・・・今年もまた、男は旅の準備を始めます。
去年の秋に押し入れへ仕舞い込んだ車中泊の用具、
それを引っ張り出しての旅の準備。
まずは大物、座布団に寝袋を。
軽自動車はハスラーでの車中泊。
唯一で寝ることが可能な、助手席からその後部座席を倒しての寝床、
そこをフラットにする座布団です。
家にあるものを流用して、はたまた安価は自作品、
それらでの車中泊が我がモットー。
この寝袋は封筒型ですが、
今年は季節の歩みが早そうだから、人型の寝袋は出番は無しかな?
それから窓ガラスを覆う断熱材は銀マット。
キャンプ道具は地面に敷く銀マット、それを使用しての自作品。
これが有るか・無いかでは、車内の温度は大違い。
丁度いいサイズの麻袋に詰め込んで。
近代戦は電子戦、渓流釣り・車中泊も然りです。
電子機器の補助バッテリー、サーキュレーターに充電を。
これらばかりは、流石に自作が叶わず・・・
しかし最近の電子機器、
定格電圧はいずれも5Vなんですが、ソケットのタイプがマチマチ・・・
USBのAタイプとかBタイプとかCタイプとか、
結果、やたらとケーブルが増えます。
・・・A・B・Cは恋の手順はその旅路。
もう、悩み多きおじさんは、それだけでお腹いっぱいです。
そういや・・・
悩み多きオジサン、その悩み故の必需薬も。
賞味期限?も問題なくOK!
これらを全てカバンに詰め込みます。
さあ、あとは・・・
ハスラーの天井裏に竿棚を設置して。
そんな中、
「ねえちょっと、庭のキンモクセイだけど、新芽がボロボロよ・・・
きっと毎年のイモ虫だわ。
ああ、気持ちが悪い!何とかしてよ!!」
と家内から。
しょうがねえな~。
明日の朝、寝袋を干すと一緒に、虫退治とするか・・・
・・・4月の抜けるような青空の下、
男はオオモノの夢を見ながら、旅の準備を始めるのであります。
<渓流風景は夏の奥飛騨 高原川から>