いつかは行ってみたい・見てみたいお祭りの一つに、
富山県は越中八尾の「おわら風の盆」があります。
夏の終わり、いえ、その頃はもう秋ですね。
毎年の9月1~3日に行われるお祭りは、
高鳴る胡弓の震えと重厚な三味線の響きに乗せて、
編笠を深くかぶり顔を隠す踊り手が、
日の暮れた風情ある八尾の街中を風のように踊り流れます。
北陸の短かった夏、それを惜しむかのように・・・
実は昨年、
定年前に休暇を頂き行く予定だったのでしたが、
悪行三昧の小生に神さま・仏さまからの天罰?
あろうことか定年直前に無情の部署移動。
慣れぬ業務に休暇は取れぬ終いなのでした。
そして今年は今年で、
移動先の業務にずっぽりハマって、
いずれ「本当の定年」になってからかな?
でもその前に、
名の知れたお祭りは宿の予約も大変、
近くの車中泊でお祭り参観は出来ないものか?
それに一度訪れていれば、何かと土地勘が働くのでは?
そんなことから、
いつもの渓流釣りを交え、
金曜日にお休みを頂き行って参りました。
<お疲れ業務のその後は>
木曜日は次の日を休むが為に超多忙。
ここでも普段の素行から重なる運も悪く?
突発修理は現場での力仕事、暑くてとてもハードなのでした。
当初の予定、それは・・・
道の駅 ひだ朝日村 での車中泊、
翌日は益田川上流で長竿での本流釣り!
・・・なのでしたが、
業務後での夜半の長距離運転は残念ながら、
下呂の辺りで気力体力の電池切れ。(笑)
止む無くも、
小坂の町からR41を右折で離れ、
先々週と同じく「はなもも」での車中泊になり候。
翌早朝は乱れた車中泊車内を整理整頓、
鈴蘭峠を超えて秋神川での渓流釣りとしました。
初夏の飛騨の早朝です、
朝靄が少しだけ掛かっていますが、
山々の緑と青空がとても映えるは秋神川。
毎年は秋のシーズン終盤に訪れるのですが、この季節での訪問は初めてかも?
釣れるには釣れるのでしょうが、果たして??
そんな秋神川での渓流釣りはゲン担ぎ、
一之宿の東側は広がる牧草地・採草地の果て、
昨シーズンの最後に竿を納めたポイントで竿を出します。
涼しい風の抜ける早朝山影の秋神川、
当初の心配はどこえやら・・・やっぱり、釣れますね。
お外道様も、婚姻色でカラフルです。
対岸の岩壁と手前側の岩山に挟まれた深場は、
幾度同じスジを流しても、毎度毎度のアタリ加減、
お外道様を含め一体全体、ここに何匹居るのやら??
とても賑やかな初夏の深場です。
ひとしきり深場での釣りを終え、
宮之前の集落に向け秋神川をさかのぼります。
山の背後から日が昇ってきました。
もうこの辺りから、
頭の上には遮るものが一切ない日向の釣りです。
朝一番は迷った、
ドライのウエーダーか?
はたまたウエットのパンツか?
・・・パンツにして正解でした。
時刻は10:00少し過ぎ。
飛騨の深い山の中は秋神川ですが、
ここから今日は本格的に暑くなるでしょう。
早いですが、
本日はこれから越中に向けての長旅です。
ここらで竿を仕舞うことに。
短いお時間でしたが、お魚各位、
お付き合いをありがとうございました。
<南飛騨~奥飛騨~越中の旅>
ハスラーに戻った後、秋神川を高山方面に下ります。
途中、美女街道は展望台から臨む御嶽山。
すぐそこのトンネルを潜れば、
水の流れは太平洋側から日本海側に変わります。
高山市街を回避して斐太高校横の宮川を渡りR41へ。
そこから国府、古川、細江を抜けてR471は、
いつもの飛騨西街道、旧 宮川村です。
ここ最近のお天気から、
渇水と思っていた宮川下流ですが、
どうしてどうして、いつも通りの平水は良い流れ具合。
そこから因縁のイ・ノ・タ・ニを抜け、
再びR41と合流から、もうここは富山県。
富山平野へ出たところ、
再度でR41とはお別れして、
神通川に沿う富山県道25号で八尾に向かいます。
<井田川沿いは越中八尾>
15:00頃に到着は越中八尾。
井田川の河岸段丘の上に並ぶ宿場町、
いえ、生成AIによると、正確には在郷町とのこと。
以下はネットからですが・・・
幕府の設定した宿場ではなく、
富山藩の御納戸は商業都市・在郷町として、
蚕糸、和紙、薬草など多くの物資が集まり繁栄したそうです。
・・・「富山の薬売り」って、聞きますよね。
特に養蚕や蚕種業はとても盛んで、
訪問した曳山展示館には専用の展示室がありました。
・・・てっきり、
養蚕業は飛騨や信濃のもの、と思っていましたが、
曳山展示館の資料によれば、
一時はここ越中八尾で国内生産の8割を占めていたと。
旅先で出会う“思い込みの崩壊”ほど、
旅を面白くするものはなく、驚きです・・・
飛騨地方と日本海を結ぶ飛騨街道は通ってきましたが、
大河でもあり「暴れ川」な神通川を少し外した井田川沿い、
そこに物流の拠点は商業都市を構えたところがミソでしょうか?
圧巻はこの河岸段丘の側面に積まれた石壁。
井田川沿いから見ると、
町全体が巨大な石積みの壁に支えられています。
逆にその石積みの壁の上から井田川を見ると・・・
明日はこの近辺、久婦須川か大長谷川で竿を出してみましょうか?
・・・この時は、そう思っていました。
<車中泊は気温次第で>
陽の傾きかけた夕刻、
越中八尾から少しだけ後戻り、
神通川沿いは春日温泉で湯に浸かります。
・・・メチャ暑かった今日の越中、
八尾の街の散策で、もう汗だくです。
ホテルの日帰り温泉ですが、
お値段もお手頃で、ゆっくりと寛げ、とても良いお湯でした。
さて、今宵の車中泊、
予定したサイトはこのホテルの真向かい、
公園の大きな駐車場なのですが・・・
日は暮れていますが、
熱せられたアスファルトから結構な気温です。
「こりゃ、厳しいな・・・車中泊は」
室温が25℃の場・・・
エアコンの掛かった屋内では快適な気温なのですが、
これが車中泊は車内の場合だと、
以外にも熱気で汗だく、とても寝られないのです。
「明日のここらでの釣りは諦めて、
これから飛騨は宮川まで戻るか・・・」
一人作戦会議は即決がモットー。
明日も釣りを含んだ長旅です、
ムリ・ムチャは避けるが得策かな・・・
<宮川は種蔵の夜>
宵の口の撤退路は宮川沿いの高台、種蔵の公衆トイレ横まで。
以前は打保駅が宮川下流での定宿?でしたが、
会社のSさんと同宿してからは、もっぱらこちらが定宿に。
・・・だって、シャワー・トイレなのです。(笑)
春日温泉とは全然気温が違います、
車外は18℃くらいで車内温度は20℃前後。
とても疲れた本日は、着いたらすぐに眠りに着きました。
して、翌早朝・・・
高台を降りればそこは宮川下流のポイント。
しかしながら、本日は残念なことに、
本日は午前中の早い時刻から雨降りとのことで、
短期決戦はR360のトンネル横の路側帯に駐車するポイントへ。
トンネルを出た高山本線が、
また直ぐ山腹のトンネルに入る鉄橋はつい先ほど、
朝一番の高山方面は下呂行きの各駅停車が通過しました。
その鉄橋の上流は、
落ち込み下の早い流れスジ、
5Bの重錘で仕掛けをネジ込めば・・・
尺は無いかな?結構な引き具合は、
定番のニジマスではなく珍しくもヤマメでした。
でも残念、
今朝の正式な釣果はこの一匹のみ・・・
後は早流れにネジ込もうが、
早瀬は対岸のスジを流そうが、
お外道様はウグイのオンパレード。(もう、写真を撮る気にもならず)
長良川で斯様な深場があれば、
底浚い漁法でビンゴ!
なのですが・・・
ここ宮川下流でその釣技を展開すれば、
間違いなく100%でお外道様のお出まし。
もう、面白いくらいに・・・
時刻は早くも9:00、
お外道様の猛攻は波状攻撃から、
雨より先にエサのミミズが底を付きました。(笑)
川から上がり、
まだ雨降りには時間がありそう、
手洗い・洗顔から今朝の車中泊サイトは種蔵へ。
明るい時間の種蔵の訪問は初めてです。
ここも、
何と申しましょうか、
心が落ち着く感じは風情がありますね。
もう少しゆっくりと回りたかったのですが、
残念です、ポツリ・ポツリと落ちてきました。
帰路は延々と雨の道中、
物悲しい胡弓の音色は屋根打つ雨音?
飛騨西街道と国道41号線を名古屋方面に。
おわら風の盆、
それは季節が少し違いますが、
基本的には夏の終わりは秋口です、
越中八尾での車中泊は少々難しいのかも?
近くのJRの駅に駐車して「パーク&ライド」、
お祭りの参加後は種蔵で車中泊・・・
さて、汗をかいた晩です、お風呂はどうするか?
今回、事前に越中八尾に行ってみて、
いろいろな発見と、
次回訪問での「旅程の組立て」が思い描けました。
<データ>
●6月19日 秋神川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :7.0m 翡翠 冴 硬調
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 1号
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 1号
天井糸 0.7号 0.7m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :アマゴ 7寸 2匹
6寸 4匹
5寸以下 3匹
ウグイ 数匹
気温 :14~22℃
天候 :晴れ
表層水温 :14℃
天候 :晴れ
表層水温 :14℃
月齢 :4
●6月20日 宮川下流
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :10m SG ファイン・スペック
仕掛 :針 マス針9号
1.0号 9.5m トオシ
錘 4B、5B
竿 :10m SG ファイン・スペック
仕掛 :針 マス針9号
1.0号 9.5m トオシ
錘 4B、5B
釣果 :ヤマメ 9寸 1匹
ウグイ ツ抜け
気温 :18~22℃
天候 :曇り
表層水温 :17℃
月齢 :5
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬

2 件のコメント:
こんにちは!
越中八尾と飛騨の釣りお疲れ様でした
雨の土曜日と言う事で今週はお休みかと
思っておりましたが
金曜日からの釣行だったのですね
察するに往復400km以上の旅程と言う事で
本当にお疲れ様でした
今回秋神川や宮川の様子も
興味深い所でしたが
曳山展示館でのくだりは
小生の祖父の代迄我が家では
養蚕をしていたこともあり
特に興味深く拝読させていただきました
白いワゴンの男
白いワゴンの男さん、こんばんは。今回は釣りよりも旅がメインの週末でした。ご実家では養蚕をされていたとのこと、ひと昔前は意外に都市近郊でも盛んであったと聞き及びます。小学生のころ、鮒や鯉の釣りエサに「サナギ」というものがあり、それが蚕だったと記憶します。マルキュの釣りエサで、近所の大型スーパーはダイエーの釣り具売り場で見ました。
何年か先になりますが、踊りを見に秋口の越中八尾まで、また行ってきます。
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