2017年2月22日水曜日

アウトドア・デジカメ~オリンパス TG-860 Tough

ご諸兄各位殿


いつもの渓流釣行で携帯するカメラ、オリンパス TG-860 Tough。
https://www.olympus-imaging.jp/product/compact/tg860/

旅行や釣行のお供だけでは無く、お仕事でもよく写真を撮影する小生、
ハードタイプの収納ケースと相まって、非常に重宝しています。

手元からの落下衝撃には耐えられる堅牢ボディー、ずっしりとしています。
水深15mでの水中撮影が可能。
・・・もっとも、渓流釣りでは川には潜りませんが。

一昨年夏からの本ブログ掲載写真の撮影はこのカメラ、オンリーです。


既に生産が終了した機種、でも、アマゾンなどでは今でも購入が可能。

後継機種のTG-870は基本的な仕様は変わりませんがボディの色がカラフルで、
アートフィルターやシーンモードの機能を充実させています。


このカメラのシーンモードなんですが、860でも結構、楽しめるんです。

通常、小生はPモード(プログラム撮影)でアートフィルターは「ポップアート」、
色の美しさを強調する設定です。


空はどこまでも青く、
川の流れは深く碧く。

浮かぶ雲は真っ白。

枯れかかった木々は
灰茶色で、岩山の緑
は深く濃く。

・・・コントラストが明確です。




先代のパナソニックLUMIX(益田川で水没)も良い色合いを出していましたが、
「色ノリ」はこちらの方が良いような・・・
と言うか、より一層で自分好み、思ったような表現が叶います。

自然の持つ色をオーバー気味に表現、でも、嫌みが無く。




もう一つ。
アートフィルターなんですが、これは遊び心も満載!

冬の夕暮れは犬山城、木曽川に掛かる犬山橋からライン大橋を望みます。


Pモードのポップアートで。

雲が厚くて光量が少なく、
余り立体感の無い仕上がり。

・・・撮影者の技量不足!








で、これを同じくPモード、
「ドラマチックトーン」で撮影。

光量、露出不足の関係で、
つぶれ気味だったお城の下、
明暗がクッキリ!
奥行きのある風景に!

おまけに、この怪しい雲!
・・・まるで風雲たけし城!
若い人は知らないっかな?


好きなんです、このアートフィルターは「ドラマチックトーン」。
本来なら帰宅後に画像処理するのでしょうが、撮影時にドン・ピシャな表現!

お千代保稲荷の表参道。
う~ん、怪しい雰囲気・・・
こんなお店でウナギを食べたら、キツネか何かに憑依されそうな。




下のアユ師さんは長良川でのサツキ釣りで。
この御仁、じりじりと小生の釣り座に寄ってきたんです・・・

頼むわ、やめてちょ~!(名古屋弁)
・・・当然、ボ~ズでした。


まあ、こんな意地の悪い表現も、たまにはアリなのでは。。。
ほんと、面白いモードです。

水中撮影もこのとおり、そつなくこなします。



ただ、たも網の中は被写体との距離が短く、マクロモードを使用。
もしくは小さめなお魚しか納められません。

是非とも水中を優雅に泳ぐアマゴさんの群れをいつかは捉えたく。
・・・やっぱり、潜らなきゃダメかな??


シーズン始めの釣行は残念ながら「渓流釣り紀行」ならぬ、
「渓流撮影紀行」になりそうですが、このカメラが手元にあると楽しめます。

今春も不甲斐ない釣果が暫し続きますが、鮮やかな春の景色だけはお約束。
懲りずに、ご容赦・ご愛読頂ければ、これ幸いです。