「こりゃ、渓流に行っても、水が無くて釣りにならんな・・・」
夕方、帰宅する車内はバ・カーナビ嬢、毎日18:50ころからはNHK天気予報。
・・・いえ、決して「見ている」のでは無く、「聞いている」のです、ハイ!?
週間予報では連日での晴マークが並んでいます。
ズバリ、空梅雨。
先週の馬瀬川も散々たる有様でした。
お天気の為ばかり、とも言えませんが・・・
「支流に分け入っても勝機ナシ。となると・・・渇水でも水量のある本流かな?
深場で長竿、先方との距離さえ取れば多少なりとも勝算が・・・」
こんな一人作戦会議の元、昨日は長良川本流へ行ってきました。
折角の週末、渓流の爽やかな雰囲気も味わいたく、
しかも日差しの厳しい今の時期、全日での炎天下は体に堪えます。
適度に山影に隠れた、「癒し」を求める中年オヤジ向きのポイントは・・・
<目に眩しい、青空と川面>
白鳥高原駅の長良川鉄道を横切り、長良川に掛かる吊り橋の袂。
そこにハスラー号を駐車して入渓します。
昨秋の終盤に訪れたここ、その時はおチビさんばかりの釣果でした。
橋から上流は瀬が続きます・・・
最初の写真のようにチョロチョロの流れ、本日は期待できません。
して、ここから下流に向けては・・・
川東側は落ち込み・淵が続きます、今日の期待するポイント!
通常時の水位を示す岩に残された白い痕跡。
期待するポイントも常時より川幅が狭く・・・竿は小継7mを選択します。
一旦、長良川を下流に下れるまで下り。
この淵の落ち込みから始めます。
・・・空梅雨。
お空は快晴、青が眩しく、抜けるよう。
乾いた風がまま強く吹き。
アタリ、釣果はあるのですが、
その主役はお外道様。
まま小アマゴさんが交じります。
そんな中、
こんな木陰の深場から、
しっかりとしたアタリが。
小継7m竿が絞られます。
・・・小気味良い感じです。
たも網に収まったお相手は・・・今週もデンデン・アマゴさん。
お魚には申し訳ないのですが、背景の岩の白、輝く魚体の銀色。
そこに降り注ぐ強い日光から、たも網の中では上手くカメラの露出が得られず・・・
しばし、岩の上でガマンを頂き。
<意に介さず、珍客が・・・>
毎週毎週での小生の渓流釣行。
当の本人、ただ単に一心不乱、川に釣り糸を垂れているだけ、のつもりですが。
毎度、いろいろと出来事・珍事が・・・小生、何か「持っている」のかも?
・・・いや、粗忽、拙速、初級者たる所以。
お外道様の尻ヒレに針掛かり・・・これは良くある出来事。
これは初めてです、ミミズさんでアユが釣れました!
しかも結構なサイズ!
ご諸兄のブログ、そこでの表現を拝借すれば、手応えはギュンギュン!?
写真は針を外した後なので、
ミミズは映っていませんが、
確かにアユの口元、
ミミズと針がしっかりと掛かり。
川コケはヌルヌル。
アユさんのお口に合わず、
食べるものが無くて?
ご経験豊かなご諸兄なら、
ひょっとして「アユのミミズ食い」はアリなんでしょうか?
もちろんですが、このアユさんは直ぐにリリース、水中を走って行きました。
ピンボケ写真で恐縮ですが、アユさん、側面に火傷のような跡が・・・冷水病?
こちらのアユ師さんと、少しおしゃべりしたのですが、
釣れるアユ、いずれもサイズは小さめとのこと。
・・・各位様も雨が望まれる昨今です。
<今週も夕まずめはサツキ狙い>
午前中は奥美濃は郡上白鳥の長良川で。
一旦、装備を仕舞いR156は下道を南下、大和の道の駅で温泉に。
その後、R156と長良川を挟んで反対側、県道の山影は待避線でお昼寝。
・・・林間からヒンヤリとした風が車内に流れてきます。
聞こえる長良川の調べ、駆け抜ける涼風、くつろぎのひととき。
郡上美並は先週末のポイント、夕まずめのサツキさん狙いですが、
主な結果はこれ。
たも網の中、とぼけた表情、下目使いのお外道ウグイ様に睨まれて。
いや、でも、良い引き具合でした。
・・・さすがは本流、清流は長良川。
掛かるお外道様も大モノでした。
<データ>
6月17日
*白鳥地区*
エサ :ミミズ、川虫
竿 :7m
仕掛 :針 吉村7号
水中糸 0.3号 4.5m
天井糸 0.6号 1.5m
錘 1号
釣果 :アマゴ 25cm 1匹
良いサイズのアユ 1匹
小アマゴ お外道様 多数
気温 :14~30℃
天候 :ピ~カンの青空 乾いた風
表層水温 :17℃
*美並地区*
エサ :ミミズ
竿 :10m
仕掛 :針 吉村8.5号、 水中糸 0.7号 9m
錘 B3号
釣果 :結構なウグイ 1匹 他お外道様 数匹
気温 :25℃
天候 :晴れ
表層水温 :20℃