寒い寒い今週末です。
ご諸兄、くれぐれもお体にはご自愛下さい・・・
忙しい年末ではありますが息抜きと称しまして、
メルカリで仕掛けや渓流写真、果ては肥料を売る手前、
他の出品が気になって、いろいろと様子をチラ見しています。
そこで目に留まったモノ、興味を引いたモノとして、
プラモデルはタミヤ製1/35スケール戦車、
その出品に気になることがありました。
・・・実は先日、
小生も未組み立てのハセガワ製は「ゼロ戦」を出品した経緯が。
その昔、どうでしょう、20年程も前のこと、
作る気が満々で購入したプラモデルだったのですが、
ご多分に漏れず、そのころから徐々にお仕事が忙しくなり、
長らくの間は「タンスの肥やし」となっていた未着手の一品でした。
そんな一件から、
決して新品とは言えない、
未組み立てのプラモ戦車の出品、
それは恐らくなのですが、経緯・事情が判るのです。
ところうが・・・
頭の固い昭和世代の小生では当初、理解不能だったのが、
「組み立て・塗装が完了」したプラモ戦車の出品、
それが結構な数として、またお値段としてあるのです。
組み立てや塗装といった「作ること」、それがプラモデルの醍醐味なのでは?
・・・斯様な古い発想が根底にあるから、不思議に感じたのでしょうね。
出品された組み立て・塗装済のプラモは、
綺麗に、精巧に作られていることはもちろん、
掲載写真をよく見ると、戦場で使われる車両の設定からでしょう、
車体に付いた泥汚れや被弾、破損の状態まで、見事に表現されています。
かく言う自分も車体には余り手を加えませんでしたが、
幼かった頃に鉄道模型(Nゲージ)で山や川はジオラマで作り、
田舎の風景を畳一畳分で再現して、列車を走らせたことがあります。
・・・もちろん、子供の作品です。
商品として扱われるモノとはレベルが違いますが。
完成品として売られるプラモ戦車、
精密に情景がミニチュアで再現された観賞用、
小生の鉄道模型と「想い」としては一緒のノリなんでしょうね。
お値段としては当然「プラモ戦車の価格+α」でして、
この「+α」分は、
どうかな、出来具合は作る人の腕前次第??
売れる・売れない、にて、作品としての評価が判ります。
自分では作らず、腕の良い他者による製作、それを購入する。
そこに買うだけの価値、それが見い出せるから。
モノのお値段って、特にカタチあるモノは、存外そんなものなのかも。
極論を言ってしまうと、
美術品や工芸品など、一般素人では考えられない価格が。
・・・ある人には、その値段の価値があっても、
他の人には全く、その価値が見い出せない・・・
小生の冬の風物詩、それは管釣り場でのニジマス釣り、なのですが、
そろそろ準備にと、
竿とリール(バイオマスター:C2000HGS)を押し入れから取り出します。
ハンドルを回すとスムーズに回転するリール、
小生のお手入れがきっと良いからでしょうね。(笑)
ご満悦な小生の傍らで、その様子を見ていた家内から、
「ほんと、高そうな道具ね・・・」
とお皮肉な??一言が。
何でも家内に言わせると、
渓流・本流で使用する単純そうな延べ竿より、
この細かな部品の塊であるリールの方が遥かに高そうと。
「(汗)そうそう、そうなんだよ・・・」
と誤魔化す小生。
知れたら大変!
本流延べ竿のお値段、それは未だ秘密なンです。
・・・ここにも、モノの値段、その不思議さ加減が。
いろいろとお金の掛かる年末年始。
メルカリを見ながら、管釣りの準備をしながら、
取り止めも無いことを考える昨今です。