2023年5月21日日曜日

ダブル・ヘッダー釣行は馬瀬川&長良川

 

雨降りだった金曜日、良く降りました。
その翌早朝、道の駅 パスカル清見は霧の中。

季節は既に初夏ですが、雨の上がった翌日、流石に朝は冷え込みます。
車中泊のハスラー号、窓は露でびっしょりでした。


「雨のあとは、もう、ウハウハの釣果ですよ!」

昨年から渓流釣りを始められた、同じ職場のAさん。

経験年数だけは重なったものの、未だ腕前は中級の下な小生、
その中下のお調子者は、どこかで聞いたような知識を並べ立て、
さも、本日を逃すと後悔するかの如く、お誘いするのでありました。

Aさんとの集合は朝6:00。

まだ30分程時間があると朝食後は「歯磨き&お勤め」で車を離れ、
のこのこ車に戻ってみると5:45ころ、
イケません、
営業職だったAさんは時間に余裕をもつ行動派、
既にご到着はハスラーの前で着替えも済ませお待ちでした。

・・・モンベルの透湿ウエーダーを新調され、
今回も俄然、力が入って、お見えです。。。


<渓谷を降り立って>

甘い言葉でお誘いをした手前、
今回もしっかりとした釣果を味わってもらおうと、
小生が計画したポイントは大原~楢谷間の深い渓谷でした。


今シーズンは小生も初めても、
昨シーズンの最終釣行(実際は最終の一回前)でも良かった釣果、
過去の経験からも、絶対に裏切らない、超・信頼の置けるポイントなのです。

加えて、季節は初夏、そして、雨上がり。


これはもう、ハズレのない宝クジを引くようなもの!

のハズだったのですが・・・


大場所の淵で竿を出されるAさんです。
暫く様子を拝見していたのですが、
全くの泣かず・飛ばず?

いや、そんなことは無いだろうと、
Aさん6mの竿に対して、
7mを持ち出して小生も参戦するも・・・

あれ不思議??
雰囲気は釣れる気配が満々も、
ほんと、ナゼか、全くの、アタリ、なし。

それはこの淵だけだろうと、その後に馬瀬川をさかのぼる二人です。

「落込み&受け棚」の両脇・本筋と探りを入れても、
ナゼなのか、ここも全くウンもスンも無く。



<いや、確かに、聞いたことが・経験したことが・・・>

季節は5月の中旬。
常緑もしくは春先に芽吹いた葉は深く青く、
ここ最近で芽を出した葉は、薄い緑に黄緑と、その対比が目に沁みます。


そんな素敵な季節なのですが、
これもどこかで聞いたような知識や、自身の拙い経験からも、
こと、渓流釣りの釣果に関しては、スポット的にダメなタイミングが。

・・・一般的には「GW後の釣り荒れ」と言われますが、
もう一つの8月中旬は「お盆隠れ」共々、果たしてその真相は?

残念なことにいずれにしても今回はドンピシャ、
少なくとも、我々が立つ馬瀬川はこの区間、そのタイミングの様子です。


<もう、ワン・ポイントへ>

今の季節にしか味わえない、
渓谷の春から初夏への清々しい雰囲気。
それのみを堪能して、深い渓谷から退渓する我々でした。

・・・試しに、も一か所、老谷のポイントへ移動、
そこでも、良い雰囲気の中、竿を出してみたのですが・・・


僅かに、お外道様はウグイさんが一匹のみ。。。

「今日は釣れないけれど、
 こうやって山の深いところに入って、
 のんびり景色を楽しめば、それだけでもイイね~。」
とAさんから。

改めましてAさん、
「もう、ウハウハ・・・」などと期待を持たせ、申し訳なかったです。

しかしながら、
今でこそ小アマゴさんやお外道様の釣果で、
かろうじて「ボ」を回避したと自称する姑息な中下の粗忽者、
彼もまだつい最近までは「ボ」ばかりが先行する、わびしい週末でありました。

そんなまだまだ修行中の身の上の案内とご容赦を頂き、
次回は必ず、元を返して、見せまする!?


<転戦、美並 長良川へ>

お昼前にパスカル清見でAさんとお別れした後、
持参した昼食を食べて、さて、どうしようか?

いつもなら小生も帰路に着くのですが、
新緑・若葉・雨上がりの下は良い雰囲気の中での貧果、
すてきな渓流風景に癒されながらも、どうしても、納得がいきません。

加えて・・・
昨日から家内はお泊り旅行、
「三姉妹+甥っ子」でディズニーランドへ羽伸ばし!?
・・・毎週毎週、旦那だけが「車中泊貧乏旅行」では申し訳なく。

以上、これと言って早く帰る理由もなく、
暑さもほどほどでお疲れも僅か、ようやく陽が長くなった昨今です。

明宝温泉でまったりと入浴&お昼寝、
その後の帰路の途中は「夕まづめ」、サツキ狙いで長良川へ寄ることに。


増水の本日です、
立ち寄り先は昨年の5月に訪れた「赤池港」へ。

時刻も15:30を廻り、
暑いですが陽も少し傾き始め、その斜陽で激流 長良川も眩しいです。

さあ、短時間での勝負です、張り切って、参りましょう!

・・・しかし、早朝から夕方まで、我ながら、元気だね。


同じ渓流釣りの部類でも、
朝方の馬瀬川での釣りと趣が違い、
ここでは長竿・重仕掛けをぶ~んと振り回して投入します。

・・・朝の釣りは視覚・聴覚・肌ざわりは五感からの癒しも、
ここでの釣りは大きな動作からの癒し?ストレス解消?かな。


手前の渦巻く白波、それを乗り越え向こう側、
ウネリ立つ水面まで、仕掛けを遠投して投げ入れます。

ここで、大きなお魚がお姿を表せば、
どこかで聞いたようなお話じゃないけれど、
もう、ほんと、本流釣りも絵になるのですがね~。

・・・お断りしますが、
たも網は枠径25cmでは無く、残念、37cmなのであります。。。



ああ今日も奥美濃は郡上、西の果てに陽が沈んでいくのでありました。


<データ>

5月20日 
●馬瀬川 
エサ   :ミミズ、ブドウ虫
竿    :7.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1~B1号
                天井糸 0.7号 1.5m 
                水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :ウグイ    6寸 1匹 トホホ・・・
気温   :12~20℃ 
天候   :晴れ 
表層水温 :未計測
●長良川
エサ   :ミミズ
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村8.5号
       水中糸 0.7号 9.5m トオシ
       錘 B5号
釣果    :アマゴ    6寸    2匹 また、トホホ・・・
気温   :27~24℃
天候   :晴れ 
表層水温 :未計測
月齢   :0.5
















6 件のコメント:

アサシン さんのコメント...

こんにちは!
雨後の釣果に期待するのは誰もが同じです。
裏切られるのも同じ!
他の人の釣果をみると深い淵でなく、瀬に出ているみたいですね。
転戦できる元気が私にも欲しいです。

サイドワインダー さんのコメント...

アサシンさん、こんにちは。
そうなんですよ、朝が冷え込んだので、ひょっとして、淵&落込み中心の渓谷がポイントとしてマズかったのでは?そんな考えの末に老谷は瀬のポイントへ向かったのですが・・・ダメなときはダメですね。
久しぶりの朝まづめと夕まづめの転戦でした。竿を振っているときは気も張っていて、昨日は元気だったのですが、寄る年波は事実!こちらもダメですね・・・本日は疲れて朝からぐったり・・・ブログのUPも遅くなってしまいました(笑)。

匿名 さんのコメント...

こんばんは!

馬瀬川と長良川のダブルヘッダー釣行
お疲れ様でした。

雨後の週末と言う事で
貴殿のブログ更新楽しみにしておりましたが
予想外の結果でした。

川虫も試して頂ければ、
また違う反応だったかもしれないですね。

転戦の疲れを早く癒して頂き
捲土重来といきましょう。

白いワゴンの男

サイドワインダー さんのコメント...

白いワゴンの男さん、こんばんは!
勝った勝った、といそんで望んだら、結果、ボロ負けだった・・・
何となくいつぞやの海戦のような??
そうですよね、今、机上で冷静に考えれば、川虫という手がありました。なぜ、あの時に気が付かなかったのか?・・・いや、この粗忽さ加減が小生らしい渓流道!なのであります(笑)。
渓流釣りをしていると「一般的にはこう言われる」がまま見受けられます。その理由、原因が明快なものもあれば、眉唾?ほんとに??的なものまで。GWの場荒れ、お盆隠れも本当の理由は何なんでしょうかね?こんなナゾも渓流釣りの面白さ、なのかもしれませんね。

匿名 さんのコメント...

こんばんは
馬瀬川、良さげに見えてなかなか💦
今シーズン経験しましたからね😩
でも、渓相は抜群ですね
馬瀬川からの長良川!
元気ですね😁
全然お若い♫

もっさん

サイドワインダー さんのコメント...

もっさんさん、こんばんは!
かれっかれで流れも細い川でのボ~ズ、そりゃ、しょうがないよね・・・となるのですが、今回の雨上がりの馬瀬川はコンディションはバッチリ!そこでの空振り三振は流石に堪えました。。。
でも、こんな時もありますよね?長い渓流釣り人生では。
翌日はヘロヘロな久しぶりのWヘッダー、日曜日はぐったりでしたが今日は火曜日、もう既に今週末の事を考えているのです、ハイ!