数年に一度の厳しい寒波、寒い日が続きます。
こんな雪の日は・・・管釣りに限ります!?
昨日は金曜日、お仕事はお休みを頂いて、本当に管釣りへ。
いえ、これ、決して寒さにかまけたドタキャンならぬドタキュウではなく、
前々から予定を組んだお休み。
たまたま、休暇日が斯様な仕儀に成っただけなのです。
・・・だいたい、本当の管釣り日よりに雪は不要です!
R365は関ヶ原から四日市へ、養老と鈴鹿の山脈に挟まれた、
雪景色は牧田川からなる扇状地を登ります。
当方のハスラー号は軽四駆のスタッドレスで「全天候型」戦闘艦。
雪景色は牧田川からなる扇状地を登ります。
当方のハスラー号は軽四駆のスタッドレスで「全天候型」戦闘艦。
これくらいの雪道は何のその。
圧雪路の登り坂で踏み込めば、お尻を振りながらの前進です。
圧雪路の登り坂で踏み込めば、お尻を振りながらの前進です。
いなべに向けて白銀のR365を南下します。
到着しました・・・これでも午前11時半。
気温-3℃、雰囲気は「管釣り場」というより、まんま「スキー場」。
午後券での釣りのため、しばし暖炉のカフェで早めの昼食です。
・・・あ~、ここは天国、暖かい。
午後からの開始と覚しきカフェで時間を過ごすご同輩は3名のみ。・・・あ~、ここは天国、暖かい。
隣接する1号池を覗き込んでも、釣り人の姿は見られず、です。
支度を済ませ、意を決して寒いお池に出てみると・・・
案の定はガラピ~な釣り場。
修行僧でもあるまいに、大寒波は極寒の中、
平日とは言え何で斯様な雪日に管釣りを?
その答えはこれです・・・目論見通り、ガラガラの釣り場!
小生と同じく、モノ好きなご同輩は若干数名ほどお見えですが。
更に1号池を下った2号池に至っては・・・
人っ子ひとりナシ!
寒ささえガマンすれば、もう、やりたい放題!!
・・・おもむろに、リールのドラグを、ダラダラに緩めて。
・・・右へ左へ、お構いなしに下手クソなキャスティング。
・・・岸沿いのトレースなんて、絶対に普段は出来まへん。
小生の定番はマイクロ・エアー・ブローのサクラ色。
早くも3投目からヒットです・・・こりゃ、エエわ。
サイズ的には小ブリですが、緩めたドラグの効果でしょう、
チリチリとリールが鳴き、心行くまで引きが楽しめます。
・・・ただ、あまりに緩め過ぎたのか、フッキングが不十分、
続くヒットではバラシが多発・・・少しだけドラグを固めに。
まま吹雪が止んで雲間を青空が覗きます。
でも、そんな天気は、短くも儚い出来事。
暫くで、雪風が、またまた吹きつけ出し。
ガンバるご同輩各位、ほんと、ごくろうさまです・・・
・・・1号池に戻り、今ひとつ、普段は出来ない「夢物語」をば。
ここの桟橋、
普段は「釣り人銀座」の様相、
下手クソが割り込む余地は無く。
でも本日はご覧の通り・・・
ただ、粗忽者には要注意。
降り積もった雪で足を
スベらせようモノならば・・・
慎重に。
背後で何やら物音が。
桟橋の角ではご老体、お取り込み中の模様です。
でもこれ・・・竿の撓り方が尋常ではありません。
しばし、当方も手を休め、ハラハラと、成り行きを見守ります・・・
弓なりに撓った竿先、細い管釣り糸の先にはブラ~ンと大きな魚体。
たも網に収まったニジマスさんは、マグロ?かと見間違えるほど!
「いや~、足下で来ましたよ。粘った甲斐がありました。」
は、ご老体の弁。
・・・ここの管釣り、まま、斯様なお魚が掛かるからイイんです。
当方も負けじとガンバります。
・・・お!アタリ!と思ったら、
釣り糸がくみ上げる僅かな水分、竿のリングに溜まって瞬間氷結、
で、糸の巻き上げに抵抗が掛かって・・・
極地での定番は、「濡れタオル」の振り回し、あれと同じ現象でしょう、
何回か、こんな極寒の日に訪れていますが、こんな事象は初めてです!
寒さの桁が違うのでしょう。
全日で氷点下であった三重県いなべの管釣り場。
極寒の今年の初釣りでしたが、釣果はそこそこ。
いい滑り出しでした・・・
次回はいよいよ解禁明けの渓流かな??