2017年1月29日日曜日

魚の目~紫外線透過フィルター

ご諸兄各位殿


今回の表題、決して「足の病」の意ではござりませぬ・・・



A型インフルで、おとな~しく家で静養していた先週。
予防接種と薬の処方が幸いして、思いの外、軽微な症状でした。

・・・とは言ってもインフルエンザ、ムチャをすると危険、また長引きます。
床につくまでも無く、ひがなパソコンに向かってオタク的に過ごすここ数日。

そんな中、昨年に購入した管釣り雑誌の斯様な付録DVDを見ていました。
・・・買った本は既に廃品回収、付録のみ手を付けずに机上で放置。
如何にも、こんな日々には持って来い、なシロモノです。


その内容は・・・
人が明るい色・暗い色と判断するルアーの色、
それが必ずしも、お魚目線には当てはまらない、と言うものです。

ネコちゃん、ワンちゃん達が何とも味気ない「白黒世界」の住人であることは、
テレビか何かの情報で知っていましたが、
魚と昆虫が案外にも同列で、その良く見える色が一緒とは知りませんでした。

何でもその波長は400nm近辺、紫外線側にシフトしているとのこと。
人間の受け取る範囲は400~700nm近辺。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%A6%96%E5%85%89%E7%B7%9A
上記ウイキで示されるこの範囲は、おなじみな七色の変化。
400nm近辺はある意味で真っ黒な世界・・・

結果として、こりゃ暗い色だ、と思っていた青・紫系の色がお魚には明るく映り、
明るい色だよね、と思っていた黄・橙系が暗い色に感じられてしまう。

・・・もう、目からウロコ。。。

先の瑞浪FPでの終わり際、明るい色と判断したピンクは人にも魚にも明るい色。
もっとも拙い経験上ですが、いつも明るい色ばかりが良いとも限らず、
その場の状況で明暗を使いこなす、その際に「人間感覚」で選択を間違えないで、
と言ったところでしょうか?

この辺りを「永井浩明研究所」はHPで具体的に示しています。
http://www.mukai-fishing.jp/report/nagai/index.php?date=2014-09-21
・・・DVDの中でも、所長は良い色=キャラを醸し出していました。


そんな色の判断に有効なもの、DVDの中でも使用していましたが、
紫外線透過・可視光カットフィルター、富士フイルム製です。
これで覗いた世界はお魚から見た世界。


http://ameblo.jp/kozuchi-6060/entry-11951543466.html
画像は上記のHPより拝借しました。
・・・釣り道具が見える辺り、管釣りルアーでは存外ベタな道具なのでしょうか?


DVDではルアーの側面をこのフィルターで眺めていましたが・・・

いや、そりゃ少し違うぞ、現場をよく見なきゃ。
お魚はルアーのケツからパクリと来るじゃないか。
背後から覗いたルアーの配色もフィルターで見るべきじゃ・・・

お値段も1,500円くらいでお手頃な様子、
病中の小生、ヒマに任せてアマゾンで購入しようと発注したのですが・・・

既にこのフィルター、生産・販売は終了で、
アマゾンから逆にお詫びと発注のキャンセル要請を受け取ることに。
つい最近までは買えたのでしょう・・・残念無念!

敵を知り、己を知れば・・・
いや、自分自身が何者か、良く解っていない小生!?
しかし、良い勉強になりました。

<もうひとつ、ご参考>
http://www.asahi-net.or.jp/~EP3N-KIZM/digicam/digi45.htm