昨日はお仕事で名古屋は熱田区、白鳥へ行ってきました。
寒い日が続きますが、幸いにも少しだけ寒さが和らいだ昨日。
一日を終えて西高蔵の地下鉄に向かう途中に渡った堀川、
冬晴の赤みがかった夕景を映し出して綺麗でした。
堀川端が高校時代の通学路であった小生。
ここから、この堀川をさかのぼるは3kmほど、
中区は山王橋界隈が小生の生まれ育った故郷です。
2年前の夏にも、今日のようにお仕事で白鳥へ。
その時は、熱田球場から聞こえる高校野球の大きな歓声応援から、
30年前の甘くもショ~もナイ顛末な出来事が思い出されて。
・・・ふるさとの川。
ぼんやり眺めていると、また、いろいろな事が思い出されます。
それは高校3年生の秋でした。
B子さんとは体育の授業でバドミントンのペアとなり、
それから仲良くなりました。
文系のクラスだったB子さん、既に進路は決まっていて看護学校へ。
早くにお父さんを亡くした彼女、お母さんも看護師さんでした。
とても、しっかり者であったB子さん。
在学中は同級生のS君、そしてC子さんとWカップルで、
長久手は青少年公園などへ行った記憶が良い思い出に。
月日は流れ、もうすぐ卒業。
かたや、理系の小生は誠に持って親不孝者、
卒業後は軍隊じゃ無いけれど「予備役」に着任で候。
また月日は流れ、そんな18歳の初夏。
週末は土曜日の夕方、彼女の入った全寮制の看護学校にほど近い、
地下鉄は港区役所まで、堀川沿いは単車のCB50で通います。
そこから二人して地下鉄に乗り、夜の帳は名古屋港まで。
ふるさとの川、堀川はその河口。
当時の名古屋港には水族館はもちろん、
観覧車なんてオシャレなモノも無く、有ったのはポートビルくらい。
夕涼み、港の夜景が見える公園、海風を受けながらの散策。
疲れたらベンチに腰掛け、暫くおしゃべりです。
寮の門限が確か10:00だったかと。
それに間に合うべく、駅まで駆け足、また二人して地下鉄に乗り、
港区役所の地上出口で、さようなら。
・・・単車での堀川沿いは帰り道、暖かい夜風が心地良かったです。
今思えば、彼女とちゃんと付き合っていたのか・否か。
少なくとも、自分は当時、そのつもりでしたが・・・
しかし、その夏が終わる頃、B子さんから彼氏が出来た、と告げられて。
年の割に落ち着いて、大人びて(悪く言えば、フケて!?)見える小生。
彼女にしてみると、バトミントンの頃から、良い異性の話し相手、
ひょっとしたら、お父さん、の様だったのかも?
「もう、彼の車の助手席に、見覚えの無いイヤリングが落ちていて・・・
ホント、イヤになっちゃう!」
19のオレに、斯様なお困りごとまで、初秋の港で相談された日にゃ。
年の割に落ち着いて、大人びて(悪く言えば、フケて!?)見える小生。
彼女にしてみると、バトミントンの頃から、良い異性の話し相手、
ひょっとしたら、お父さん、の様だったのかも?
「もう、彼の車の助手席に、見覚えの無いイヤリングが落ちていて・・・
ホント、イヤになっちゃう!」
19のオレに、斯様なお困りごとまで、初秋の港で相談された日にゃ。
♫・・・ 今もあの子、長い髪のままかな~♫
もちろん、このB子さんも、今の家内では無く、
今回も、ショ~もナイ顛末のお話しでした。
脇を流れる谷川の様子を見ながら、延々と登る曲がりくねった人生の峠道。
どこか釣れそうなポイントは?
この川をさかのぼりながら。
でも、小生が思うに・・・
峠の頂(いただき)、それは、もう、そろそろ。
はたまた、既に若干で下り気味?
本格的な下りに掛かると、残念、今来た道が見えにくくなります。
だから、その前に・・・
こんな感覚からでしょうか?
最近まま、ショ~もなくも懐かしい、昔の出来事を思い返しちゃいます。
「何をトロくせ~こと、言ってんだい!この若年寄りが!
そこそこ、あの岩影はぜっちゃ~(絶対に)、釣れるに!」
と、峠を登る自分自身に名古屋弁で。
・・・今年も、間もなく、また旅が始まります。
<渓流写真は昨春の初釣果、佐見川・稲田川。
今年のそれは、いつ、いずこ??>