのお話も、また、その後のグループ・ワークでも、
そこは文章のイメージとおりで明るくて活発、
物事への「気づき」のある方でした。

セミナーを終えた後日、
以下はそれについての彼女の note.com なのですが、

↑クリック

この中で彼女が述べている”映画のように生きる”。

この視点にも気づかされました。

今回のセミナーで感じたこと、
それを一言で上手くまとめれば、
”自分の人生の主人公は自分”と言う点。

たった一度の自分自身の人生、
どんな選択をしても後悔は残るのかも知れません。

それでも、
主人公の自分が思うように進み、
最後の最後に、
観客でもある自分が、カッコ良くさえ思えれば。

定年後、
何となくぼんやり、
少しだけ塞ぎ込んでいた気分が、
日中のウオーキングと共に、少し晴れたような気がします。



<写真は東濃 多治見 オリベストリートから>



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2026年2月1日日曜日

中山道 中津川宿~馬籠宿を歩いてみた



早い河川ではもう本日から渓流釣りは解禁です。


でもきっと、
未だ山の中の清流はこの写真のように、
冷え冷えとした荒涼の中は雪に埋もれた風景なのでは?

・・・軟弱の極みは小生、その解禁はまだ先です。


そんな来たるべきシーズンに備えて、
とてもハードな渓流釣りを今年も続けるべく、
お歳もお歳は「体力作り」ならぬ「体力維持」が肝要です。

いつもの週末は自宅の近所をウオーキングなのですが、
たまには趣向を変えてみては?と、
今回は東農 中津川まで足を運びます。

ルートとしては中山道、
これを中津川宿から落合宿を経て木曽路は馬籠宿まで、
寒さ厳しい中、歩いてみました。


<町の中の風情 中津川宿>


中津川駅の南側に広がる宿場町、
今回はその中の駐車場にハスラーを停めます。

何事も問題なく馬籠宿に至った暁には、
その到着時刻はきっと夕方でしょう、
バスで駅前まで帰参する計画にて。

出発時刻は午前11:00、
一旦、中山道は反対方向へ歩き、
中津川宿の西の外れは中津川を拝見します。

・・・渓流釣り師の性(さが)、
川を見ないと気が済まないのです。


この中津川の解禁は一か月後の3月1日、
風景だけを見ていると小寒い風は吹いてはいますが、
街中でも透き通るような流れに竿を出してみたくなりますね。

さあ、改めて、
ここから中山道を東に向けて歩き始めます。


道すがらにある案内看板の情報をお借りすれば、
この中津川宿なのですが、
東農では最も栄え人口が多かった宿場町だったとのこと。


東濃地方の文化と経済の中心地、
作り酒屋や和菓子屋が、その昔を物語ります。


<町を抜けて里山風情に>

四ツ目川を渡り暫く歩くと、
横断歩道を境に中山道は登り区間に入ります。


坂の途中には「定」を掲示した高札場が。
いつの時代も統治者は細かなルールがお好きなご様子。

その元となる宣伝文句を連呼しながら、
タイミングよくも選挙カーが目の前を通り過ぎ・・・

繁栄を極めた長大な中津川宿、その範囲もここまでです。


振り返れば宿場町が一望できます。


この中山道の道なのですが、
人の歩行を主に作られた道です、
細くて急な上り下りはもちろん分岐も多く、
はてさて、ここはどちらへ進めばいいのか、迷う場合が。

基本的には、
アスファルトに黄色い小石が混ぜてあり、
どの道に進むべきなのか、判りやすくはなっています。


ただ、まま、
工事等で道を掘り返したのでしょう、
この黄色いレーンが無い区間もちらほらと。

そんな時は注意深く周囲を見渡します。
そうすれば、大体のどこかしこには、斯様な案内板が。


この辺りは町はずれの丘陵地帯、
ちょっとした峠道は丘登りの道が続き、
間違えての後戻り、それには大変に後悔します。

・・・何となくの人生模様、
道祖神もにっこり笑ってお見えです、
急ぐ旅路でもなく、ここは粗忽物も慎重に。


のんびりな徒歩での旅も、
風が強めで小寒い本日ではありますが、
気が付けば厚着のスエットの下、結構、汗をかいています。

着こんだセーターを脱いでリュックに収めて。


<丘を下れば落合宿に>

セーターを脱いでの直ぐ、
その小さな峠の頂きに至ります。


ここらが丁度、
中津川宿と落合宿の中間地点、
その先の馬籠宿にはまだまだ距離がありますね。

今日は青空が広がった快晴、
丘を越え下りに差し掛かったこの近辺、
南の方角に雪を被った恵那山がきれいに見えます。


暫く進むと、国道19号線を潜ったり、跨いだり。

中津川宿から一時間ほど、
次の宿場町は落合宿に至りました。


大きな町の中にあった中津川宿に比べて、
季節的にも、
また、今日は特に小寒い事情があってなのか、
落合宿にはどことなく、冬枯れは寂しい感じが漂います。



数百m程度は落合の宿場町、
抜けると中山道は木曽路に差し掛かり、
道中に一層の「厳しさ」が感じられるように。


<石畳の十曲峠>

落合川沿いの中山道、
道は「街道」から「山道」へ、日陰にはカチコチな圧雪が。


さて・・・ここで装備を整えます。

まずは消音していたクマよけの鈴、
鈴の音が大きく鳴るように、「ふぐり」をねじ込みます。


次いで本日のお履き物、
Sirio の登山靴は、その靴底の確認です。


準備万端、
では、木曽路へと歩みを進めます。

・・・で、
いきなりは落合川に掛かる橋の上。。。


タイヤの轍(わだち)は圧雪部は避けて、
中央もしくは両脇の新雪部を、
腰を一段落とす膝構えにて、
ゆっくり通行します。

そんな慎重さが要求される橋の中央部ですが・・・

ここでも渓流釣り師の悲しい性(さが)?
きれいな雪景色の落合川、
それを撮影せずにはいられないのです。(笑)



大きな町は中津川市にも近く、
小生は未だに竿を出したことは無いのですが、
落合川、いい渓相をしています。

来月の解禁時・・・チョットいいかも。


お話を中山道の旅路に戻します。

さあ、これからが、本日の本番!
予想される一番の難所なのであります。


今日の短い道中ですが、
これからの無事をお参りかねがね、
薬師様の前、一礼と共に通らせていただきます。



ここからが石畳の道です。


入り口から覗き込めば、
木陰下の寒々とした薄暗い道ですが、
意外にも積雪は見られない感じ・・・少しだけ安堵。。。


イザ!馬籠宿に向けて、
落合の石畳、我が艦隊は突入です!

でも・・・
やっぱり、そうですよね。


雪が無い、訳が無い!
ここはゆっくりと、ヨ~ソロ~。

この石畳なのですが、
案内板に依れば、我が故郷は尾張藩が敷いたご様子。


遠くても統治者が故に、
木曽の木材を管理していた手前、
当然と言えば当然かもしれませんね。

いや、あっぱれ!

・・・今は深い山の中、
ここまでウグイス嬢の声は届きませんが、
統治者たるものはくれぐれも、
仰られるお言葉に二言がなきよう・・・

昨今の世相を思いながらも、
一人だけの世界は雪の中山道の道中、
スベらないよう慎重にコマを進めるのであります。



<峠の石畳を抜ければ>

いつものご近所でのウオーキング、
小生のその表定速度は概ね5.2km程度です。

しかしながら、
今日のこの中山道の旅路は上り下りが多く、
また雪の中での慎重な歩行から4.8kmに落ちています。

そんなゆっくり目な歩行ですが、
ようやくにも難儀な十曲峠を抜けられました。


新茶屋は既に馬籠宿の範囲内、ここは・・・


・・・だそうです。

次いで有名な石碑がお出迎えを。


毎シーズンは渓流釣りでお世話になる木曽路、
それは主に晩春以降、今シーズンは少し早めの訪問です。

丘の中腹にある馬籠宿、
その入り口で振り向けば、西の方角への展望が利きます。


手前は中津川の盆地と木曽川、その向こうの高嶺は笠置山。

登り切った丘の上は頭上を遮るものはなく、
傾きかけた日に映るナンテンの実、
その色彩がひときわ赤いです。


小生の影も何となく、足が長く見えたりして・・・


そして南の方角には改めて、青い恵那山の登場です。



<到着、馬籠宿へ>

緩やかな登り道は丘の上、
着きました、中山道木曽路は南の端、馬籠宿に。


装備を下ろしてベンチに腰掛け休憩です。


自販機で買った暖かい缶コーヒー、
それが旨いこと、旨いこと・・・

やっぱり馬籠宿は観光地です、
冬枯れの寒い季節ですがお客さんが居ます。


そのお客さんたちも、
時はすでに15:00過ぎ、
何となくですが帰り支度気味です。

人の気配が少なくなった冬の夕刻、
ここぞとばかり、シャッター・チャンスです。















幾つかの中山道の宿場町を訪問したことのある小生ですが、
この馬籠宿のように急な山の斜面、
そこに張り付くような街並みは他ではあまり見かけません。

それが故に、周囲の山々、
特に南の方角の恵那山については、
街中のどこからでも、とてもきれいに見られます。















さあ、もう間もなくで中津川駅に向かうバスの時間です。


観光客も居なくなり、お店も閉まった馬籠宿。

吹き抜ける風と背中の熊鈴の音が、
急ぎ足にテンポを合わせ、
次の季節を待ち焦がれる宿場町に響き渡っていました。



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