2021年6月6日日曜日

初夏から盛夏 渓流釣行でのボディ・メンテ

 

初夏の渓流。
朝はまだ涼し過ぎるくらいですが、日中を通して穏やかな気候、
一年を通じて最も良い季節だと思います。


春先から始まる渓流釣り。
初期のころはナイロン・ウエーダーを着用しての釣行です。

それでも晩春にもなると通気性の悪いナイロンです、
釣行を終えた後にはウエーダーの中、特に足先は汗でぐっしょり。
小生はGWのころから、通気性の良い透湿性のウエーダーに履き替えます。


梅雨が明ける頃には透湿性のそれでも暑さがガマン出来ず、
そこから初秋までは沢登り用のウエット・パンツで過ごします。

このウエット・パンツなのですが、
ウエーディング・シューズと相まって、体にフィットして動きは抜群。
川の水と下半身が直に触れるので、盛夏の暑さでも心地よく釣行できます。

・・・ただし、世の中は森羅万象、
良いこともあれば、まま、不都合もありまして。


渓流釣りではヤブ漕ぎが常です。

足先から下半身に掛けて、川の水が入るということは、
それ以外の「招かざるお客様」の侵入・往来も自由自在なのです。

そんなことから過去に2回ほど、くるぶし辺りをヒルに噛まれたことが。


人によっては噛まれた場所の経過が違うのかも、
小生はどうもヒル様とは相性が宜しくないようでして、
ちょんとした小さな赤い噛まれ跡、それが一週間で大きな水ぶくれに。

いずれも最終的には、申し訳なくも皮膚科のお世話となりました。


このヒルだけでもなく、またドライ系の透湿ウエーダー着用時でも、
あまたの珍客にヤブ漕ぎでは遭遇します。


首筋がモゾモゾするな~、と感じたら、そこには細い緑の青虫が。

これ、家内なら卒倒ものですが、
イモ虫ならぬブドウ虫をエサで扱う渓流釣師、
こんなお客様はカワイイもの、エサで使ってみるか、です。


それでも地方によってはダニならぬ、
ツツガムシのような、怖いお客様もいらっしゃいます。

渓流釣行を終えた後、着衣は一通り着替えて。
また帰宅時・宿泊時は必ず、その晩にはお風呂に入ります。

・・・第一に、汗臭いですからね。


心地い初夏での渓流釣りですが、
川面を流れる目印の挙動を凝視する釣りです。
水面からの日光の反射、これも意外に目に厳しくて・・・

駆け出しのころは吉田川にて、
裸眼(近眼・老眼の眼鏡は掛けて)での釣行でしたが、
釣りを終えた後にはナゼか、ミョ~な頭痛に見舞われる次第でした。

安全のため渡河の際には川底の様子を知りたく、
そんなきっかけで使い始めた偏光グラス。



眼鏡の上に装着するタイプで、
乱反射から目を保護する効果もあって、
以降はおかしな頭痛に見舞われることも少なくて。

・・・ただし、強面(こわもて)なオジサンの着用です。
そのままの場合、道の駅では子供たち・お嬢様方には、まず避けられます。
大門軍団は渡哲也と一体何が違うのか、小生、考えちゃうんですがね・・・??


これからの季節、ますます暑くなってきます。
余暇を楽しむがための渓流釣り、安全に・快適に過ごしたいです。




<渓流風景は初夏の庄川支流 一色川から>