もう間もなくで8月15日、76回目の終戦記念日です。
・・・いえ、改まって堅いお話をする訳では無くて。
当時の海軍の駆逐艦に「雪風」という軍艦がありました。
この「雪風」ですが、とても運が良い艦、強運の持ち主でした。
幾多の海戦を戦い抜いて、大戦末期にはあの戦艦「大和」と沖縄に向け出撃、
軽巡「矢矧」を筆頭に僚艦8隻の駆逐艦はその護衛として参戦したのです。
片道分の燃料だけの決死の作戦。
爆撃機から降り注ぐ爆弾に潜水艦からの発射は海を走る魚雷、
それを上手く回避して先を目指すものの、「雪風」と他一隻を残して、
他「大和」や「矢矧」は九州の沖合で残念ながら波間に没してしまったのです。
http://www.hasegawa-model.co.jp/ より |
このお盆休みの前半に、家内の二度目のワクチン接種に付き添いました。
家内はまだ51歳です(ここだけで・・・)。
家内はまだ51歳です(ここだけで・・・)。
周囲を見渡しても、
我々の両親はお歳でもあり、流石に既に終えていますが、
二度目の接種を終えた同世代、それは医療従事者の義妹(家内の妹)くらいです。
小生もようやく一回目、それを職場接種でお盆休み前に終えたばかり。
名古屋に住む家内の姉や旦那に至っては、お気の毒に一回目も未だの状態です。
それを考えると、年齢の割にはとても早い家内の接種でした。
実はその経緯が駆逐艦「雪風」のように強運で・・・
7月初旬に家内の予約券が届き、
即、お役所へ電話で予約したその30分後、
何と近所の内科から、キャンセルが出た、のご連絡が。
勝機を逃さない我が家内です、即座にその内科に馳せ参じて。
その時点で早くも一回目の接種が終了でした。
・・・勝負事を必ず勝ちにする、毎度、彼女のこの攻めの姿勢!
二回目はお役所が主催する大規模会場、市民会館での接種でした。
この接種後は重い副作用が心配されます。
もっとも、それは特に若い女性が顕著とのこと。
更年期が真っ只中(重ねて、ここだけで)には、要らぬ心配かもしれません。
・・・とは言うものの、何か異変があっては一大事です。
そして、これまた運良くも、タイミングは小生がお盆休みの最中です。
酷暑の中、付き添いとして小生の運転で行ってきました。
会場の組立椅子でワクチン接種を待つ人々、
どう見ても、我らより一回り、ご年配の方々ばかり。
心配された翌日、家内のご様子は・・・
腕が若干で痛いものの、平熱は35度台に微熱の36.6度、
頭痛、倦怠感も特に無さそうで至って元気。
食欲もいつもながらで結構に旺盛で・・・
寝込むことを懸念して、小生でも簡単に作れる食材、
それを数日分ほど家内は準備・用意したのですが徒労でした。
翌々日も大きな変化・異変は無く本日まで。
身内では家内のお義母さんは軽度でしたが37度の発熱を。
義妹に至っては若干で若い為か、38度中頃の発熱とのことでした。
小生の周囲で先行する方々、そのお話では約8割が何らかの異常をご経験です。
そのことを思えば・・・
いつも感服するのですが、家内の事に臨む準備、姿勢、そして用心・・・
それがあるからこそ、がっちりと手元に引き込む「強運」なのかもしれません。
戦国時代なら間違いなく一国一城の主、釣り師なら小生より素質があるのやも!?
(ほんと、ここだけで、殺されちゃいます。)
何はともあれ、よかったね。