2018年7月1日日曜日

流れ流れて・・・木曽 伊奈川渓流釣行

ご諸兄各位殿


金曜日は宵の口の退社、銭湯へ向かう道は土砂降りでした。

岐阜県内には大雨警報が発令中。
露天風呂で我が寂しい頭皮に当たる雨、それに何となくの不安感を覚え。
「この雨、こりゃ、予定していた庄川は厳しいかな?
 行き先を変えるか・・・」

お湯から上がり銭湯の畳の間、汗が引くまでの間、
フルーツ牛乳を飲みながら、スマホは雨雲レーダとにらめっ子です。
・・・真剣な眼差しで「一人作戦会議」。

レーダでは岐阜県下、東濃の一部を除いてほぼ真っ赤。
そんな中、東にそびえ立つ木曽の御嶽山、その東側は平穏そうです。

「少し遠いけど、行ってみるか、新規開拓は木曽の渓流へ」
・・・「一人作戦会議」は即決が命です!



<我ながら、相変わらずの粗忽さ加減>

御嶽山の麓、道の駅は 三岳 で車中泊。
その夜中も、雨は降ったり止んだり、でしたが・・・


翌朝、開田高原の入口は西野川。
銭湯上がりじゃないけれど、コーヒー牛乳は地獄絵図な様相!?
「な、ナンじゃ、これは??・・・雨雲レーダの結果と違う!?」

気になって西野川の累積雨量を確認すると・・・150mm!?
御嶽山に至っては200mm超!!

・・・どうも、昨夜はさほどでも無い雨でしたが、
一昨日以前から断続的に、雨は降り続いていたご様子。
ハッキリと申し上げて、状況判断がうかつでした。

「いや、それでも上流に行けば、支流ならナンとかナルのでは?」
そんな淡い期待を携えて、
オレンジ色の軽巡ハスラー号は、開田高原を登るのでありました。

しかし、150mmを越える雨、ンなワケが無く・・・


西野川の上流は末川。
どうでしょう?初めての川なので、いつもの様子を存知かねます。

見ようによっては、ちょっと濃い目のササ濁り??
いや・・・
こりゃ、釣りたい一心の欲望が、目を曇らせているだけ。
渓流釣小学校6年の第六感、それは斯様に告げるのです。

”アカン、アブない、入渓は。”


<退路はR361→R19>

「木曽川本流の様子を見て、どうするか、決めるか・・・」
小雨で曇り空は初夏の緑が目にしみる、開田高原を渋々で後にします。

帰路のR361沿い、音に聞こえし名川 黒川も濁流。
普段ならきっと、落差があって素敵な渓相なのでしょう・・・
残念無念。

木曽福島はR361とR19が交わる交差点、
その手前で大河 木曽川を渡ります。

橋の上から覗き込む木曽川、その様子は・・・
コーヒー牛乳と言うより、まんまコーヒー入りミルク、
それでゴーゴーと洗濯機を回しているような。
あ・き・ま・へん。

R19をすごすごと、名古屋方面に舵を切り・・・撤退です。


<反転攻勢>

木曽の桟、寝覚ノ床・・・名所旧跡の横を通過して。
若かりし頃、単車はツーリングで良く来ました。

この頃には雨も上がり雲間から強烈な日差しが・・・

名刹 定勝寺を過ぎた辺り、木曽川に東から流れ込む一本の川が。
意外にも、これまでの川と違い、流れは穏やか、色も澄んでいます。

「ひょっとして、木曽川の東側はさほどの雨量では無かった??」
何はともあれ、お寺の名前にあやかって、勝機と見たら突撃!


地図で確認するとこの川、伊奈川とのことです。
大岩小岩が河原を覆い、水の色は限りなく透明に近い緑。
雰囲気・渓相は・・・奥矢作は達原渓谷のような。


寄り道が多かった本日、既に時刻は8:30、
早速にも支度を調え釣り開始です。


段々で続く荒瀬、落ち込み。
一つ一つを丁寧に探るのですが・・・意外にも無反応。。。

川虫を捕ってみるのですが、網に収まるのは小物ばかり。
川が、綺麗すぎる、ような・・・結婚しちゃったけど、佐々木 希さん。


人工護岸の際は落ち込みの後、少し深めで早い流れ。
もし、ここで来なかったら・・・ウソでしょうに。


目印を深めに、ガン玉も大きめに、下流側から攻城戦の如く。
三の丸、二の丸・・・落ち込み直下の本丸へと。

と!
次の落ち込み手前はこの渕尻、流れの緩やかな着手当初の三の丸、
目印下の川底、大きくは無いけれど、サっと動く黒い影が!
居るには居るんだ、お魚ちゃん・・・

しかし・・・粘りに粘ったこのポイント、結果はアタリは無し。
残念。


スマホの地図で確認すると、
右側の赤い岩は支流の浦川。
左の白い岩が伊奈川の本筋。


浦川の赤いこと、赤いこと。
・・・流れ込む養分の違い、鉄分でしょうか?その対比が面白く。


この浦川の合流点で時刻は終了予定の11:00。
日差しも強く、気温も上昇・・・
これ以上、ネバったところで・・・


R19へ向けて伊奈川添いの細道、ハスラー号をゆっくり走らせていると、
下流は同じ方向に歩まれるご同輩のお姿が。
どうも、ルアーさんのご様子です。

より速度を落として、失礼ながら車中は背後からお声掛けを。
「こんにちは、どうです?釣れましたか?」
「はい、そこそこ釣れましたよ・・・」

・・・帰路、愛知県は我が自宅までの距離、
それが、異常に長く感じられたこと、この上なく。。。

捲土重来は木曽の渓!!



<データ>
6月30日
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
竿      :6m 渓秀
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 1.0m 
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 1号  
釣果    :この時期では痛恨のボ~ズ
気温    :20~28℃ 
       岩からの照り返しがメチャ
天候    :曇りまま晴れ
表層水温 :17℃












2018年6月24日日曜日

雨降り前の郡上吉田川 渓流釣行

ご諸兄各位殿


水曜日に降った雨、郡上方面はそれ程でも無かったようです。


<まずは明宝高橋で・・・>

久しぶりに訪れた郡上明宝は吉田川の高橋。

大きめの塩焼きサイズで楽しませてくれる木陰下の淵へは、
駐車場直下の降り口から、難なく吉田川を横切れる水量。
通い慣れたこのポイント、平水時よりまだ少なめです。


夏至を越えた早朝、その空は曇天。
道の駅 明宝 から望む東の空は朝焼けでした。
三日前に雨が降り、今日また予報では昼前から雨模様。

今の時期での、この天候のパターン・・・
暑さが凌げ、釣果も延び(そのハズ)、持って来いです。


しかしながら本日、木陰下の淵から揚がるのお魚は、
塩焼きサイズと言うより・・・佃煮、甘露煮サイズでしょうか?


毎年、秋に訪れる南飛騨は秋神川。
そこの民宿の夕食での定番は、アマゴの甘辛い醤油煮付け。
テリが効いていて美味しくて、頭から食べられます。

しかし、甘露煮も今日のお魚もどう見ても15cm以下、
リリースが義務づけられるサイズです。

・・・恐らく、民宿のアマゴは養殖魚でしょうね。
当方もリリースです。


夏至の頃の季節、渓流釣りはその風物詩。
予想はしていましたが、ひったくるようなアタリの後、
この甘露煮サイズのアマゴさんばかり掛かります。



<場所替え、しかし・・・>

ポイントというポイント、どこからも満遍なく、小アマゴさん。

少し流れを変えてみようと、車に戻り1kmほど下流へ。
明方橋の下は吉田川を断ち切る堰堤の下流。


状況が少しは変わるのでは・・・と期待したのですが、
乾いた岩の上に濡れた足跡・・・ご同輩の様子です。
しかも、これは、ついさっき、かと。

案の定、大岩の向こう側、
期待していた絶壁下の淵には、スルスルと竿を伸ばす彼が。
この場所は巾が狭い上に、上るも下るも残りは短い区間。



さて、どうしよう?
再度、車に戻り、吉田川、上に行こうか、下に行こうか・・・

バカと煙は何とやら。
こんな時、いつもは「登る」小生ですが、たまには趣向を変えて、
せせらぎ街道は八幡の町に向かって走り出します。


暫くしてカーナビに川添いを走る細道の印が。
・・・行ってみるか、新規開拓。

街道を折れて、細道に・・・
ありゃ、こりゃ、ヨソ様の家の前!?
農作業姿のおじさんが納屋の前、お仕事の準備中です。

「すみません、釣りをしたいのですが・・・」
「ああ、いいですよ。
 この奥、畑の向こうに、駐車場も降り口もありますに。
 少し解りづらいですが、気を付けられて。」

・・・人の家の玄関先に、釣り姿で乗り付ける粗忽者。
そのよそ者・釣りバカに対し、斯様に親切なご対応を。
きっと土地柄、おじさんも釣りが好きなんでしょうね。


<二間手は谷底の吉田川>

おじさんの言われるとおり、川へ下り続く小道が。
深い草道を分け入って・・・
結構、急な土斜面、用意されているロープを使い。


谷底の吉田川。
水量の少ない本日は移動できる河原もありますが、
もし本来の水量なら・・・釣り座は降り口近辺に限られそうです。

頭上を覆う木々に枝葉、竿を短竿に持ち替えます。



吉田川は二間手のこの近辺。
以前から気にはなっていたのですが、
谷が深そうな上、降り口も分からず、手つかずでした。


初めて降りてみると・・・早瀬あり、淵あり、落ち込みあり。
変化に富んでいます。

両側から迫る木立が粗忽者が扱う長竿には難儀ですが、
水量が少ない時には良いポイントのような。


揚がるお魚も、先ほどの高橋より若干サイズUP。
・・・またレパートリーが増えました。



時刻は11:00。
一旦、小止みになった雨ですが、本降りになってきました。
土斜面が登れなくなる、その前に・・・


見上げると山々に掛かる白い霧。
縫うように深い緑の谷間を走る郡上吉田川。
川面を抜ける湿った風は涼しくて、そして気持ちよく。




<データ>
6月23日 
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
竿     :高橋:7m 渓峰尖 二間手:5.3m  天平 
仕掛    : 針 吉村7号 
       錘 2~1号
釣果    :小アマゴ ツ抜け くらいでしょうか?
       全リリース 
気温    :15~20℃
天候    :曇り 後雨
表層水温 :14℃





2018年6月20日水曜日

今年の麦わら帽と シマノ FS-002N ソールの張り替え

ご諸兄各位殿


日が暮れてから、ようやく雨が小止みに。
待ちに待った雨、本日はよく降りました。


このところの渓流釣行、雨が少なく川底はコケだらけ。
川に立ち入って竿を振るには、滑らないよう、十分な注意が必要でした。


毎回の釣行の後、道具のお手入れを欠かさない小生。

・・・家内にもこれくらい、マメにお手入れを差し上げれば、
も少し、日頃の当方への待遇が良くなるやも・・・

ウエーディングシューズは水洗い、ソールはタワシで、
付着した泥、砂、汚れを落とします。

工場の5S活動じゃないけれど・・・同時に保安チェックも欠かさず。


気が付けば、シューズのソールがかなりすり減っています。


川の渇水、コケまるけも、滑りやすい一因でしょうが、
当方側にも原因の潰し込みが必要・・・ソールを交換しました。


大きめなマイナス・ドライバーをかかとのヘリに差し込み、
ソールをクイっとコジ開けて・・・


後は靴底のマジック・テープをベリベリと剥がして。


新品と使い古し、厚さも状態もまったく違います。
こりゃ、当然、滑りますな~。


週末は寂しい山の河原、釣れない水辺の放浪者。
その証拠がこれ・・・ホント、よく歩きました。

新しいソールをマジック・テープの靴底に貼り付けて・・・
おしまい。


先週末は家内と近所のホームセンターへ。
そこで小生は今夏の麦わら帽子を購入しました。


正確には、素材は「麦わら」では無くて「イ草」。
チクチク感がなく、薄く、かつ、寂しい、我が頭皮にもやさい感じです。


さて、夏の渓流釣り、その準備も万端!

さんざんっぱな、先週まで、
やれ、渓流釣り師はわがままだ、渇水だ強風だ・・・と、
釣れない理由、ダダを並べ立ててきた小生。


しこたま降った今日の雨。
今週末は、いよいよもって、年貢の納め時。
釣れない理由、良い訳は言えまへん、そして、使えまへん。

・・・Mは自分を追い込まないと、ダメなんです、ハイ。



<渓流写真は今年5月の小坂川より>








2018年6月17日日曜日

ほぼボ~ズ・・・根尾西谷川釣行

ご諸兄各位殿


渓流釣り師はわがままです。


釣り場で雨が降っているよりは、やはり晴れの方が良い。
いや~、正確には、曇りか薄曇りの方が。
それに風も困りもの。

釣行の2~3日前にシッカリとお降り頂いて水位・風向きは安定、
次の雨が来る、その直前の薄曇り日なら、小生的にはグ~!

でも・・・
神さま、仏さまは千里眼、日頃の我が所業悪行をお見通し。
世の中、斯様に都合良く行くことは、マズ無く。



期待をしていた金曜日の雨も、残念ながらお湿り程度。

そんな週末くらいは、家でジっとしていれば良いのに。
結局、それが出来ない、ガマン出来ない渓流釣り師。

・・・わがままナンです、ハイ。


<渇水の根尾川、わがままが参集>


根尾黒津の流れは薄く細く、河原の石は白く輝き、川底の色は茶色。

そこに至る少し前、断崖絶壁の中段を走る曲道細道はR157。
眼下の根尾川は、お水はあるのですが、動きが無く水たまりの様相。

「こりゃ、今日は、厳しい戦(いくさ)になりそうじゃ・・・」


ところが・・・
黒津はいつもの橋を渡って直ぐの原っぱ、そこには既にご同輩のお車が。

「こんな日に?
 しょうがない、もう少し上流へ行くか・・・」

ところが・・・
越波へ抜ける道が根尾川から離れるあたり、
ここにも、既に別のご同輩のお車が。

河原を覗くとご年配の二人組、毛針釣りのご様子です。

「まいったな・・・」

昨夜は車中泊だった小生、その上を行かれる毛針師さん。
さすがに、諦めが付きます。

一旦、きびすを返してR157へ戻り、大河原方面は上流へ。


上手い具合に川へ降りられる入渓口を見つけます。

装備を身につけ、入渓路を下り、河原に降り立ち。
夏の朝の渓流、そのすがすがしさを満喫しながら、一服と撮影。
幸せのひととき。


その後、おもむろに竿に仕掛けを結わえ、スルスルと伸ばし・・・
その刹那!遠方に何かが動く気配が。
湾曲して見通しの悪い川の下流から、人影が登ってきます。

ありゃ?
先ほどのご年配の毛針師さん、その二人組!?
十二分に距離を置いて入渓したつもり、なんですが・・・
お歳に似合わず(失礼)・・・まさに鬼神の如くはその健脚!


ご挨拶の後、ここは川の掟とおり、まだ竿を出していない小生が道を譲り。
釣果を伺うと、茶色いウエーダーの方、塩焼きサイズを一匹のみとのこと。
・・・あれだけの区間を歩まれて??

先週からブドウ虫に軍配が上がる状況。
お魚も陸虫に興味を示し始める昨今、毛針には有利かと・・・
それでも、その釣果。

先行されるベテラン風情は健脚なご年配、その後行を勤めるエサ師の小生。

・・・神は我を見捨てたか??



<打つ手なし・・・>

毛針師さんご一行と距離を置くため、脇の流れで川虫を捕ります。
川底はヌカるんでいるのですが、コケの色は茶色。
長良川と違って白色のそれとは違う様子。

岩を裏返したり、シューズで小岩をかき混ぜ・・・しかし、
たも網に収まるのは小虫ばかり、数は居るのですがね。
残念、本日は川虫、諦めます。


瀬を中心に、少しでも水深があるポイントを丹念に。
エサはブドウ虫が主体。

歩いては釣り、歩いては釣り・・・小生、週末は山の河原の放浪者。

目印下から、風対策で水量に対して大きめ・重め、1号ガン玉まで、
その距離は30cmくらい。
浅いんです、流れが。


こんな木陰下の早めな流れ。
普段なら、必ず、何か少しは良いことが起きルンですが、
本日はウンともスンとも・・・



お、良いですね~、少し深めな早瀬の下。


目印下を50cm(それでも・・・)くらいに伸ばして。

と!アタリです!!
やさしく、ていねいに、ソっと合わせると・・・

揚がってきたのは茶色い小枝、クソっ・・・と、最初は思ったのですが。


よく見ると、小さなカジカさんでした。
脇流れでの川虫採り、まま紛れ込むこのお魚、本日は流れの中心から。
エサのミミズ、それを小さなお口からはみ出して・・・

その後も釣り上がったのですが、これ以外の手応えは無く。


先行しているハズの毛針師ご一行、下ってこられる気配も無い様子。
根尾西谷川を知り尽くし、他の退渓路をご存じ??
あれからの釣果は、如何ばかりであったのか???

時刻は10:30、少し早いですが、打ち止めとします。



しみったれた事を言ってしまえば、どうにかボ~ズは回避の本日。
まあしかし、こんな日もあります。

あえて、負け惜しみを言ってしまえば・・・

暑くも無く、寒くも無く、風は強かったですが、お空は真っ青。
深緑の山肌、その間を流れ行く雲、ぼんやり眺めているだけで。

・・・最高です!

週末だけの、このわがまま、今暫くは、辞められそうに、ありませぬ。



<データ>
6月16日 
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
竿     :7m 渓峰尖 
仕掛    : 針 吉村7号 
       水中糸 0.3号 4.5m
       天井糸 0.6号 1.5m
       錘 1号
釣果    : カジカ 2寸 1匹 のみ
        渇水、ここに至れり・・・
気温    :12~22℃
天候    :晴 風が厄介
表層水温 :14℃