2017年12月18日月曜日

雪降る中での北勢管釣行

ご諸兄各位殿


「今朝は底にベタ付きですね。」
到着直後は管釣場の喫煙所、そこでご挨拶した見知らぬご同輩から。



師走の寒い日曜日、久しぶりに師匠と三重県いなべ市まで管釣りへ。

土曜にしようか?日曜にしようか?
当初、迷ったのです。

師匠は都合から出来れば日曜がご希望。
天気予報も近日まで「いなべ市」をスマホで調べると、
土曜は若干暖かくても雨か雪、日曜は冷え込んでもピ~カン晴天。

結果、日曜日にしたのですが・・・何のこっちゃ。


師匠もしくは小生、はたまた二人とも、日頃の行いがすこぶる悪く。
神様、仏様はよ~く下々の行いを見てらっしゃいます・・・天誅!!

ど~も、ここの管釣場、「関ヶ原」の天気予報が当てはまるご様子です。



とは言え、寒いからと手をこまねいていても致し方なく。
さすがは師匠、小生が喫煙所でダベって(いえ、これ情報収集)いる間に、
既に準備を終えて戦闘開始です。

・・・では、小生も取りかかりますか。



一号池のこの辺り(初心者・お子様エリア)で、お魚は底付きのベタ付き。
・・・となれば、エアービートル!

いつものお気に入りは軽薄な黄色から。


重量2gのエアービートル。
6フィートXUL竿、
そのしなりを活かして遠投。

着水後は余分な糸を巻き取って、
イザ、スタート!

最初の数回は早巻き。
その後は超低速リトリーブ。

ネチネチ、ネチネチ・・・
3秒に一巻きの一定速で。
池底をナメるように・・・
ホント、好きです、プラグでの攻め!



意外にも!?速くも3投目で来ました!
いや~、本日はさい先が良い!?


頬から側面にかけて、赤く染まったトラウトはサイズもそこそこ。
く~~~、久しぶり!
良い引き具合でした。

続く6投目・・・この軽薄黄色がドンピシャ!


さあ、次、行ってみよう!!


・・・がしかし、その後は音沙汰無く。
・・・実は本日、この繰り返しでした。

手を変え品を変え・・・
色を変えた、その早いタイミングでの引き、アタリ。

上手く掛かれば儲けもの。
外すとそれから遠のいて。
アタリが続かないんです。


満員御礼、大きく左右に振ることも叶わず、
毎回、ほぼ前方直進は同じ経路。
これも一因でしょうか??


結果、「見切り時」が重要になってくるのです・・・

ところが、寒すぎて、思考回路が停止?
いや、そりゃ、日常でも毎度の茶飯事。




薄ピンクで掛かって気を良くして、暫しそれを使い続けてアタリ無し。
これではイカン!と気が付いて、次なるは、ど・ピンクで超の超低速。



斯様な感じの厳寒な本日・・・

雪風吹いて寒いです、意識も~ろ~。
ああ、長靴のつま先は、感覚が無くなって。

お空の様子は忙しく、降ったり止んだりの繰り返し。






ここの管釣場のいいところは、暖かいカフェが併設されていること。
薪の暖炉は暖かく、あたっていると濡れたカッパも乾いていきます。


毎回、ここへ来る都度でのシャッター・ポイント。


午後からは、少し天候も落ち着いてきました。




となると、ご同輩の各位様は全力投球。
引き替えに、当方はさっぱり・・・

ナンだ、カンだと言いながらも、
各位様が実力を発揮しかねる雨雪混乱時に、若干たるも勝機がある小生。

それは、まるで、ゲリラか遊撃隊、はたまた山賊!?


師匠共々、お天道様のご加護も薄い、今年の釣り納めと成りまして候。




2017年12月9日土曜日

犬山 継鹿尾観音 寂光院(もみじ寺)

ご諸兄各位殿


「もう、お天気が良い中、一人だけ川に行って楽しんで!」


冬の渓流巡りをした先週は土曜日の夕食時。
天候に恵まれ、紅葉も楽しめたことを告げると、家内から斯様な恨み節が。


確かに、家内も風邪を引いたり、家事都合が重なったりで、
先月の白川郷以来、週末のお出かけはご無沙汰です。

どこかへ、近くでも良いから・・・

それじゃあ、と言うことで、先週末の日曜日は午後、
お隣は犬山市、木曽川河畔にある継鹿尾 寂光院へ行ってきました。


前日に引き続き、お天気は快晴、暖かい小春日和でした。


この寂光院、地元では「もみじ寺」として親しまれ、
晩秋から12月上旬の初冬までが紅葉の見頃な名刹、
寒かった今秋では今週末辺りがその刻限でしょうか。

毎年、結構な参拝客で麓の駐車場は満杯。
過去にも何度か訪れている経験から、車は少し遠方の成田山に駐めて。

モンキーパークのちびっ子達を横目に・・・中年夫婦は歩きます。


本堂は継鹿尾山の中腹にあり、麓から階段を登ると息が切れます。
少しひんやりとする薄暗い紅葉のトンネル。
でも、見上げると陽に透かされた赤と黄の見事な天井。

成田山から歩いたこともあり、途中はフーフーのハーヒーです。




本堂への登り階段の横には、昨今、小型のモノレールが設置され。
しかし、そんなモノを使っていたら、参拝の御利益が薄まります。

信心深い家内もそのことは承知・・・中年夫婦は登ります。


ようやくお寺の本堂がある山の中腹に。
回廊を潜れば・・・眼下は木曽川、遠くに犬山・鵜沼の町並み。


快晴の青空の下、今季最後は紅葉の山々が広がります。



夫婦揃って神妙に本堂でお参りをして、次なるは「鐘つき」です。


日本の鐘は ”ゴ~ン” の ”~ン” で、この余韻に浸ることがミソ。
ガンガラと打ち鳴らす西洋のそれとは ”ワビ・サビ” 、
味わいが違うのです。

・・・我が家内、大きく振りかぶって!

流石は酉年生まれ、その守護神は不動明王だけあって力強く、
「ゴ~ン!!」と大きな音色が継鹿尾の山々に響き渡ります。

まるで日常、旦那を叱り飛ばすが如く!



が、反動で突き棒が大きく引き返し、返す勢いでまた鐘へ。

ここでヒモを保持して、再突入を防ぐのがキモなんですが、
既に仕事が終わったと、家内は手を放している始末・・・

二度打ちで、結果、「ゴ~ン、ごん!!」

・・・聞きようによっては、これ、和洋折衷、
鐘を打つ順番を待つ周囲の皆様のお笑いを誘います。
いつも見せ場を演じてくれる、流石は我が家内・・・



ひとしきり境内を散策、別院もお参りした後は、
先ほど登ってきた階段を、今度は下って山を降ります。


時刻は15:00ころ、既に初冬の陽は大きく傾き始め、
西日が紅葉を鮮やかに照らします。

・・・行きの登りとは、また違った趣です。



階段を降りきると、そこには一風変わった丸い石の置物が。
・・・七福神が描かれています。


「あの石を回すと良いことがあるそうよ。
 でも、煩悩が多い人は回せないんだって・・・」
どちらかのご婦人が、ささやかれます。


そんなことを聞くと、試してみたくなるのがウチの家内、
ハリキって挑みます。

・・・僅かでも、もらったばかり冬のボーナス。
その使い道で、頭がいっぱいのハズな我が家内。
さしずめ、年内いっぱいは、その煩悩の塊・・・

”ムリだって、回せないって、きっと・・・”
と、恐れ多くて口には出さず、密かに心でほくそ笑む小生。


案の定、家内が阿修羅、いや、不動明王の化身が如く形相で、
リキんでも、フンばっても、ピクりともせず。


「ちょっと!ニヤついていないで、ヤって見せてよ!」
と、今度は小生に八つ当たり。


いや、もちろん、小生にも人並みに煩悩があります。

”年末ジャンボ、いや~、ミニもあるでよ~。”(名古屋弁で)
”来季は40cm、いやいや、その前に長良川でサツキマス!”
”寂しい頭上、もう少し生えてこないか・・・ああ無情。”

でも、そこは男の体力と筋力。
これくらいの石、どうとなく、弁財天に手を掛けて・・・フン!


・・・冷え込む昨今。
小春日和とはいえ今は冬、油断は禁物なのです。
若干、丸石が回ったその瞬間、腰の辺りにピリっと電気が・・・

我が所業、観音様はお見通し・・・南無阿弥陀仏。










2017年12月3日日曜日

冬の渓流巡り~美濃 神崎川&円原川

ご諸兄各位殿


今シーズンは3回訪れた揖斐川支流は根尾川。
経路はいつも木曽川を越え各務原から関へ、武儀川沿いはR418から。



早朝出立、自宅から概ね一時間ちょい。
その途中は、岐阜県山県市は谷合の集落に至ります。
どことなく風情を感じるバスが停まる、美山支所前の停留所。


お年頃の小生、ここで若干の堪え気味であったトイレを済ました後、
交差点を越えた雑貨屋兼釣具店で釣券を購入なのです。

その美山支所の横、橋の下には雰囲気の良さげな渓が流れて。
武儀川から分岐した神崎川です。


以前から名前は聞いていたのですが、未だ竿を出したことが無く。
今季最終での釣行も考えたのですが、神崎川は9月中旬で禁漁と残念。


このところ、週末は諸事・風邪引きさんで外出が叶わず、心がうずうず。

「久しぶりに川でも見て癒されるか・・・」

来春は解禁での釣行に期待と散策かねがね、神崎川を下見です。
いつものオリンパスと、押し入れから久々、一眼のEOSを取り出して。


美山支所横、落合橋は上流の河原にて。

上はオリンパス TG-860、プログラム撮影はポップアート・モード。
個人的には好きな色合い、明るめな演出です。

下はCANON EOS Kiss D N、f8は1/160秒 三脚使用。
色調整なし、見た目は素直で冬景色、寒々・・・


神崎川はこの辺り、瀬あり淵あり、渇水気味ですが良い感じです。
どうでしょう、竿は6mあれば。

冬の渓流、澄んだ水が流れていきます。



ハスラー号でここから少し上流へ、瀬見橋から瀬見峡遊歩道を歩き。
川沿いに遊歩道が整備され、随所で入渓が可能なこの辺りの神崎川。




漁協さんの看板、案内も至れり尽くせり。

ただここ、「下りられます」と言われても、ロープで岩場を降下・・・
こりゃ、師匠がシャッター・チャンスを作ってくれそうなポイントです!


小生の一眼レンズは安価で明るくないレンズ。

奥行きのある絵を収めようと、露出を絞ればシャッター速度が遅くなります。
ましてや日影の多い谷底での冬景色。

f11 1/5秒

流石に1/100秒より遅くなると、息を殺してシャッターを押しても、
ブレブレのピンぼけ・・・

横着をして三脚を使わなかった、EOSの写真は半分近くがボツでした。

f8 1/6秒

f11 1/8秒

渓流釣行での一眼レフと三脚の携帯・・・やっぱりムリですね。


瀬見峡遊歩道を歩いた後は、また車で上流へ移動です。
片狩橋から片原の集落を望みます。





この辺りは流れの緩やかなトロ場が続きます。
集落近くは川との段差も少なく・・・昔から人が川と共存してきた証?


もう少し上流は神崎集落の入口、神崎川が直角に曲がるポイント。
今でも紅葉が綺麗でした。


f3.5 1/30秒

神崎の集落に入ってから円原に向け右折します。

オリンパス モノクロ・モード




円原川は小渓流、川面を枝木が覆い被さり、エサ釣りは難儀?
まま開けて顔を出す区間も、4.5m竿で十分なご様子です。

f11 1/5秒

円原川の伏流水。
河原はあるのですが、そこを流れ下るお水はなく。



その乾いた河原を背景に、斯様な漁協さんの看板が・・・
シャレでしょうか?


・・・網も何も、あったもんじゃ、ございませぬ。



そうこうしている内に、今年も早、年末です。
長いようで短い禁漁期間。
あと2か月半もすれば、気の早い川では禁が解けます。

今ここ暫く、静かな季節が、時間が、川を流れていきます。