先々週の釣行は、長良川は高鷲鮎立でした。
若干、腰に違和感を覚えながら振り続けた本流竿、
飽くなき渓流釣りへの集中、
そして気づけば・・・
腰痛。
その日は早めの帰路としましたが、
・・・病という物は恐ろしい物で、
なり始めの頃は軽症、ムリしちゃうんですね。
初期のチョットした異変に気が付くこと、
そして、キチンと対処すること、
とても大事です・・・
車の運転には不都合を感じず、
折角にも郡上の奥まで来たのだからと、
もう少し奥まで、鷲見川を下調べしました。
<鷲見川 上流と下流>
昨年も鷲見川は長良川とのY字の分岐点、
その少し上流、斎場付近で夕まずめ、
少しだけ竿を出しました。
鬱蒼と木々に覆われた、粗忽な小生の不得意とするポイント。
瀬が中心。
釣れるお魚はアマゴさんばかりでした。
今回はもう少し上流へ。
遙かに頭上、高速道路が走っています。
この辺りから渓相は変わり始め、落差・大岩のある山岳渓流?
もっと奥まで川は続くのですが、
今週も重役出勤の身の上。
下調べで、ここは!と感じた場所。
その中の一番の手前。
高速道路を潜った直ぐ上流辺りで竿を出します。
<陽に照らされて>
下界は既に春中盤のこの時期。
郡上の奥は本格的な春の訪れは遅く、
未だ頭上の木々には新芽が吹き出す程度。
川は陽に照らされて、とても明るいです。
でも、それが粗忽者には曲者・・・
木々の葉が作り出す影がなく、頭上はフリーと勘違い。
本日は何本も仕掛けを枝釣りで消費します。
回収出来る物は回収するのですが、
如何せん、手の届かない高さは・・・
寂しい木に咲く、蛍光目印の花。
見かけたら、お笑い下され。
そして・・・環境破壊、ごめんなさい。
<さあ、大場所です>
のんびりと釣り上がり、斯様な堰堤に差し掛かりました。
ここまで、アタリは有ったのですが、残念にもノル事は無く。
川虫、ミミズのどちらでも。
水温は7℃を超えて良い案配。
もう直ぐお昼時です。
刺す陽に暑さを覚え、一枚上着を脱いで。
大場所を前に、お茶を飲みながら一服を所望。
さて、どのように攻めようか・・・
定石通り、下流は点在する水中の岩近辺から入念に。
手前の浅瀬にはお魚の姿は見られません。
竿を5.3m、いっぱいに伸ばして。
向こう側は白泡の際に振り込み。
・・・繰り返しますが、どうも、お魚はお留守なご様子です。
得てして、大場所は斯様なモノ。
諦めて堰堤の横はコンクリ沿いに歩みを進めますが、
このコンクリ堰堤、ご親切にも足を掛けやすいよう、
鉄棒が10cmほど飛出し、足場が設けてあります。
もちろん、堰堤のメンテが目的でしょうが、
至れり尽くせり、ここで釣って下され的ポイント。
・・・お魚がご不在の理由を納得です。
<居る所には、居るンです>
その代わり、何カ所もある、何の変哲も無い落ち込み。
その全て、では無いですが。
白波の向こう側は、水面が淀んだ水域から、
7寸モノのイワナさんがお一人。
浅めで流れの止まったトロ場でも。
水が温んで、暖かいんでしょうね。
・・・ただ、ここはお姿の拝見のみ。
小生に気づくと、サっとご逃亡・・・
谷底を流れる鷲見川、
長良川も上流、とても綺麗な渓流です。
この辺りからアマゴに代わり、イワナの渓かな?
釣り座としての河原が右に左に変化しますが、
ポイントさえ抑えれば、
ナイロン・ウエーダのおじさんでも、
渡河は比較的に無理なく行えました。
次週は早くもGW。
さあ、どこへ、息抜きに、行きましょうか・・・
<データ>
4月20日 鷲見川
エサ :川虫、ミミズ
竿 :竿 5.3m 天平
仕掛 :針 吉村7号
錘 2~1号
水中糸 0.3号 4.5mのみ
釣果 :イワナ 7寸 2匹
リリース
気温 :11~22℃
天候 :晴れ、昼前から暑く、午後から風
表層水温 :7~10℃