今年もまた、
愛知県庁は環境・植防・肥料農薬取締グループより、
令和7年の肥料生産量調査として、
販売した肥料総量の問い合わせがメールで来ました。
釣り餌ミミズの飼育土を特殊肥料として、
一昨年から小生、メルカリshopsで販売しています。
昨年末にも同じ問い合わせがありましたが、
その時は好景気?
生産した全ての肥料は約3kg、
泣かず飛ばずの春から夏を尻目に、
その全てが秋から年末までに売れしまいました。
結果、約5,000円の売上高に。(喜)
売れ先は沖縄県のある方は1名が9割方、
その他は2名ほど単発でのお買い上げでありました。
いずれにしても「売れ切れ」は「売り切れ」と、
鼻息も荒く意気揚々、
今年は生産を倍増して3月初日からの販売再開なのでしたが・・・
上記は先日の愛知県庁への問い合わせの回答(住所と氏名は改変)ですが、
0.0004トンは何とたったの400g!?しか売れず、
とても寂しい2025年の売上高なのでした。(涙)
・・・いけませんね。
何か不都合があったのか、
頼みにしていたお得意様は沖縄県の御仁、
残念ながら5月に一回こっきりのお買い上げのみ。
肥料としてモノは良い、
その自負や根拠はあるものの、
他様からも今年は全く引き合いが無くて。
それでも・・・
<メルカリshops>SW工房 ←クリック
こちらでは200gも400gも「売り切れ」となっています。
在庫はまだ、たくさんあるのですが。
実はこれ・・・
5月からサッパリと売り上げが立たず、
早々と今年の商売を断念して撤退した次第なのです。
その思い、かっこ良く言えば、戦略的(?)に、
メルカリshopsでの商品として、
200gと400gの2本立てでは寂しい限り、
さりとて、今の在庫量では如何ともし難いのが現状です。
そこで在庫を積み増しして、
既存の売れ残り(腐るモノでもなく)と合算、
800gや1,200gなどをラインUPすれば、
商品数が増えshops全体として集客効果が見込めるのでは?
で、今年は「店じまい」した限りなのです。
そんなことから、
昨夜は小雨だった暖かい本日は箱庭で、
今年の飼育土の天日干し作業に当たりました。
今年もミミズさんは満遍なく飼育土を耕した様子、
秋から土を溜めておいた大型タッパの中、
細かな粒子の土が表層に浮き出てきています。
この飼育土をバットに薄く敷き詰め、
「伊吹おろし」は真冬の寒風で自然乾燥させます。
日中は陽と風の当たるガレージの屋根上に置いて。
二週間ほどでの風乾燥の後、
再度で水に戻してもう一度の風乾燥を。
その後は粉体焼結の製法を模して、
成分の均一化を目的にミルで細粒化します。
材料の原価は知れていますが、
結構にも製造工数は掛かるのです。
・・・もう少し、お値段に反映させても、イイのかも!?
売れる・売れない、は別として、
楽しみながら、工夫しながらの「お店屋さん、ごっこ」。
それでも、
お客様が現金を支払うからには、
そこは商売です、ちゃんとしたモノを売らなきゃ。
これも、
会社では経験できなかった、
社会勉強の一環なのであります。(笑)
<渓流風景はシーズン最終の秋神川から>
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬
