今シーズンの車中泊、
数えてみると結構な回数です、21回となりました。
今年は特に、都合が付けば必ず渓流釣りへ出陣、
結果として例年より多い車中泊回数に。
週末金曜日の夕方は業務後、
会社近くの銭湯でひとっ風呂浴びて、
道中の牛丼屋で夕食を頂いて、その足で川へ向かうのです。
連休などは日中の釣行の後、
これまた川近くの日帰り温泉で入浴&夕食してから。
いずれ日がとっぷり暮れた山の夜です、
満天の星空の元で川のせせらぎを聞きながらの車中泊は、
翌早朝の釣行に夢が膨らみます。
・・・これだけ聞くと、
ロマンいっぱいは楽しい車中泊、
なのですが、いえ、確かに、
楽しいは楽しいのですが、そこには「諦めの楽しさ」が。
狭い狭い軽自動車での一夜です。
釣り具や着替えに食料品、
時には濡れたウエーダーや魚臭いたも網を座席下に、
何もかもが満載・混載での一夜は、まんま、男所帯に・・・なのです。
・・・人間の心理と言うのは面白いもので。
ある一線を越える前までは、この状況を何とかしよう!
と思えガンバれるものなのですが、
その一線を越えてしまうと、「ま~、エエか」になるのです。
そんな21夜に渡る楽しい楽しい車中泊、
疲れた体を休める寝床はハスラーの助手席側、
男所帯に敷かれるは、我が”香り立つ”寝袋なのでした。
キャプテンスタッグ製はフォリオ・シュラフで封筒型は3シーズン用、
今シーズンも本当にガンバって頂きました。
・・・と言うことで、
ここに来てようやくにも秋らしく、
晴天が続く予報の今週、この寝袋の自宅での洗濯に挑んでみることに。
やり方が悪いと、
中身のワタがヨレてしまうのでは?
乾燥が不十分でカビが生えてしまうのでは?
なかなかに不安要素の多い寝袋のお洗濯なのですが。
「挑んでみる」と言ってしまうと、
何だか初めての挑戦はトライに聞こえますが、
実は昨年のこの季節は晩秋にもお洗濯は経験済み、
結論として、自宅での洗濯機を使用しての作業は問題なしです。
しかしながら・・・
はて?昨年はどのように洗濯したのか?
忘備録はこのブログに記しておくべきでした。
何はともあれ、
歳と共に薄れ行く記憶力、それに全てを委ね紐解いて、
まずは寝袋のチャック類を全開に、大きな洗濯ネットに納めます。
ウチの洗濯機は51Lまで水を注げますが、
この寝袋をドラムに納めるとキッチリな感じです。
洗濯用洗剤も55Lの少し下までキャップで計ります。
この段になって、
旦那がごそごそと洗面所で何やら悪だくみ?
気になったのでしょう、テレビを見ていた家内がこちらへ。
これからの作業を概ね伝えると、
何でも家内曰く、柔軟剤を入れるとふんわり仕上がるそうです。
ここまでは問題は無いのですが、
さて、記憶が定かでないのもの、それは洗濯機の運転モードなのです。
「ドライ・モードよ、絶対に。間違いないから!」
これも家内からのご意見です。
家事全般においては絶対的な存在はウチの家内、
とてもとても小生如き若輩が意見具申なぞ、
挟める余地はございませぬ。
でも・・・23分って、あんた。
そんなに洗濯時間が短かったかな?
拙い記憶からだけど、1~2時間はじっくり、時間を要した気が。
余りも勢いよく洗濯機が回ると、
繊細な寝袋の事です、良からぬ結果を招きかねず。
・・・家内がテレビに戻った後、
一人でこっそり、洗濯機のモードをイジってみます(シ~)。
残る選択は「つけおき」か「毛布」と思うのですが。
少なくても、これくらいだよな~、
お洗濯モードは、きっと・・・
小一時間の後、洗濯機がピ~ピ~と終わりの合図を発します。
脱水の程度は若干で緩め、水は滴ってきませんが・・・
大きなバケツにネットに入った寝袋を入れ、
自宅二階は小生の書斎(=趣味部屋 兼 SW工房)横のベランダへ。
ネットから寝袋を取り出し、手すりに掛けてみると、
幸いなことに今回も中のワタの「より・よじれ」、
その存在は確認されませんでした。
残る鬼門は「完全なる乾燥」のみです。
「物干し」の開始時刻、それは日曜日の夕方でした。
一晩は冷え込む夜間も干しっぱなしで。
月曜朝は出勤前、裏返して、晴天の元にて引き続き干します。
月曜夕方は帰宅後に、湿り気の状態を確認。
・・・夜間は露が降ります。
この乾き具合なら一旦、取り込んだ方がベターと判断しました。
翌、火曜日の出勤前に再度で屋外に干しまして、
夜間は屋内へ取り込みを、繰り返すこと木曜日まで。
寒い今週でしたが晴天続き、都合4日間で「干し上がり」。
これにて来シーズンも、爽やかな車中泊、それがお約束です!
・・・さて、
今日は午後から本丸攻め、
ハスラー車内のお掃除かな・・・
<渓流風景は今年の夏 奈良井川上流から>