小春日和は晩秋の週末、朝の琵琶湖。
湖岸をワインディングするR161は湖西を南北に走ります。
日差しを遮るものも無く、湖面からの照り返しが眩しく。
「・・・ねえ、このページ。この琵琶湖の白髭神社に行ってみたいの。」
若い女性が読者層の雑誌から、年甲斐も無く家内が見つけてきた記事。
その写真は安芸の宮島、その厳島神社のように、水面から顔を出す鳥居の様子。
https://biwako-genryu.shiga.jp/?page_id=639&gclid=CjwKEAiAmJvBBRDKpP724LigwngSJAAYRJXBJ-hET-Se95GOUEk8JWhirfJTkl8jCpcEZU2Zf20oJBoCmNvw_wcB
北陸道は木ノ本から入った湖北、湖西地方。
位置的にこの神社、名神経由で琵琶湖大橋を渡って湖東、湖南方面から回っても
大差なしに思えたのですが、まあ、暇な週末。
琵琶湖を一回りする覚悟で望んだ家内とのドライブです。
高島市街を抜けて間もなく目的地の白髭神社。
ところが、神社は七五三詣でで小さな駐車場は既に満車。
おまけにR161の対向車線は、この駐車待ちの長い列が大津市境近くまで。
・・・湖面に浮かぶ大鳥居を車窓から拝むだけで諦めました。
引き続きR161を湖岸に沿って南下。
湖西は琵琶湖の近くまで山が迫り風光明媚。
近江舞子を通り過ぎ、間もなく志賀。
「あ!びわ湖バレー!ここの”びわ湖テラス”も行ってみたかったの。」と家内が。
・・・これも若い女性向け雑誌の受け売りです、ハイ。
ロープウエイに乗って所要約数分、そこは標高1,100mの世界。
風も無く陽が降り注ぐ今日は、この標高でもさしたる寒さを感じない12℃。
流石に週末、お目当ての「びわ湖テラス」で飲み物を買う長蛇の列は40分待ち。
でも、飲み物を自販機の缶コーヒーとして、テラスのソファーを使わなければ、
眺めの良いテラスに陣取ることは可能とのこと・・・この手を採用しました。
風は無いのですが、ここしばらくの晴天続きで、視界は少し霞んでいます。
眼下は琵琶湖、空との境もおぼろげな、青一色の世界。
後ほど渡るであろう、琵琶湖大橋が遙か彼方に横たわっています。
テラスで缶コーヒーを飲んだ後、山頂を暫く散策します。
冬の間には小さなスキー場となるびわ湖バレー。
紅葉は山の中腹に広がり、
ここ山の頂上は既に寂しい雰囲気。
早くも日影の吹きだまりには残雪が。
早くも日影の吹きだまりには残雪が。
季節が少しだけ、先を行っています。
びわ湖バレーを後にして、先ほど山頂から眺めた琵琶湖大橋を渡って湖東へ。
湖岸道路、別名「さざなみ街道」を近江八幡へ向けて。
家内の次なるご要望・・・ラ コリーナ近江八幡。
http://www.clubharie.jp/shop/la_collina/index.html
おいしいバウムクーヘンが食べられる、の前振りでしたが、メチャすごい人混み!
それでも「突撃する!」の家内を一人で行かせ、小生は車内でお昼寝です。。。
郡上八幡、近江八幡・・・八幡の名の付く場所の近くは素敵な川や湖が。
いずれ綺麗な水と何かご縁があるような城下町。
小生的にはオシャレなショップより、水路のある旧市街を散策したかったのですが。
今日最後の訪問は彦根城、井伊家下屋敷の庭園は玄宮園、
そこでの和風庭園のライト・アップです。
風に無い今夕、お池の水面に映り込む紅葉には、その綺麗さ、息を飲みます!
数少ない、ピンぼけ・手ブレが酷くないカットを以下に何点か・・・
折角のチャンス・・・無風、鏡面なお池の水面。
オリンパスのデジカメはTough。
もち「手ぶれ防止機能」が付いてはいますが・・・
流石にシャッター開放1~4秒では効果無く。
我ながら、これは失敗しました、少なくとも「一脚」を持参するべきでした。脇を締め、息を殺しての撮影・・・
渓流釣りも同じです。
なかなか天候などの自然条件、「釣り日和」を選んで出立出来ないの事が常。
その満たされない条件を、装備、技量、工夫で補うことも、
また一つの楽しみではありますが・・・
叶うことなら、準備万端で行きたいもの。
またまた、粗忽者の反省でした。。。